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更新日:2018年2月15日
今後展開されると思われる「愛媛県内」での一周サイクリングについての提案です。
「メロディライン」と言う道路への施工がありますが、通常は自動車向けですが、これを自転車用としてできないでしょうか。
(回答)
自動車用のメロディライン(メロディ道路)を自転車用として施工できないか、との御提言について回答させていただきます。
自動車用のメロディ道路には、法定速度でメロディが聞こえることから法定速度の遵守や、雨天時の路面排水効果や制動力向上等、交通事故防止の効果が期待されています。
自転車は自動車に比べ走行速度が遅くタイヤも細いため、メロディ道路を走行しても音量が小さくメロディとして聞き取ることができません。また、風の音や周辺の音にも影響を受けることなどから、全国的にも自転車用のメロディ道路を施工した事例はありません。
これらのことから、本県では自転車用のメロディ道路の施工予定はありませんが、今後もサイクリングを活用した地域活性化に積極的に取り組んでまいります。
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県の魚マダイについて、天然マダイと養殖マダイを一括りに県の魚とすることはやめてほしいです。
(回答)
御提言にありました県の魚についてですが、平成5年11月に伊予市で開催された「第13回全国豊かな海づくり大会」を記念して、同年6月に「マダイ」が指定されました。マダイは、県下全域で古くから漁獲され、郷土料理も多く、県民になじみ深いことに加え、当時は天然物、養殖物ともに生産量が全国一であったこともあり、本県のシンボルとして最もふさわしい魚として県魚に選ばれました。
現在においても、本県は全国有数の天然マダイの産地であり、また、宇和海域における養殖マダイの生産も全国一を誇っていることに加え、姿、色合い、味が良いことから慶祝時に欠かせない「目出たい魚」であり、魚の王様として愛されているマダイに対する評価は変わりないものとの認識から、引き続き、本県を代表する魚として、天然、養殖、それぞれの良さを生かしながら、県産マダイの消費拡大に努めていきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。
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政策の提案として、全国で架空請求詐欺の被害届を出さない被害が多くあると思われるので県内だけでも老若男女にアダルトサイトの架空請求などに注意喚起をしてほしいです。
(回答)
今回、御提案の「県内だけでも老若男女にアダルトサイトの架空請求などに注意喚起をしてほしい」との件につきましては、本県においても、平成28年度の消費生活相談では、アダルトサイトなどのデジタルコンテンツに関するものが1,346件と最多となっており、架空請求についても、近年増加傾向にあります。特に架空請求は、平成29年度の9月末で、すでに平成28年度の年間総件数685件を超える823件となっている状況であり、県民の皆様への早急な情報提供と注意喚起が重要であると考え、消費者被害未然防止に取り組んでいるところです。
具体的には、県内の消費者から、架空請求事業者に係る相談が認められる場合には、早急に、愛媛県消費生活条例に基づき、事業者名を県ホームページに公表し、「架空請求であること」や「連絡しないこと」の周知を図るほか、同時に報道機関等への情報提供や、県内市町に対しても防災無線、広報誌及び回覧板等による周知活動の依頼をしております。
また、定期的にテレビやラジオでの県政情報番組や県広報紙等により、広く県民の皆様に周知をするとともに、県ホームページにおいて、アダルトサイト閲覧等による架空請求の手口やアドバイスを掲載するほか、県や各市町において、地域住民を対象とした出前講座等で、アダルトサイトの有料動画閲覧に関する架空請求を取り上げるなど、注意喚起に努めているところです。
今後とも、市町や関係機関等と連携しながら、アダルトサイトなどの架空請求に関する県民への注意喚起に取り組んで参りたいと考えております。
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松山市の堀之内地区は国指定の史跡で、新しく建物を建てられないとされているが、なぜ県美術館は平成10年に開館しているのでしょうか。他の建物がダメでなぜ美術館だけが許可を受けたのか知りたいです。
老朽化している県立図書館と市民会館の移転について、現在の市民会館の西側に広がる管理広場に新しく市民会館を移転または増築し、かつて市営球場があった広場の一角に県立図書館を移転させるのがふさわしいのではないでしょうか。
(回答)
御提言の内容について、県美術館及び県立図書館を所管する県教育委員会へ確認したところ、
「松山市堀之内は国指定の史跡「松山城跡」の範囲内で、新しく建物を建てるなどする際は、文化庁長官の許可を受けなければならないと文化財保護法で定められており、愛媛県美術館は、発掘調査の結果を踏まえ、江戸時代の道路遺構の保存に配慮した計画で、文化庁長官から現状変更の許可を受けて建設したものです。
このため、県立図書館を含む史跡内の施設の将来的な在り方については、施設の機能や規模、法的な規制等を総合的に勘案し、慎重に検討して参りたいと考えております。」
とのことでした。
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