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更新日:2020年5月15日
まじめ愛媛の動画について、彼氏いない女性比率が高いこと、長時間介護が多いことを真面目(つまり善)として扱っており、女性蔑視、長時間勤労の助長を推奨する動画になっております。これは社会正義に反するばかりで無く、県のイメージを悪くするのでは無いでしょうか。若い女性が愛媛に引っ越そうと思ってこの動画を見たら、愛媛県に住んだら彼氏のいない生活になるんだ、挙げ句の果てには介護で苦労するんだ、そういう場所に行くんだというような意識を持ってしまうことは十分に考えられ、愛媛県のイメージ悪化以上の悪影響(転入を控える)を及ぼすのでは無いでしょうか。
即刻、この動画を撤回願います。
ちなみに真面目を悪いとは思っていません、ただ、動画の恋人いない率、介護長時間が、はたして真面目につながるんでしょうか。どうしても真面目を前面に出したいのなら、一般市民が普通に考えて真面目だなと思うことを表に出すべきでは無いでしょうか。
再度申し上げますが、今回の動画は不適当であり、県民にとっても不利益な図画と思いますので、即刻公開を停止して下さい。
(回答)
今回の「まじめ」を統一コンセプトとしたプロジェクトは、この言葉が持っている「真剣であること」「真心があること」「誠実であること」といった前向きな意味やイメージを使って、本県の様々な魅力をこれまで以上に全国に発信していくために実施しているものです。
ご指摘のありました「まじめ会議動画」は、平成31年4月にコンセプトを発表した際、本県が「まじめ」という言葉を使って様々な取組みを進めていくという狙いを広く知っていただくために制作したものであり、介護・看護時間の長さや彼氏がいない独身女性の多さについては、これまでも県議会等でお答えをさせていただいているとおり、あくまでも「まじめ」につながる人を思いやる温かな気持ちや慎み深さを読み取っていただく趣旨で取り上げたものですので、ご理解ください。今回いただきましたご意見については、今後のプロモーションを実施する際に参考とさせていただきます。
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愛南町の自慢と言えば豊かな自然、だからこその食の豊かさもあるのではないかと思っております。
愛南町には河川が二本あり、一本は僧都川、一本は蓮乗寺川。
どちらも真珠養殖、アコヤ母貝養殖、牡蠣、ヒオウギ貝等愛南町の特産品を支える大切な河川です。
僧都川は様々な整備がなされ美しさも保たれています。
もう一つの蓮乗寺川なのですが、海からの漂流物、海洋プラスチック等が河口から数百メートルに渡り河に散乱しています。葦の間にはまり溜まる一方になっております。景観を損ねるだけでなく、水の流れを妨げて悪臭の原因にもなっております。
この川はウナギの稚魚である、シラスウナギの大切な遡上河川でもあり漁業者の漁の妨げにもなっております。
また、豪雨の際には溜まった漂流物がまた海へと流れ出し、牡蠣、真珠養殖、母貝養殖のイカダに引っかかり二次被害をもたらしております。同様に作業船の冷却水にゴミが吸い込まれエンジンが故障した業者もあると聞いております。
早急に何らかの対策を講じて頂きたく思います。
また豪雨に襲われる前にゴミ撤去をお願い致します。
(回答)
早速、蓮乗寺川について現地調査を実施したところ、下流付近において海からの漂流物等が堆積・散乱しているのが見受けられました。
本県では、これまで船舶の航行の障害となる漂流物等については、船舶が安全に航行できるように逐次撤去しているところであり、さらに、地域住民と県や地元市町が力を合わせて活動する取組として、愛リバー・サポーター制度を創設し、住民ボランティア団体等の力を借りながらゴミの除去等を行っており、県や地元市町は軍手やゴミ袋の提供、収集したごみの回収などの支援を行っているところであります。
今回、お話のありました蓮乗寺川下流付近に堆積・散乱している海からの漂流物のうち船舶の航行に障害となる漂流物等については、梅雨までに撤去したいと考えております。
今後も、地域住民や愛南町と一致協力しながらできる限り河川の美化に取り組んで参りますのでご理解をお願いいたします。
松山市から高松市の複線化の件ですが、10年、20年後には複線化されているでしょう。
今やるか、10年後にやるかだけだと思っています。
(回答)
御提言のありましたJR四国の松山~高松間のうち単線である松山~多度津間の複線化について、JR四国に確認しましたところ、「安全対策など緊急性の高い課題から優先して取り組んでいるところであり、複線化に関しては、採算性の問題もあって現在のところ予定はない」とのことでありました。
県といたしましては、四国の鉄道ネットワークは、学生や高齢者等の生活の足として、また、広域的な交流の基幹的手段として不可欠なものであると認識しており、交通事業者や市町、県民の皆様方と連携して、更なる利用促進や利便性向上に取り組みますとともに、JR四国の経営基盤の強化にも資する四国新幹線の導入に向けてオール四国の体制で、機運醸成に努めているところであり、今後とも引き続き、地域交通の維持、活性化を推進してまいりたいと考えていますので、どうか御理解いただきますよう、お願いいたします。
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高速道路の件ですが、四国四県で松山市と高知市だけが最短距離、直線で結ばれていない。誰か決めたのか、横やりが入ったのか知らないが松山からわざわざ大豊を通って高知に入らないと行けないのか。
松山市から高知には三坂峠から行くルートが高速化されないのか考えられない。
過去の経済効果のない公共工事を批判する気は無いが、しまなみ海道や内子線の失敗を検証しているのか疑問である。
(回答)
四国内の高速道路については、4つの県庁所在地同士が極力短い距離で結ばれることや、沿線の利用者に最大限の効果がもたらされることに加え、地形や地質等を踏まえ、経費を最小限に抑えることなどを総合的に勘案し、整備を進めています。
ご提言のありました三坂峠を経由して高知に繋がる道路は、国道33号に加えて、地域高規格道路「高知松山自動車道」として計画路線に指定されています。その整備については、現在、国道33号沿いの一部で自動車専用のバイパス道路や現道の改良工事が完了し、引き続き、落石や土砂崩れの多い箇所を対象に、順次工事を進めておりますが、このルートは地形が急峻で、トンネルや橋梁が多く、整備に多額の経費が必要で、早期の完成に時間を要しておりますので、ご理解の程よろしくお願いします。
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