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更新日:2016年4月21日

企業の事例紹介 vol.002

ひめリットとは愛媛(ひめ)の女性(ひめ)の力を結集し、新たな価値(メリットを想像することを意味しています。

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女性が輝く企業の事例紹介 vol.002

数名のロールモデルの出現で、社内での女性活躍気運が高まることにより、周囲の理解につながっている

キーワード「女性管理職」「マネジメント能力」「キャリアアップ」「ロールモデル」「出産・子育てに関する制度」

株式会社セイコー不動産 インタビュー

株式会社 セイコー不動産 インタビュー2

結婚や出産で退職する傾向が強い不動産業でありながら、積極的に女性活躍・働き方改善プロジェクトチーム(女性活用・輝きプロジェクト)を発足させるなど、女性の継続就業を応援しているセイコー不動産さん。ロールモデルの女性たちが積極的に意見を出し改善することで、社内の理解・環境づくりがなされています。会社の取り組みについてインタビューしました

育児休暇を活用。優秀なスタッフの継続就業へ

山下さん

 --- 皆さんの自己紹介からお願いします。

山下さん リフォーム部新居浜店店長の山下美保です。リフォームの仕事を担当しています。

大西さん 大西雅美です。新居浜店建築部コーディネーター チーフコーディネーターをしています。1戸建て住宅を建てられるお客様のコーディネートをしております。

黒岩さん  四国中央店不動産住宅事業部の黒岩千聖(ちさと)、27歳独身です。不動産の営業をしていて、土地のご案内や新築のご提案をしています。

伊藤さん  新居浜店賃貸部の伊藤美幸です。役職は賃貸部リーダーです。 

 

 

大西さん曽我さん   新居浜店のハウジングアドバイザー 曽我瑞枝、子どもは3歳と1歳で、復帰して半年です。出産ぎりぎりまで働かせてもらって、出産し、10か月の育休を取らせていただきました。育休取得者は松山店で1名と私の計2名で、新居浜店では私が第1号でした。私はパートだから、取れると思っていなかったんです。娘の保育園継続のこともあり、長期休暇にしてほしい、在籍しているようにしてほしいと店長に相談したんです。店長が会長と社長に話してくださって、育休の制度を使いなさいと提案されたのです。正直びっくりしました。

--- 育児休暇取得者の前例がないところ、曽我さんにご提案された経緯を教えてください。


山下さん   今まで過去に経緯がないというのは、希望する人がいなかったというのはもちろんあるのですが、彼女の場合は、出産後も働きたいという意思があったのと、優秀な社員なので、会社としてもつなぎ止めておきたい、戻ってきてくれるのであればというところです。会長・社長も躊躇することなく「戻ってきてもらうように」ということでした。 

 黒岩さん曽我さん   復帰への心配はありました。復帰の2日目に息子が入院したんです。結局慣らし保育も、復帰もずれ込み、復帰はやめておいた方がいいのかな、と思いました。風邪をひいても、今までは1人だったのが2人になると聞いたことがあったのですが、身をもって感じました。入院だったので仕事場に顔を出せずに、電話しかできなかったのですが、「構わないから、戻ってこられるタイミングで戻っておいで」と。中途半端な気持ちではなく、戻らなきゃって思いました。
今は時間に余裕があるので、特に悩みはありません。復帰の時は、慣れない環境で一からよりも、慣れたところの方がありがたいです。 

 

 

 

 

 

 

ある程度、働き方も含めて環境を変えていく柔軟さが会社には必要


伊藤さん山下さん 住宅の営業は女性に向いていると思います。会長・社長の夢でもあり、女子力を活かし、お客様にきめ細かなサービスができる会社になっていきたいという想いがあります。少子高齢化で労働力が足りなくなる中、女性に活躍してもらわなくては成り立っていかないだろうという、社会全体の流れもあります。まずは女性が活躍できる場所を提供して、その中で輝ける仕事を、ポジションを作っていきたいと思います。
まだまだこれからで手探りの状態ですが、少しずつ動き始めたかなと思います。初めて経営計画書の中にも「女性の意見を活かして業務を改善していく」という言葉が盛り込まれています。昨年に土台、基盤がやっとできてきて、これから上に建物が建っていくイメージです。外部の力も借りながら、今年はもっと明確な形にしていきたいと思っています。

大西さん 私が入社した頃と比べると、女性社員の割合が多くなってきているのを感じます。私の仕事内容は、カーテンや照明を決めたり、家の中のあらゆる色を決めることです。今は、インテリアコーディネーターは女性というイメージがあると思いますが、10年、20年前は男性が担当していて、それが女性に移行してきた状況です。スタッフは女性ばかりの環境で、女性の意見を尊重してもらっています。陰にいたところを外に出させていただいていると感じます。
ただ、時間的な拘束があります。施主様との打ち合わせは一般の方が休みの時なので、夜、土日というのがほとんどです。
そのため、結婚と同時に辞める方も多かったです。家庭を持ちつつ、土日のお客様との打ち合わせは難しいと思うので、これからは改善も考えなくてはなりません。また逆に、家に住むのは男女問わずですから、男性のコーディネーターがいてもいいのかなと思っています。

曽我さん山下さん 今はどうしても1人にかかる負担が大きいです。やりがいはありますが、0から10を全て1人でやるところに無理がある状態です。最新のシステム・10Tを導入し、手を抜くということではなく、極端なことを言えば、ロボットでもできることはAI.(人口知能ロボット)に任せて、徹底的に時短に取り組んでいきたいと思います。
特にこれからは、育児・介護を抜きにして仕事をするわけにはいきません。一生懸命頑張るだけではなくて、ある程度働き方も含めて環境を整えていかないといけない。そこに対応できる柔軟さが会社に求められていると思います。今の仕事だけではなく、例えばその期間だけ別のポジション、今までの経験を活かして他のポジションで働くことができれば、もしかすると違う視点からまた違う発想が出るかもしれません。これからは女性だけではなく、男性でも育児・介護に携わらなければならないとすると、いろいろな状況、人において、多様な働き方を提供できるのが会社であって、そこに柔軟性がないと残っていけないと思っています。

黒岩さん 私が入社した時と比べると、女性の営業も増えてきて、継続就業する方も多くなってきています。不動産の営業は男性のイメージが強く、お客様が女性の私に不安を感じているのがわかりますが、仕事を一緒にすると認めてくれます。女性の売主さんは不安に思っていることが多く、女性の私が対応することでうまくいくこともあります。お客様からは女性の営業がいてよかったと言われることもあるので、やりがいがあります。男女の考え方の違いに悩むことも、言いたいことがうまく伝わらない時もあります。でも逆に、女性のお客様は○○の感じ、○○のようなと表現して伝わりますが、男性には全く伝わらないんです。

伊藤さん 私は入社した時は賃貸部がありませんでした。私が最初の賃貸部の営業だったのですが、スタッフに教えても辞めることの繰り返しでした。ここ5〜6年で、どの店も女性が継続して就業していると感じます。他の企業は女性が積極的に営業しているところが少なく、弊社は女性の対応で小さな心配りができると好評を得ています。課題はどの店舗でも退社時間が遅いことで、今後改善に取り組んでいきたいことでもあります。一人のお客様を一人で対応してしまうと契約まで担当することになるので、係を決めると効率よくできるかなと思っています。 

曽我さん 私の仕事はハウジングアドバイザーです。リフォーム後のお客様宅にアフターフォロー訪問をしたり、賃貸オーナー様のご自宅に空室状況などの確認にお伺いさせて頂いております。新居浜店には、私を含め4名のスタッフがいます。訪問先が女性や年配の方だと、女性スタッフは安心されることが多いです。男性だったら居留守を使うこともあったりするかもしれませんが、女性の訪問だとそこでぐっとハードルが下がります。必要があれば、現場の写真を撮って営業スタッフに報告しますが、写真撮影の時も周りに洗濯物があったりしても撮らせてくれるのは女性の私だから安心しているんだな、と思います。

後に続く女性が更に働きやすくなるように声を上げていく

インタビュー風景(セイコー不動産)1

--- 御社では働き方改善のプロジェクトチームが立ち上がると聞いていますが、その経緯を教えてください。

山下さん 経営計画書の中には半年に1度、女性の声を聞き、業務改善していくことが掲げられています。2か月に1回は女子会を立ち上げ意見交換会を行っています。基本となるプロジェクトチームのメンバーはいますが、時間の制約のあるパートやフルタイムの悩みであったり、みんなの能力をどうすれば限られた時間の中で最大限に引き出すことができるのかを考えていきたいと思います。すでに建築部はフレックスの導入もしています。在宅勤務の導入も視野に入れ、女性を優遇させることではなく、男性もみんなが働きやすい環境を、責任も果たしながら、女性の特質を生かして会社に貢献できるようなチーム作りができればと思っています。

黒岩さん 私の母は看護師で、産休を取って復帰して頑張っている姿を見ています。できるところまではしたいなと思います。結婚しても続けたいのですが、結婚した相手次第でわからないですね。(笑)

山下さん 私はたくさんの周りの協力を得て、両立していました。

インタビュー風景(セイコー不動産)2伊藤さん ここに入社した時は子どもが小さかったんです。社長の計らいで、私は17時まででいいよ、ということにしてもらっていました。夏休みのプール当番や参観日のことを社長に相談したら「行ってきなさい」と快く言ってもらったのが助かりました。子どもが高校生になった時に18時まで居てくれる?と言われて、働かせていただいています。朝はバタバタするのが嫌なので、5時30分に起きます。休みの日には何日かの食事の作り置きをしたりして工夫しています。周囲がカバーしてくれています。会社の皆さんもそうです。

山下さん 弊社には個々の意見を聞いてくれる社風があると思います。与えられた仕事はありますが、末端の社員の意見も拾い上げてくれる会社だと思います。任せたらとことん任せてくれます。

曽我さん 育休復帰後に、サービス付き高齢者向け住宅オープン前に昭和のイメージを演出するため、昔の看板や置物を集める仕事をしました。アドバイザー全員で思うようにディスプレイさせていただきました。「落ち着く雰囲気は女性の方がわかる」と、口を出さずに見守ってくれました。女性の感覚で、利用者さんの目線を考え、話し合い、色合いを見てディスプレイさせていただきました。

山下さん 会長・社長の目指すゴールはありますが、そこに行くまでに何通りのもの道があっても構わなくて、最終的にそこへ向かってくれればいいと言います。そこに導かせるものはきちんとあるのだと思います。どう泳いでもいいし、時間がかかっても何も口を挟まずにいてくれます。任されたらちゃんと結果を出したいと思います。

--- 最後に、今後の個人の目標があれば教えて下さい。

曽我さん 仕事と家庭の両立です。この仕事をするようになってから地域との関わりを持てるようになりました。私は新居浜出身ではありません。以前は全く知り合いがいませんでした。この会社でいろいろなことを学ばせてもらっています。今のアドバイザーの立場は成績が求められるわけではありません。アドバイザーとして聞き取れる能力を身につけて会社に貢献したいです。

伊藤さん 今まで自分がやってきたことを後輩に引き継いでいきたいです。後輩が仕事をしやすい、サポートができるように仕事をしていきたいと思います。褒めて育てることをいつも頭に置いてやっています。注意深くみんなを見ていきたいです。結婚するであろう部下が2名いるので、結婚しても今まで培ってきたものを引き継ぎたいです。

黒岩さん 仕事があって今がある。入社6年目になりますが、他店の入社間もない女性の営業の支えになりたいです。男性が多い中、女性の声を上げていかなければならないと思っています。気配りなど女性の特性を活かして、後輩の育成にも力を入れたいです。

大西さん 自身の目標はまだまだチャレンジすることです。「大西さんと仕事がしたい」と言われることを目標にしています。チームとしての目標は、女性メンバーが多い中、これから妊娠・出産のライフイベントを控えたスタッフもいます。彼女たちが継続就業できる環境を作っていきたいと思います。例えば男性コーディネーターを配置することで土日も休めるようになったり、在宅勤務ができるようになったりということを上司と一緒に考えていきたいです。

山下さん 個人の目標は、足跡を残したい。入社12年、私は周囲の人のおかげで、休まず働き続けることができましたが、誰でも、そんな環境ではないと思います。みんながやりがいをもって楽しく働けるよう、足跡を残したいです。一人でも多くのスタッフに仕事の楽しさを伝えたいです。チームの目標は、リフォームは仕事の量が膨大で、時間をかければきりがなくハードな仕事ですが、誰でもできるように仕事の標準化ができるようにしたいです。これ以上やりがいのある仕事はないと思っていて、一人のマンパワーではなく、チームで解決できるようになれば、一人ひとりの時間ができます。そうすることで、明日の力にもなると思います。

ポイント 女性管理職がロールモデルとなり、キャリアップできる仕組み等

 

県では『男女共同参画社会の実現~媛(ひめ)の国から始まる、自分らしさを活かせる社会づくり』を目指しています。

お問い合わせ

県民環境部男女参画・県民協働課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2 

電話番号:089-912-2448

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