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野鳥の「ヒナ」を拾わないで!

ページID:0018008 更新日:2023年7月7日 印刷ページ表示

春から初夏にかけて、野鳥の繁殖シーズンを迎えると、道路や木のかげで、ヒナを見かけることが多くなります。

そのヒナは親鳥と離れてしまっているわけではなく、親鳥から学んだエサの取り方や空の飛び方を練習しているところです。

多くの場合、親鳥もその姿を近くで見ていると言われています。

巣立ったばかりのヒナを保護することは、親鳥からヒナを「誘拐」してしまうことになります。

見かけたときには、手を出さず、そのままにしてその場から立ち去りましょう。

よくあるご質問

Q ヒナを見つけたら、どうしたらいいか。

ヒナがいても近くで親鳥が見ていることがあります。

もし人間がヒナの近くにいると、親鳥は警戒してヒナに近づくことができません。

近くに親鳥の姿が見えなくても、ヒナと鳴き声でコミュニケーションをとっています。

手を出さず、そっとしてその場から立ち去りましょう。

 

Q 人間が野生鳥獣やその子ども(ヒナ)を育てることはできるか。

人間がヒナを自立できる状態に育てることは非常に難しいことです。

ヒナは親鳥から、エサの取り方や自然の中での生き方など、様々なことを学びます。

もし、身体が成長できたとしても、自然界で生きていくことは困難です。

また、野鳥を許可なく捕まえたり、飼養したりすることは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」によって禁止されています。

 

Q ネコなどに襲われないか、車に轢かれないか心配。

可能であれば、近くの木の枝先や動物の近づきにくいところで、空き箱などに入れて置いてあげてください。

また、道路が近くにあり、危ないときには、近くの草むらに移してあげてください。離れていても鳴き声で親鳥は気付くことができます。

注意点

野生の動物は人にも感染する病気を持っている可能性があります。手袋などを使い、直接手で触れないでください。


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