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愛顔のえひめ(令和3年12月号)

ページID:0016635 更新日:2021年11月28日 印刷ページ表示

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自分たちの地域は自分たちで守る!!

大災害から守ってくれるのは誰?今、「共助」の力を高めるとき

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近い将来、必ずやってくる南海トラフ地震

 南海トラフ地震の発生確率は今後30年以内で70~80%、最悪の場合、地震や津波による県内の死者は約1万6000人に上ると想定されています。広い地域で地震・津波による家屋の倒壊や、ライフラインの停止等により、多くの人が避難生活を余儀なくされるかもしれません。

 

災害時は地域の人たちで助け合う「共助」が大切

 阪神・淡路大震災では、家屋倒壊などに巻き込まれながら助かった人の約98%が自力や地域の人たちの力で助かっています。災害時の公的機関による「公助」には限界があり、まず自分と家族を守る「自助」、その後に地域ぐるみで救助活動や避難所運営を行う「共助」が大切。少子高齢化が進むいま、「共助」の役割が特に必要とされています。

 

地域の防災力を高めよう

 「共助」の担い手となるのが、町内会や小学校区などを単位に組織されている自主防災組織。各組織では、避難訓練や避難所運営訓練等を実施しており、その情報は地域の回覧板などで発信されていますので、積極的に参加しましょう。また、※避難行動要支援者の避難をサポートするのも地域の皆さんの力です。
※…高齢者や障がい者など、災害時に自ら避難することが困難な方。各市町は、これらの人々が地域の支援を受けて避難する計画の作成を進めています。

非常用持ち出しヒント備蓄をチェック!

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日頃からの備えも大事!「自助」の意識もしっかり持って

 県では、昭和21年に南海地震が発生した12月21日を「えひめ防災の日」、12月17日~23日までの1週間を「えひめ防災週間」と定めています。自分と家族を守る「自助」として、この機会に、災害への備えを確認しましょう。
 特に、住まいの備えは最重要。地震による死傷者の多くが家屋や家具の倒壊によるものですので、住宅の耐震化や家具の固定は必須。
 万が一の被災時に生活を再建するための保険への加入も重要です。「火災保険に入っているから、災害にあっても大丈夫」ではありません。地震保険に加入していなければ、地震や津波による被害は補償されません。また、ベーシックなタイプの火災保険では、洪水や土砂災害などの水災は対象としていません。すでに加入している方も補償対象・内容が十分か、見直してみましょう。
 非常用持出品や家庭用備蓄は家族構成を考えて準備しましょう。

 

TOPICS-1:参加しよう!「シェイクアウトえひめ」

参加者がいっせいに「3つの安全確保行動」をとる訓練。自宅・学校・職場など、どこでも参加できます。
参加しよう!「 シェイクアウトえひめ」の画像

  • 日時:12月17日(金曜日)11時00分~(1分間程度)
     ※ご都合に合わせ、12月23日(木曜日)までの期間内での実施も可能
  • 申し込み:下記の二次元コードから参加登録

二次元コードの画像1

TOPICS-2:災害に備えよう!「えひめ自助・共助推進フェア」

シンポジウム(オンライン配信)
「災害時の住民避難を考える」をテーマに講演、自主防災組織による活動事例紹介、パネルディスカッションなどを予定。

  • 日時:12月21日(火曜日)13時00分~15時30分
  • 対象者:自主防災組織関係者、防災士等


家族で楽しむイベント
ステージイベント「愛媛一受けたい防災授業」や体験コーナー、防災グッズが当たるクイズラリーなどを予定。

  • 日時:令和4年1月15日(土曜日)・16日(日曜日)
  • 開催場所:エミフルMASAKI

二次元コードの画像2

「もしも」のとき、頼りになるのはご近所さんとの助け合い!

注目ビト|「もしも」のとき、頼りになるのはご近所さんとの助け合い!の画像

[注目ビト]
愛南町 福浦自主防災会 防災士
松田 恵子(まつだ けいこ)さん
菅原 リエ(すがはら りえ)さん

南海トラフ地震が発生すれば、特に大きな被害がもたらされると予測される地域の一つ「愛南町福浦地区」。地区を4つに分け、区長と4人の防災リーダーたちが近所で助け合うネットワークを構築。災害に強い福浦にするため、区長や地区役員、民生児童委員、消防団とともに日々奮闘しています。(左から、吉田増雄さん、福田久区長、菅原リエさん、濱本紀子さん、松田恵子さん、大西慶さん)

防災に大切なのは「共助」 地域のみんなで生き延びよう

 自主防災会を組織したきっかけは、東日本大震災。5年前、防災教育の一環で被災地を訪れ、津波で家族を失った遺族からお話をうかがったんです。その方は「南海トラフ地震まで、あなた方にはまだ時間がある。今を無駄にしないで」とおっしゃって…。私たちは行動を起こすことを決意しました。
 福浦は住人の2人に1人が高齢者。最初は皆さん、「わしらは逃げても間に合わん」と諦めの境地でしたが、愛南町が制作した津波シミュレーションを見せたり、地域ごとで毎月、避難訓練や勉強会を繰り返したり。そうしたら、だんだんと「福浦で生きたい」という意識に変わっていき、今では積極的に参加してくれるようになりました。防災で大切なのは、災害を自分事としてとらえることと、近所で助け合う「共助」の力。そのためにも訓練や勉強会を通して近所の交流を深め、民生児童委員とも協力して避難行動要支援者を置き去りにしないネットワークもつくろうとしています。合言葉は「みんなで生き延びよう」。災害に強い福浦を目指します!


  • 問い合わせ:防災危機管理課
  • 電話:089-912-2335

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