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更新日:2022年12月21日
愛媛県では、海洋プラスチックごみの効果的な削減につなげていくため、今年度実施した、県内4地点におけるマイクロプラスチックを含む漂着ごみと漂流ごみの調査及び立入困難地域における漂着ごみの現状把握調査の結果をとりまとめました。
地 域 |
漂着ごみ調査 |
漂流ごみ調査 |
東 予 |
大三島大見地区海岸(今治市) | 斎灘(安芸灘) |
東 予 |
燧灘 | |
中 予 |
高野川海岸(伊予市) | 伊予灘北部 |
南 予 |
伊方越鯛ノ浦(伊方町) | 宇和海中部 |
南 予 |
船越海岸(愛南町) |
〇個数では、全ての地点で「プラスチック」が最も多い。
〇東中予と比べ、南予が1.6~3倍程度多い。
〇令和2年度調査結果と比較すると、ごみの量(重量)は全地点で減少している。
〇個数では、全ての地点で「海域由来」の割合が最も高い。
〇海域由来の内訳は、全ての地点で「カキ養殖用パイプ」「カキ養殖用まめ管」の割合が最も高い。特に瀬戸内海側の高野川海岸(伊予市)と伊方越鯛ノ浦(伊方町)では90%以上を占める。
〇容積では、船越海岸(愛南町)を除く3地点では「容器包装」の割合が最も高い。船越海岸(愛南町)では「海域由来」の割合が最も高い。
ウ 言語表記
〇船越海岸(愛南町)では、「ペットボトル」「ボトルのキャップ」「浮子」全てにおいて「日本語以外」のものを確認した。
〇人工ごみの個数は宇和海中部が最も多い。
〇宇和海中部では「発泡スチロール」の個数密度が最も高く、漁業経営体数と相関関係がある。
〇海岸部では、南予の2地点で多い傾向である。
〇沿岸部では、宇和海中部が最も多く、他の3地点の平均の4倍に上る。
〇マイクロビーズや人工芝はいずれの地点からも検出されていない。
1.調査地点
南予全域(大洲市、伊方町、八幡浜市、西予市、宇和島市、愛南町)
2.調査結果
〇南予地域で確認した漂着ごみの堆積箇所は563ヵ所。
〇全地点の評価ランクの合計は324,788となり、5.5mの和船(軽トラック相当)約32,479艘分にあたる。
第3章第1節(その1(PDF:9,159KB))(その2(PDF:7,372KB))
第2章(全体(PDF:888KB))(大洲市(PDF:311KB))(伊方町(PDF:3,531KB))(八幡浜市(PDF:515KB))
(西予市(PDF:152KB))(宇和島市(PDF:5,211KB))(愛南町(PDF:1,941KB))
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