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第72回国民体育大会開催基本構想の決定に関する記者発表の要旨について

ページID:0009120 更新日:2012年1月24日 印刷ページ表示

日時:平成24年1月24日(火曜日)11時00分~

場所:知事会議室

 

(知事)

 本年は、平成29年の国体開催まで5年となりますけれども、公益財団法人日本体育協会等へ国体開催申請書を提出して開催内定を受けるなど、県民が支え合う県民総参加の国体に向けての諸準備を一歩大きく進める時期となりますことから、あらためて愛媛国体の開催意義や基本目標とその実現のための取り組みを明らかにする、第72回国民体育大会開催基本構想を国体県準備委員会で決定いたしましたので、発表させていただきます。

 愛媛国体は、本県にとって、昭和28年、四国4県で開催以来64年ぶりで、しかも初めての単独開催となります。その開催意義については、国体が2万人以上の選手・監督が参加する国内最大のスポーツの祭典でありますことから、「全国トップレベルの競技に触れることで、次代を担う子どもたちに夢やあこがれ、希望を与えること」、「スポーツを通して、心身の健康増進、家族・友人との絆を深める契機となること」、「本県のアスリートの活躍が、県民の誇りとなること」、「愛媛の自然や歴史・文化など、本県ならではの魅力を全国に発信することで、地域経済の発展へ寄与することが期待されること」、こうしたことを掲げています。

 愛媛国体の根本の考え方である理念については、これまで県スポーツ振興計画や国体開催方針で示してきた「手づくりの国体」、「実になる国体」、「身の丈にあった国体」、「ふれあいの国体」、「愛媛らしさあふれる国体」の五つを継承しています。

 この理念を実現するための新たな三つの基本目標とそれぞれの取り組みを掲げています。

 三つの基本目標の1は、『県民総参加で「えひめ」の底力を発揮する』で、県民運動の推進、大会ボランティアの育成など八つの取り組みを、基本目標の2につきましては、『スポーツで活力あふれる「えひめ」を創る』で、地域に根ざしたスポーツの振興など五つの取り組みを、基本目標の3は、『知名度アップで「えひめ」の魅力を輝かす』で、交流の促進など五つの取り組みを進めることといたしました。

 そして、これらの取り組みを通して、愛媛らしい、温かく、愛のある国体を目指すとともに、国体開催の成果を県勢発展のための大きな財産として受け継いで、愛顔(えがお)あふれる愛媛県の実現を目指していきたいと思います。

 なお、愛媛国体の前年には、昨年3月に発生した東日本大震災で被害を受けた岩手県で開催されますことから、被災地のことを忘れることなく、戦後の荒廃と混乱の中で開催を始めた国体の原点に立ち戻って、簡素の中でも勇気や明るい希望にあふれる大会にしていきたいということを盛り込んでいます。

 今後、この基本構想に基づきまして、開催市町や県体育協会をはじめ、関係団体と連携しながら、着実に諸準備を進めていくとともに、開催県にふさわしい成績を目指して、引き続き、競技力向上にも取り組んでいきたいと思います。

 詳細につきましては、後ほど、担当課の方からレクチャーをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


(愛媛新聞)

 今、国体開催が内定している段階であり、開催申請を行うには議会の決議がいると思うが、今度の2月議会か。


(知事)

 そうですね、はい。


(企画振興部長)

 今、内々定です。


(あいテレビ)

 先ほど、開催地にふさわしい順位をと述べたが、具体的に何位くらいとかあるか。


(知事)

 もちろん、やるからには、スポーツですから、優勝を目指していくというのは、当然の目標だと思います。


(あいテレビ)

 会場がまだ決まっていない競技がいくつかあると思うが、その進捗状況は。


(知事)

 まだ、全部精査中であります。例えば、プールの問題もそうですよね。


(あいテレビ)

馬術とか。


(知事)

馬術、それから、クレー射撃とか、その辺りはまだ決まっていません。一つには、適地があるのかないのか。場合によっては、そのときだけの施設であるならば、果たしてそれがいるのかいらないのか。こういうのも議論しないといけないですし。それから、プールについても、今、水泳連盟と交渉中ですけれども、アクアパレットの活用ができないのかどうか。これは昔からの課題なんですけれども、松山市にもご協力をいただいて。当時、松山市長の立場だったら、あれで十分じゃないかと個人的に思いがあったので、その辺についても折衝中ということになります。


(あいテレビ)

 新しく箱物をつくる考えは。


(知事)

 できるだけやりたくないですね。


(あいテレビ)

 例えば、高知県のプールを借りるとか。


(知事)

 そうですね、そういう最悪の場合はですね。できれば、その辺も全部、費用対効果で比べていくということが大事と思うんですよね。ですから、例えば、アクアパレットがもし可能であるならば、どういうふうなアディショナル(追加的)な対応が必要なのか、その時にどれだけの費用が掛かるのか、あるいは他県に借りた場合いくら掛かるのか、その場合、場所によって宿泊が伴いますから、経済効果も計算しないといけない。それらも全部含めて対比をしながら最終的に判断していくってことになるんじゃないかなと思います。


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