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更新日:2016年9月15日
休止により高松空港か、広島空港を利用するほかありません。
愛媛の観光にも打撃がある。
県としてなにか動けないだろうか。
(回答)
松山~ソウル線は、1995年の就航以来21年間に渡り運航され、韓国と愛媛との経済及び文化交流、観光利用に大きな役割を果たしてきており、愛媛県としても、利用促進策等により、安定運航を支援してきました。
昨年6~7月のMERSの感染拡大による期間運休はありましたが、搭乗率は順調に回復していただけに、このたびの運休は、4月に発生した熊本地震の影響等による利用の低迷というやむを得ない事情があるとはいえ、誠に残念です。
ソウルとの直行便は、本県と韓国との交流を支える重要な交通基盤であり、県内経済の活性化や人的交流に大きな意義を持つことから、航空会社に対して運航再開の働きかけを行ってまいります。
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ナイアンティック社と連絡をとり、県の主要観光地にレアポケモンをGETできるように設定する等、もっと観光に力を入れてみてはどうでしょうか?海外からみる日本のそのさらに愛媛という場所はあまりに認知度低く、故郷を愛するものとしてはついつい県に頑張ってほしいと思ってしまいます。
(回答)
本県では、ポケモンGOと同じナイアンティック社が運営するイングレスを活用した試験的取組みとして、昨年度、宇和島市としまなみ地域において、庁内イングレス検討チームによるイングレスイベントを実施したところです。
今年度は、昨年度の成果を踏まえ、イングレスを活用した観光地等の紹介や誘客促進等を進めるため、県公式観光ミッションなどのイベント開催を検討しております。
御提言のあったポケモンGOにつきましても、県内の名所旧跡など隠れた観光スポットへの集客効果があり、観光振興につながり地域活性化も期待できることから、トラブルの状況や対策を含め情報収集に努めながら連携した取組みについて検討していきたいと考えております。
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災害時の避難所の設備について気になった点がありますので、ご提案させていただきます。
災害時の避難所は、ほとんどが学校及び集会所、公民館などと言った公共施設になっているものと認識致しております。
さて、災害が起こった際に、地域住民他多数の方々が避難に向かうことになりますが、その際のライフラインの確保が課題になります。
ライフラインにおきまして、第一に挙げられるのは電力供給と思われます。これを無くして冷暖房、調理、照明、通信、PCの利用等は不可能です。そこでご提案したいのは、太陽光発電システムと蓄電池の共用システムの各小中学校等への設置です。太陽光発電した電力を蓄電池に貯め、利用し、余った電力を売電するというシステムです。災害時にも発電・使用が可能です。通常の太陽光発電では直接、売電しているので、非常時には役に立ちません。また、公共施設での電力使用量は発電量に対して少ないと思われますので、収益も上げられます。
第二に考えられるのは、水の確保です。建物屋上の貯水槽を増やし、非常時に配管の破損を想定して、フレキシブルなホースで地上部への非常用水路・蛇口の設置を提案いたします。飲食・生活衛生上、必要不可欠ですので、給水車の到着までの間、使用可能な水量の準備量を増やすことをご提案いたします。
第三に、非常用食料の備蓄です。国立などの大規模病院では、常に非常用缶詰等を備蓄しています。各避難所にも備蓄をお願いいたします。当然、期限はありますが、定期的に入れ替え、期限内の古いものは給食材料に用いるなどとすることで、廃棄せずに使用できます。大規模病院でも同様の給食を提供しています。
第四に、プロパンガスの利用です。電気よりも大規模の調理等を行うにはプロパンガスが適しています。運搬可能で、設置も簡単です。ですが、ガス器具の設置には免許が必要です。そこで、災害時のプロパンガス設備の設置に関して、業界団体と協定を結んで協力関係を結んで頂ければと思います。学校などには家庭科室などにコンロや調理器具はあると思います。ガスボンベもあると思います。ただ、配管の破損などで使えないということになります。そこで、コンロを取り外し、ガスボンベの置ける地上部でガスコンロとボンベを直結するだけでコンロは使えます。非常に簡単な事ですが、業界団体のご協力が不可欠です。
第五に、通信の確保です。電話が使えなくなることは十分に考えられます。そこで、アマチュア無線の活用を推進して頂ければと思います。昨今、携帯電話等の普及で利用者は減少傾向の様ですが、非常時には有効な手段です。防災士の多い本県ですが、アマチュア無線資格を保有している人数は多くはないと思われます。私も無線資格を持っておりますが、救急医療活動に関わる方は、無線資格を持つ方が多いという実態もありますので、資格取得の奨励と合わせて非常時の無線の本県での取り決めなどを考えていただきたく存じます。
(回答)
まず電力と水の確保についての御提案ですが、発災直後の避難所における電力や水の確保は非常に重要であるため、県では、発電機や防災井戸など、市町が行う資機材等の整備に対して補助し、避難所の環境整備を支援しているところです。御提案の「太陽光発電システムと蓄電池の併用システム」や「貯水槽からの非常用水路・蛇口の設置」については、避難所の環境整備の業務を担う市町にもお知らせし、今後の取組みの参考とさせていただきます。
次に、非常用食料の備蓄については、県民の皆様自らの備蓄と市町の備蓄により応急的な対応を行うことを基本としており、県ではこれらを補完するため、民間企業・団体と応援協定を締結し、在庫品等を活用する流通備蓄の確保に努めるとともに、個人で備蓄することが困難な物資や災害時に特に需要のある物資の備蓄を進めております。また、各市町では、大規模災害に備えて計画的に備蓄を進め、必要に応じて分散備蓄も行っておりますが、今回の熊本地震では、避難所への物資の搬送が円滑に進まなかった等の課題が指摘されていることから、県としては、市町に対し、避難所等への分散備蓄がさらに進むよう、助言していきたいと考えております。
続いて、プロパンガス(LPガス)の利用についてですが、一般社団法人愛媛県LPガス協会と「災害時における応急生活物資(LPガス等)の供給に関する協定」を結んでおり、その中で、協会は、県内の災害又は国等から斡旋要請があった県外の災害に対し、LPガス等(LPガス、容器、配管、燃焼器具)の調達、運搬及び設置について協力を行い、県は、運搬する車両の緊急、優先通行について支援を行うこととなっております。
また、御指摘いただいた資格が必要な工事についても、この協定に基づき、適切に協会会員により設置していただけることとなっております。
最後に、アマチュア無線の活用についてですが、アマチュア無線は、「もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務」のための無線であるとされており、県による資格取得の奨励には馴染まないと考えています。
しかしながら、県としても、アマチュア無線の有用性は認識しているところであり、県の地域防災計画では、災害により通信が途絶した場合には、アマチュア無線等を活用した通信の確保に努めることとしております。また、県やアマチュア無線連盟なども構成員となっている非常通信協議会において非常通信の運用計画の策定や訓練等を行っているほか、県の総合防災訓練においても、アマチュア無線を活用した孤立地区からの情報伝達訓練を実施するなど、平時から、災害時の通信体制の確保に万全を期すこととしております。
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新居浜市の尻無川の河川の清掃についてお願いいたします。
新居浜市内中心部を流れる2級河川は毎年流域の自治会で一斉清掃実施致しておりますが現在は市民では対応出来ない状態です。最近、河川の堤防に草木が多く生え堤防の安全にも影響しており、現状調査をお願いいたします。
(回答)
県管理河川の除草につきましては、平成26年度から堤防の維持管理のため、年1回実施するとともに、河川内に堆積している土砂が洪水の流下に著しく支障を与える場合に、土砂の撤去とあわせて実施しております。
御要望の二級河川尻無川については、本年度も、JR予讃線橋梁から上流部では、堤防点検のため除草を実施し、下流部においては、河川パトロールの結果や地元からの要望も踏まえ、一部堆積土砂の撤去にあわせた雑木の伐採等を実施したところです。
今回、職員が改めて現状を調査したところ、洪水の流下に著しく支障を与えるような土砂の堆積は確認できませんでしたが、今後とも、河川パトロール等により状況を把握するとともに、住民からの要望については、情報共有を図りながら、適切な維持管理に努めてまいります。
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伊方町でも、いやしの南予博2016に6つのイベントを登録していただいていますが、県職員の広報の努力にも助けられ少しずつお客様にも反応が出始めていますが、まだまだ、認知度が低いと感じています。
県知事をはじめ県職員の皆様にも伊方町のイベントに参加していただき情報を拡散していただきたいと思っています。
これから、知事をはじめ県職員の皆様のいやしの南予博にかかわっていくのか予定をお聞かせください。
(回答)
南予博のイベントに取り組まれているとのことですが、県としましては、そのような住民の皆様が地域資源を掘り起し、磨き上げて実施する自主企画プログラムこそが、南予博終了後も残すべき資産と考えており、新聞や雑誌への広告掲載や南予博特別テレビ番組で紹介するなど、イベントへの参加が増えるよう、積極的に情報発信に努めているところです。
また、職員自らも様々なイベントに参加し、その活動状況をフェイスブック「えひめ南予で観光にゃんよ」に公開するとともに、テレビやラジオをはじめとする各種広報媒体の取材や収録の際にも、体験した魅力をPRしております。
私も「愛顔トーク」の前に、「アワビと出逢う四国最西端クルージング」を体験しましたが、波濤を切って進む迫力のクルージングと、佐田岬灯台の下に佇む砲台跡を海から眺める絶景、そして、船上で食する獲れたて天然アワビの味は格別で、南予博の注目イベントの一つになると確信を持ったところです。
これに先立って、7月には、西予市の「奥伊予川津南で穴神洞穴遺跡探検と石窯ピザづくり」と「あけはまシーカヤックツーリング」にも参加しました。洞穴探検では、「知られざる秘境」ともいえる、県内最大の鍾乳洞・穴神鍾乳洞穴遺跡をガイトと一緒に安全に体験するとともに、地元の方手作りの石窯でピザを焼き、その場で試食するプログラムで、夏休みに親子連れで体験するには最適のプログラムと感じました。初めて体験した、代表的な夏のアクティビティの一つ・シーカヤックは、自然と一体となって海の上を滑る感覚に浸ることができ、気持ちよく快適でした。
今後とも、私を先頭にできる限り多くの職員が、南予博のイベントに参加し、その魅力を発信してまいりますので、御理解のほど、よろしくお願いします。
南予博も後半戦に入りました。
「南予」を「道後」「しまなみ」に続く観光ブランドとして確立するためには、県と民間が一丸となって誘客に取り組むことが重要です。ぜひ、私どもと手を携えて、南予博を盛り上げてまいりましょう。
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愛媛県県議会議員の平成27年度議員別政務活動調査費支出状況が愛媛県のホームページに載っていました。
愛媛県庁に見に行けば個別の内容の閲覧ができるそうですが、ホームページで公開できない理由は何でしょうか?
松山市内の方はいいでしょう。愛媛県は南・東に長く見に行くのは現実的ではありません。不正が発覚した兵庫県ではPDFでダウンロードできるようになっています。
ぜひ、愛媛県でも導入ください。
(回答)
政務活動費の領収書について、ホームページで公開すべきとの御意見ですが、議会事務局に確認したところ、「昨年度、議会内で検討した結果、県民への公開度を高め透明性の向上を図るために、今年度から新たに根拠規定や支出状況に関する資料等をホームページに掲載することとしたところです。今のところホームページでの領収書の公開に関する意見は出ていませんが、透明性の確保の重要性は認識しており、そのための方策については、議会として今後とも検討を続けることとしています。」とのことでした。
ちなみに、全国の都道府県で領収書をホームページで公開しているのは、兵庫県を含め4府県にとどまっているとの話も聞いております。
政務活動費については、議員活動に関する問題であることから、まずは議会において主体的に検討されるべきものであると認識しておりますが、公費で負担されている以上、制度の運用に当たっては、県民の理解が得られるよう適切な対応がなされていくべきものと考えております。
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画期的な栽培方法”海藻肥料をつかった0次産業での地場産業活性化”に興味を持っていただきたい。現在新居浜の大島島民の一部と、別子山村の一部で、この農法で夏野菜を栽培してもらっていますが、一様に、虫もつきにくく、それよりも、味が数段変わった!との結果。大島では、白いも、ミカンにも適用してもらっています。
無農薬、海藻肥料で栽培された、本来、身体が欲しがる栄養をきちんと兼ね備えた美味しい野菜や、果物を、いつ、どんなタイミングで、どう、食べたら身体は、どんな風に変わっていくか!元気になるか、自然治癒力や免疫力が上がるか!その食べ方!を知る機会を増やしてほしい。
(回答)
御提言のありました有機農業や環境に優しい農業の技術確立や普及を推進するため、県では各種事業に取り組んでおります。
未利用資源の利用に係る技術開発につきましては、試験研究機関において、食堂などから出される残飯やゆずを絞った残りカスを堆肥として利用する試験に取り組んでいます。また、既に実用化されている牛糞堆肥、有機質肥料を利用した農法につきましては、県の施設で展示を行うなど、より積極的に利用していただけるよう技術普及を目的とする取組みを行っております。
さて、御提言の海藻肥料ですが、県では特殊肥料(有機質を含む肥料)の正しい流通販売を目的に届出制度を設けており、県内で生産される肥料を把握しております。その中には、海岸線に恵まれた本県の地理的特性もあってか、海藻を原料とする肥料銘柄もいくつかみられるところではありますが、今のところ、海藻についての研究等は行っておりません。御提言は、興味深い内容ですので、今後、研究テーマを設定する際の参考とさせていただきたいと存じます。
また、食を通じての健康増進については、平成17年6月に施行された食育基本法を踏まえ、平成19年に「愛媛県食育推進計画」、平成23年には「第2次愛媛県食育推進計画」を策定し、生涯食育社会を目指し、県民の皆さんや関係団体との協働による課題解決や目標達成のための施策を総合的かつ計画的に展開しています。
そして、「食育月間」(毎年6月)や「食育の日」(毎月19日)には、展示やイベント等を通じて、心身の健康のための食生活について広く県民に普及啓発するとともに、各保健所において、ライフステージに応じた食育の推進に取り組んでおり、1日3食規則正しく食べることや栄養バランスのとれた食事の実践を推進しています。
県といたしましては、環境に優しい農業を推進するため、広く有機肥料の活用を積極的に推進するとともに、県民が様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できるよう努めてまいりますので、御理解いただきますようお願いします。
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自然災害だけではなくテロ・外国からの攻撃の方が、今日ではもっと心配です。ベルギーの事件でもテロリストの一部が原発を狙っていたと言われています。
先年、伊方を初めて見て、真っ先に感じたのは、テロの危険性でした。
例えば、東京オリンピックのころ、国際情勢がもっと不穏になっていたら、西日本を壊滅させるようにすることができる手段として伊方原発が狙われる可能性は無いとは言えません。
(回答)
原子力発電所においては、核物質の盗難、不法移転及び妨害・破壊行為を防止するため、原子炉等規制法に基づき核物質防護対策、いわゆるテロ対策が講じられております。
核物質防護上、情報が厳しく管理されており、具体的なことは申し上げられませんが、これらテロ対策は、IAEAの核物質防護に関する 勧告文書等に基づき、
・原子力施設の周辺に立ち入りを制限するための区画を設けるとともに、カメラ等による監視の実施
・警備員による巡視や出入口における本人確認の実施
・重要な設備の周辺で作業をする場合には二人以上で行う
等が行われております。
加えて、新規制基準においては、万一、意図的な航空機衝突等のテロリズムなどによりプラントが大規模に損傷するような状況に対しても、炉心や格納容器の損傷を緩和するための対策が講じられていることが要求されています。
さらに、発電所内では、警察による常駐警備が行われるとともに、周辺海域では、海上保安庁による巡視船艇の常時配備が行われているなど、厳重な警備対応がなされております。
なお、県としても、原子力発電所に対するテロ行為等防止対策の強化は非常に重要と考えており、国に対して、上記の現場の対応だけではなく、国内外の連携を強化し、徹底して未然防止を図るよう強く要望しております。
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四国4県の知事が、「遍路道」を世界遺産にして外国人観光客を増加させようとして文化庁にお願いしているようですが、これは「マイナスのほうが多い」です。世界人口の55%を占めるキリスト教徒とイスラム教徒では偶像崇拝が禁止されています。なので、仏教を観光の主力とせずに、もっと世界中の「どなたでも」楽しめる四国を目指したほうが、観光客の人数は増加するのではないでしょうか。
(回答)
御案内のとおり四国遍路は、四国一円に広がる弘法大師空海ゆかりの八十八箇所霊場をめぐる全長1,400kmに及ぶ壮大な回遊型巡礼で、多様な宗教・思想を受容し発展させるという日本固有の文化を体現するとともに、往古の修行や巡礼形態を現在に伝え、今なお人々を救済し癒し続けている我が国を代表する庶民巡礼であり、また、四国に根付く「お接待」に代表される生きた四国の文化がそれを支えております。
御提言のありました四国遍路の世界遺産登録推進につきましては、このような四国が誇る遍路文化に焦点をあて、人類共通の遺産として保護・保存し、次の世代にしっかりと継承していくため、四国4県の産官学民が一体となって取り組んでおり、特定の宗教を中心とした観光振興や啓発等を目的として行っているものではありませんので、御理解をいただきますようお願いします。
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私はよく飛行機を利用するのですが、家から空港まで行ったり、空港からどこかへ行ったりする際に、タクシーやバスは有るのですが、やはり1番は電車があればもっといいのに、といつも感じます。電車の線を増やしたり、空港までつなげたりすることは出来ませんか。
(回答)
松山空港へのアクセスにつきましては、平成27年度に、県と松山市、伊予鉄道株式会社、学識経験者のほか、国関係機関で構成する「松山空港アクセス向上検討会」を設置して、市内電車の松山空港への延伸について検討しており、延伸を行う場合の技術的な課題や整備効果、採算性などについて必要な調査を行うこととしております。
伊方原発の承認取り消しをお願います。
伊方原発は事故が起こった時、住民の避難に問題があることはご承知かと思います。
また熊本、大分活断層の延長線上にあるという大変危険な状態です。日本全体の地震活動が活発化している中で再稼働することは大変危険です。
また万が一事故が起こった時は関西圏も放射能汚染にさらされます。
県民の民意を聞いてから決めていただきたく思います。
(回答)
今回の熊本地震を受け、伊方原発の約8km沖合に中央構造線断層帯が走っていることから、伊方原発は大丈夫かと不安になる方もいらっしゃると思いますが、伊方原発3号機については、新規制基準適合性審査における中央構造線断層帯の評価において、敷地前面の54kmの断層帯が動く場合だけでなく、西は大分県の別府-万年山(はねやま)断層帯から東は紀伊半島までの長さ480kmの断層帯が連動して動くケースも想定して、基準地震動を策定し、耐震対策を講じていることから、耐震安全性は確保されていると認識しております。
また、万が一の事故により安全機能の喪失が発生したとしても、ポンプ車などの可搬型注水設備等により炉心損傷に至らせないための対策がなされていること、仮に炉心損傷が起きたとしても、格納容器の下部に注水する設備等により格納容器を破損させないための対策がなされていることが国の新規制基準適合性審査において、確認されています。
さらに、愛媛県では、とにかく避難に至るような事故は絶対に起こさせないという強い意志の下で、国の規制基準以上の安全対策を四国電力に求めております。
具体的には、
・国の基準を上回る更なるゆれ対策として、概ね1000ガル以上の耐震性確保対策の実施
・福島を教訓として、国が求める電源対策にプラスした新たな配電線ルートの敷設
などです。
これらの安全対策については、県としても、専門家により構成される伊方原子力発電所環境安全管理委員会原子力安全専門部会において、国の審査と並行して確認しております。
なお、その確認結果は、県ホームページで公開しておりますので御確認ください。
((http://www.ensc.jp/pc/user/HOUDOU/sonota/pamphlet.pdf(外部サイトへリンク)))
こうした対策によって、伊方原発の安全性は確保されていると考えておりますが、万一の事態に備えるための原子力防災対策についても、積極的に取り組んでおります。
特に、広域避難計画については、訓練による検証等を積み重ねながら、不断の見直しを進めてきたところであり、本年7月には、昨年度、国と合同で実施した原子力総合防災訓練による検証等を踏まえ、見直しを行ったところです。
避難対策を含めた防災対策はここまでやれば完了というものはないと考えており、引き続き、訓練による検証等を積み重ねながら、さらなる改善を図ってまいります。
地元の理解については、各市町の議会や県議会において議論がなされ、各々の議会で議決され、それらも踏まえて、各市町長が判断されていると認識しております。県としては、今後とも、伊方原発に係る取組みについて、知事メッセージ等を通じて、県民の皆様に対し広く丁寧な説明や情報提供に努めてまいります。
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道後公園の管理について気が付いた点を述べさせていただきます。
1)道後公園管理委託へ競争入札の導入を
○現在の固定受託業者は芝生の育養管理ができていない
現在の受託業者は、薬剤散布・ゴミ搬出・伐採材木運びだしや毎回のイベント業者等の車の芝生上走行・駐車を頻繁にさせたため、公園東側・北側芝生が全くなくなり、禿土が露出するなど、管理しているのか公園をダメにしているのか疑問を感じます。また、イベントの際には公園内を数十台の車が走り回るので、よちよち歩きの幼児があわや交通事故のケースも何度も見かけます。公園外には民間の駐車場もたくさんあることから、公園内を駐車場代わりに使用させないで欲しい。また、少なくとも現業者には元の芝生に復元させてもらいたい。
○作業のマンネリ化
いかにも疲れたという作業員の芝生に腰を落としての雑草採りからは芝生保育・保全への気配りや公園管理への愛着・真剣さが微塵もみられなく、マンネリ化現象がみられております。
○公園南側山腹が伐採樹木などのゴミ捨て場化
公園南側の山腹散策路は、動物園があった当時の名残で塀が残り、散策路も閉鎖され、人が入れないことをいいことに、現業者が伐採材木などゴミ捨て場と化しており醜悪な状況となっており、散策路とゴミ捨て場からの改善普及が望まれます。
○貴重な公園樹木の伐採をやめさせて欲しい
これまでも現業者は数少ない公園の樹木の伐採をしてきていましたが、今また、公園の貴重な百年以上の真っ直ぐなヒマラヤスギ数十本を倒木の恐れがあるとの理由で伐採しようとしています。
しかし、倒木の恐れがある木は一本もなく、いずれもしっかり根を張った大木ばかりで、一本一本子供のころから道後住民が慣れ親しんだ木々ばかりで、猛暑現在、公園を利用するひとの貴重な木陰を安らぎの場を提供し続けており治山にも役立っています。
道後公園は伊佐庭如矢が、荒れ果て、竹や雑木に覆われていた道後公園を育林整備し、入浴客の散策の場として甦らせたもので、道後住民にとっても、これら如矢ゆかりの大木は貴重な財産です。
2)転げ落ちそうになっている岩崎神社横の巨岩の防災を
ヒマラヤスギの安全・危険という前に、以前の地震(西瀬戸地震)で巨岩が山からずり落ちそうになり、木にひっかかり、辛うじて山から転げ落ちそうになっている巨岩があります。次の大地震の際には、岩崎神社下の状況によっては、大災害をおこしかねない事態が想定されます。巨岩が山腹を駆け落ち、大きな人災をおこさねばいいがと心配しております。
(回答)
道後公園の管理運営は、競争性にも配慮しながら、県立都市公園条例に基づき、県が公募し、申請のあったものから、審査及び議会の議決を経て、指定した指定管理者が行っております。
御指摘の内容のうち、公園内の芝生については、良好な状態を保つため、施肥や薬剤散布、除草等必要な維持管理を行っておりますが、年間120万人の方が来園されており、公園東側及び北側の芝生については、散水など日常的な管理は行っているものの、花見やグラウンド利用などにより、養生が十分にできない環境にありますので、御理解ください。
なお、イベント時の作業車の使用については必要最小限とし、引き続き、案内板やコーン等による運転手への注意喚起やイベント主催者に対し事故防止の徹底を図るとともに、誘導員の配置等も検討したいと考えております。
また、除草作業については、腰を落としての作業であり、マンネリ化との印象を与えて申し訳ありませんが、監督者の指導の下、適切に業務を行っておりますので、今後は皆様に誤解を与えないよう指導徹底してまいります。
公園南側山腹の散策路沿いの柵の外側にある伐採樹木については、肥料として再利用するため、仮置きしていますが、粗雑な置き方でありましたので、早速、整理することといたします。
次に、公園の樹木は、夏場の木陰、冬場の日差しを提供するなど、快適な公園利用に不可欠なものでありますが、同公園は国史跡「湯築城跡」に指定されており、湯築城が栄えた中世の時代の景観を可能な限り再現するため、樹木の伐採については、平成26年10月に策定した道後公園活性化計画(史跡湯築城跡保存管理計画)に基づき、歴史的景観にそぐわない外来樹木の除去や、公園利用者の安全確保のため、根張りが浅く、強風による倒木の恐れがあるものを対象に伐採しています。
最後に、岩崎神社横の巨岩については、現地を確認したところ、近年において動いた形跡は見られず、現状でも直ちに落石の恐れはないと考えておりますが、今後、巡回頻度を増やすなど、監視強化に努めてまいりますので、御理解の程よろしくお願いします。
えひめ国体を盛り上げるために愛媛体操やダンスで「笑顔は君のためにある」の曲は聞くこともあり、ステキなノリのいい曲なのですが、「愛媛の歌」をもっと活用してはと思います。とてもステキな歌詞です。学生の頃、よく歌っていました。
(回答)
愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会イメージソングは、愛称・スローガンと併せてえひめ国体・大会を発信し、県民や来県される皆様に「愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会」を楽しみ、親しんでいただくための音楽として制作されました。ダンス・体操などの振付けも制作し、両大会を広く周知・浸透させるため、イベント等で積極的に活用していただいております。
御提案の「愛媛の歌」については、えひめ国体・大会の周知のためには使用しておりませんが、県内外に発信するため両大会の式典での活用を計画しております。
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