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更新日:2023年9月12日
伊方発電所では、重大事故が起きないよう何重にも安全対策が取られています。さらに、万が一、事故が起こったとしても、拡大させないよう様々な対策が講じられていますが、日ごろから事故が発生したときのために、備えておくことが大切です。
伊方発電所で原子力災害が起こった場合にとるべき行動を事前に確認しておきましょう。
緊急時における避難や屋内退避など、とるべき行動は、原子力発電所からの距離に応じて異なりますので、お住まいの地域について、普段から把握しておくことが大切です。
愛媛県では、原子力災害対策重点区域として、伊方発電所からおおむね半径5km圏内を「PAZ」、おおむね半径30km圏内を「UPZ」と設定しています。また、UPZのうち、PAZより西側の佐田岬半島の地域は、放射性物質の放出等により陸路での避難が困難になる場合があるため、PAZに準じた避難等の防護措置を準備する「予防避難エリア」として定めています。
万が一、伊方発電所で原子力災害が発生した場合、PAZ対象市町は速やかに避難、UPZ対象市町は屋内退避など、発電所からの距離や状況により、とるべき行動が変わってきますので、まずは、お住いの地域が、原子力災害対策重点区域に含まれるかどうかを「愛媛県広域避難計画」やお住いの市町が作成している「避難行動計画」などで事前に確認しておきましょう。
伊方発電所において原子力災害が発生した場合、県や関係市町などから、防災行政無線、広報車、緊急速報メール、テレビ・ラジオなど様々な手段を使って必要な情報を速やかにお知らせします。自分のいる場所や事故の状況に応じて対応が変わっていくため、「うわさ」や憶測に惑わされないで、県や関係市町などの情報に基づいて、落ち着いて行動してください。
伊方発電所で事故が発生した場合、放射性物質が放出される可能性があります。建物に入ることで、放射線による影響を回避したり低減させることができ、このことを屋内退避といいます。屋内退避の指示が出された場合は、すぐに自宅などに入り、外に出ないでください。
避難等の指示は、早め早めに出されるものです。避難の指示が出されたら、落ち着いて行動してください。
愛媛県では、県民の皆様に、広域避難計画等の原子力防災計画に対する理解を深めていただくための啓発動画を作成しています。こちらも、ご覧いただき、ご自身の避難手順を確認し、万が一の原子力災害時にも冷静に行動できるよう心がけてください。
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