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愛顔のeスポーツゲームアプリ開発事業

「河原電子ビジネス専門学校ゲームクリエイター科」と協力し、障がいのある方やはじめてeスポーツに取り組む方が特に楽しめる県のイメージアップキャラクターのみきゃんやダークみきゃんが登場 するゲームやパラスポーツで人気の高いボッチャ競技をテーマとしたゲームアプリを開発しました。学生が障がい者と交流し、主体的にアプリ開発に取り組まれ、障がい者への理解の促進を図る機会にもな りました。

令和3年度 アプリ開発実績

河原電子ビジネス専門学校 佐藤さん・藤原さん・上口さんの写真
[河原電子ビジネス専門学校]佐藤さん・藤原さん・上口さん

河原電子ビジネス専門学校のゲームクリエイター科では、愛媛県の地域スポーツ課の方と連携し、健常者と障がい者の垣根をこえ、ともに競えるe-sportsアプリの開発を行いました。夏のパラリンピックの競技にもあった「ボッチャ」を題材にしています。このアプリ開発のために大会に参加したり、県の方とミーティングを重ね完成させました。ぜひ、世代や立場をこえて楽しんでもらいたいです。

01開発のきっかけは

学校の課題ではなくクライアントからの依頼

3人ともゲーム開発企業への就職を目指し学んでいました。そんな中、清原先生から県からの依頼で障がい者向けのアプリ開発をやってみないかと声をかけて頂き、学校の課題ではなく、クライアントから依頼されて開発をするという経験は貴重な経験だと思い参加しました。

02開発秘話

あまり意識していなかった操作方法の難易度を考えた

何回か県庁の方々に試作をプレイして頂き、 フィードバックを受け修正しました。ボールを投げる動作を、通常利用しているフリックという動きで表現しようとしましたが、「操作が難しい」かもしれないとの意見を頂いて『タッチして下に引っ張って離す』という操作方法に変更しました。難易度が高いとゲームをあきらめてしまう人がいるかもしれない。それまであまり意識していなかった『操作方法の難易度』について考えるいい経験になりました。

03障がい者向けアプリ開発にあたり思ったことはありますか

従来とは違う視点で誰もが操作できるを意識

従来の作業とは違う視点が必要だと思いました。使いやすさは勿論ですが、まずボッチャを知るところからのスタートでした。健常者でも難しい競技をゲーム内で簡略化していくには、僕たちの【普通】を見直すことが必要だと思いました。コマンドや操作性など誰もができるゲーム操作がしやすいように意識しました。

04愛媛のeスポーツの未来について一言!

世代や立場を越えて楽しんでもらえるように頑張りたい!

開発前は、世界と比べて日本国内ではまだeスポーツが活発ではないという認識でしたが、実際に盛り上げようと活動している方々が県内にたくさんいると知りました。まだまだマイナーなゲームの世界ですが、世代や立場をこえて楽しんでもらえるように、僕たちも頑張りたいです。将来、競技の環境が整い、愛媛県から世界的な選手がたくさん生まれることを楽しみにしています。

令和3年度 アプリ開発実績

障がい者向け県公認ゲームアプリ「どこでも白熱ボッチャ」

障がい者スポーツ「ボッチャ」を簡単操作で誰でも楽しめるアプリとなっています。

無料でダウンロードできるので、ぜひ皆さまもプレイしてみてください

令和2年度 アプリ開発実績

障がい者向け県公認ゲームアプリ「みきゃん王国のデリバリー大作戦」

プレイヤーがみきゃん、ダークみきゃんとなってドローンに乗り画面に表示される建物にみかんを配り、その数を競うゲームアプリです。オンライン対戦も楽しむことができます。

ゲーム開発者は、河原電子ビジネス専門学校ゲームクリエイター科 渡邉さん。(2022年4月からゲームアプリ開発会社へ就職)