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更新日:2019年10月15日
愛媛県の顔、玄関とも言える松山駅が四国4県の県庁所在地の他駅と比べ、余りもみすぼらしく残念な事です。
駅周辺も何度か開発整備された記憶がありますが、余り変わっておらず、ごちゃごちゃと狭苦しく、薄汚れた建物の乱立が目立ちます。
若者に好印象で、高齢者障害者にも優しい、清々しい駅舎や周辺でイメージアップしていただけませんか。
(回答)
JR松山駅はJR四国が所有しており、昭和28年に建設され、平成12年にリニューアルしたものの、駅舎自体は築60年以上が経過し、老朽化は否めない状況です。
現在、県では、JR松山駅付近連続立体交差事業を実施中で、松山駅周辺の鉄道を高架化することにより、交通渋滞や踏切事故、市街地分断の解消を図ることとしており、併せて、JRでは駅舎の新設も予定しております。
また、駅前広場の整備や、駅周辺のまちづくりについては、松山市が行うこととし、松山駅周辺土地区画整理事業に取り組んでいます。
なお、駅周辺の開発については、ほとんどが民有地であり、現時点では、どのような施設が立地するかは未定ですが、愛媛県、松山市、JR四国などの関係機関が協力して、駅前広場への路面電車の引き込みやバリアフリー化、駅西側地区の活性化など、誰もが利用しやすい、県都松山の陸の玄関口に相応しい魅力あるまちづくりに取り組んで参りますので、御理解くださいますようお願いいたします。
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韓国のチェジュ航空を誘致してくださったおかげで、愛媛から何回か韓国に行く事が出来ました。
現在政治的な部分で日韓関係が悪くなり、様々な支障が出てきている中でLCCの減便や運休にまで発展していて、本当に不安で仕方ありません。
どうかこれ以上関係が悪化する事なく、チェジュ航空との良好な関係を続けていただきたいと思います。
(回答)
松山-ソウル線は、韓国最大のLCCであるチェジュ航空の就航により、平成29年11月に路線が再開して以降、既に11万人以上の方に御利用いただいております。
御指摘のとおり、現在日本と韓国とは主に国家レベルの外交問題により政府間の関係が緊張し、地域レベルでの交流にも影響が生じているほか、他空港では路線の運休や減便も相次いでおります。このような中でも、チェジュ航空からは、松山-ソウル線を重要な地方路線であると位置付けていただいており、将来的なデイリー化の方針は変わりなく、10月27日から始まる今年の冬ダイヤでは、月・金曜日を増便し、昨年の冬ダイヤと同様に週5便で運航する方針であると聞いております。
県としては、松山-ソウル線について、チェジュ航空や市町等と連携しソウル経由の乗継便も含め、まずは松山からのアウトバウンドの利用を積極的に促進することにより、路線の安定運航に向けた支援に取り組むこととしておりますので、一人でも多くの県民の方にソウル線を積極的に御利用いただき、路線を支えていただきたいと考えております。
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現在、東予地方局建設部様のご尽力で、防災・減災事業が進められている中山川水系の取り組みについて、3つのお願いがあります。ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
1.8月2日開札の「砂災関第1号の1(砂)妙之谷川 砂防関連工事」ですが、施工業者様の施工計画書もできたと思われますので、この事業を要望した平成16年度台風災害の被災住民の皆様への工事説明会の開催をお願いいたします。
2.5月24日に開札された「30災国補第1345号他 (二)中山川他 河川災害復旧工事」ですが、いまだに工事看板もたっていません。この箇所は、昨年の台風災害の被災場所ですが、このまま、放置しておき、再被災をさせ、事業期間を2年から3年に延長させるのでしょうか。この工事の中山川の被災箇所は、放置しておくと支流や農業水路を通って河川水が逆流し、国道11号線の冠水を引き起こします。国道11号線の冠水による通行不能を起こさないためにも、早期の工事の終了をお願いいたします。
3.中山川や妙之谷川では、大規模な河床掘削が行われますが、中山川河川整備方針と河川整備計画ができたからだと思います。是非とも、新しく作成された中山川河川整備方針と整備計画の公開をお願いいたします。その時に、中山川の水利権についても公開願います。また、国土交通省の方針では、河川から出た土は、その川の流域の工事で使うことになっていますが、できましたら中山川の土砂は、新居浜には持ち出さず、中山川や周桑平野内で利用するようにお願いいたします。
(回答)
一つ目の平成30年の災害関連事業につきましては、災害査定後に今後の事業の進め方について、西条市及び地元自治会長と事前調整を行い、関係する地権者に個別説明を実施し、事業実施の御理解を得ているところであります。
御連絡をいただきました「砂災関第1号の1(砂)妙之谷川 砂防関連工事」は、用地買収の必要ない箇所を今回、先行して工事発注したものです。
このため、現時点では、迅速に対応する観点から工事説明会を改めて実施する予定はありませんが、御要望がございましたら、東予地方局建設部において個別対応させていただきますので御理解願います。
二つ目の「30災国補第1345号他(二)中山川他 河川災害復旧工事」につきましては、(二)中山川2箇所、(二)西山川1箇所の合冊工事で、まず、(二)西山川から工事看板を設置し工事を進めております。御懸念されている(二)中山川については、普段から流量が多いため、梅雨や台風時期など出水期を避け、渇水期である11月頃から工事着手し、早期の完成を図りたいと考えておりますので、御理解願います。
三つ目の中山川の河川整備基本方針、河川整備計画及び水利権の公開等について御回答します。
中山川につきましては、平成8年に工事実施基本計画を策定しており、これが河川整備基本方針及び河川整備計画とみなされるため、現在のところ、河川整備基本方針及び河川整備計画を策定しておりません。
また、水利権の公表については、愛媛県情報公開条例に基づく請求があれば、同条例に基づく検討を行い公開の可否をお答えすることになります。
なお、中山川等の河床掘削は、昨年の7月豪雨を踏まえ、国が策定した「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」を活用して実施しており、掘削により発生した土砂については、西条市と調整を行い、市内で有効活用することとしております。
なお、草の根などを含む表土については、他工事で利用できないことから、特定事業所へ搬出することとしておりますので御理解願います。
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児童虐待の報道で児童相談所の対応が問題点になっていますが、愛媛県での現状はどうなのでしょうか、鹿児島出水市の件では、警察の連絡で一時保護事案と言われても母親に引渡したようです。児童相談所の職員がそれぞれの専門家集団になっていますか。ほかの局からの転勤場所の一部になってはいませんか。児童相談所の人員は、適切な人員で運営していますか。経験不足・人員不足等いろいろな事情が言われていますが、全国の児童問題で児童相談所の対応がいわれる事がある度に胸が痛みます。愛媛県が児童問題の先進県になり、児童虐待などの報道がないようにしてもらいたいものです。児童が児童相談所で守られるように職員の感性を磨いてもらって、早期の対応が出来る体制をとってもらいたいです。
(回答)
全国で幼児の尊い命が失われる痛ましい事件が繰り返されていることを大変残念に思うとともに、今後、こうした事件を起こしてはならないという思いを一層強くしております。
県内の各児童相談所においては、児童福祉司の任用資格を満たした職員を適切に配置し、任用前、任用後の研修において幅広い知識の習得を図るとともに、弁護士や警察官から専門的な助言等を受けることができる体制を整備し、警察と児童相談所が共同で児童虐待事案の対応訓練を毎年実施するなど現場対応の経験値向上にも積極的に取り組み、早期対応に繋がる体制づくりに努めています。
また、地域における児童虐待防止のネットワークである市町の「要保護児童対策地域協議会」に児童相談所や警察、学校等の関係機関も参画し、情報共有を図るとともに、個別事案への対応や児童・家庭への支援策を協議するなど、関係機関の緊密な連携のもと、子どもの命を守ることを最優先に、児童虐待の防止対策の強化を図っているところです。
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