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更新日:2017年3月31日

興味を突き詰めて 光合成研究という仕事へ

杉浦美羽さん

杉浦 美羽(すぎうら みわ)さん

愛媛大学プロテオサイエンスセンター 准教授

愛媛大学プロテオサイエンスセンター 准教授(理学部化学科兼務)。

昭和43年(1968年)兵庫県生まれ。

神戸大学大学院で博士の学位を取得後、理化学研究所 基礎科学特別研究員、大阪府立大学大学院 助教を経て、平成20年(2008年)より現職。

この間、フランス原子力研究所 共同研究員、放送大学 講師を兼任。

平成22年(2010年)10月~平成28年(2016年)3月まで科学技術振興機構ーさきがけ 研究員を兼任。平成23年(2011年)日本女性科学者の会「奨励賞」受賞。

現在の仕事の内容とやりがい

私の主な仕事は研究と開発で、研究指導を兼ねて学部生や大学院生と共に進めています。

「植物の光合成では、どうやって効率良く太陽エネルギーを生物が使えるエネルギーに換えているのか?」、「光合成では水を分解して酸素を出すけれど、地球上の生物の呼吸に使われる酸素を全てまかなえるほど高効率で水を分解できるしくみは?」など、光合成のしくみを解き明かすことを目的に研究しています。

また、光合成を利用して最近の深刻な問題であるエネルギー・環境問題を解決することを目指し、バイオ太陽電池、燃料電池のための水素生産技術の開発を進めています。

研究はとても楽しく、いつもワクワク、ドキドキしています。

研究成果を論文や学会で発表して国内外の研究者と討論するときは、研究者として最もやりがいを感じるときです。

研究成果が認められて多額の研究費をいただくとプレッシャーに思うこともありますが、それ以上に、自分が知りたいと思う光合成の仕組みを解き明かせることを楽しく思います。

また、私の研究に興味を持って一緒に研究に励んでくれる学生たちが、研究生活を通して大きく成長していく姿を見ているのもまた、大きなやりがいを感じます。

研究の様子←研究の様子

現在の仕事を始めた理由・きっかけ

「現在の仕事を選んだ。」というよりは、「興味を突き詰めていったら、気がついたら今の仕事に就いていた。」というのが本当のところです。

大学4年生で研究が始まると、私は実験にのめり込んでしまいました。

音楽活動やスポーツなど、私は趣味を沢山持っていましたが、研究はこれらよりも「ずっと面白い!」と思いました。

学生時代に指導くださった先生も、博士号取得後に博士研究員をしていた時の理研の先生も、研究結果について話すときには、若かった私を対等の研究者のように扱って討論してくださいました。

このようにして学生時代から研究にのめり込み、自分の興味ある研究ができる場所を探していたら、今の仕事になりました。

今から思えば、良い先生方に恵まれたことが現在の仕事に就けたきっかけかもしれません。

仕事と生活のバランス

大学等のアカデミア研究者として生きて行くと、人生設計が立たないのが世界共通の認識です。

私も他の研究者と同様に、研究のできる環境を求めて転々としてきました。

何よりも研究を優先してきましたので、いわゆる「普通」の人生ではないかもしれません。

私は「余裕のある精神状態でなければ良い研究はできない。」と考えていますので、研究時間は可能な限り取りますが、家族や友人と過ごす時間を何よりも大事にしています。

また、リフレッシュするために、仕事が一段落すると、趣味のマリンスポーツを目一杯楽しむようにしています。

「研究も生活も楽しくなくちゃ!」というのが私のモットーで、仕事と生活のバランスは一年を通して見れば取れていると思います。

後輩へのメッセージ

もし、あなたが将来、研究に関わった仕事に就きたいと思っているのでしたら、「自分の興味を突き詰めたい」のか、それとも「研究に携わりたい」のかをじっくり考えてみてください。

前者には、大学や公的研究所での研究者などが、後者には企業での研究・開発部門、そして、研究所や大学での研究補助員などが相当します。

この他に、特許申請に携わる弁理士、研究開発に関する記事を紹介する新聞社や出版社の記者という道もあります。

前者はポストが大変少ないために、正規の職を得るまで人生設計が立ちませんが、人生をかけた充実した仕事ができるはずです。

後者は職を得るチャンスが沢山あり、短時間勤務なども選べるため、人生設計を立てやすいです。

研究をするのに大事なことは、「何かに興味があって知りたいと思うこと」と「手を動かすのが好きなこと」で、決して「成績が良い」とか「小さい頃から理科教室に通っていた」などではありません。

もし、あなたが科学あるいは研究に興味があるのでしたら、まずは大学で基礎を学び、自分の興味を大切にして卒業研究を経験して、じっくり将来を考えませんか?

研究室ホームページ

http://chem.sci.ehime-u.ac.jp/~biochem1/purofi/02sugiuramiwa2.html(外部サイトへリンク)

愛媛大学ロールモデル集

http://hime.adm.ehime-u.ac.jp/materials/pdf/rolemodel.pdf(外部サイトへリンク)

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お問い合わせ

県民環境部男女参画・県民協働課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2 

電話番号:089-912-2448

ファックス番号:089-912-2444

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