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更新日:2020年12月15日

新居浜・西条圏域

圏域の特性

自然

北部は、瀬戸内海に面した新居浜平野及び周桑・西条平野が広がり、海岸部に埋立地が連たんした臨海型工業地帯が形成されています。南部は、西日本最高峰の石鎚山や瓶ヶ森等の山々が連なる雄大な山岳地帯となっており、国定公園の指定を受けた貴重な自然環境の保全が求められています。

気候は、平野部は典型的な瀬戸内海式気候で、四季を通じて温暖寡雨ですが、南部の石鎚山系は降水量も多く、冬季は相当の積雪もみられます。平野部には国領川、加茂川、中山川が貫流し、山間部の豊富な降水量の恩恵を受け、肥沃な穀倉地帯を形成しています。

歴史・文化

新居浜市は、江戸時代の別子銅山開坑以来、銅の精錬を主体とした企業城下町として栄え、東予新産業都市の中核として瀬戸内有数の工業都市に発展しました。現在も、山間部の鉱山跡や市街地に点在する産業遺産に往時の繁栄がうかがわれます。

西条市や小松町は、西条藩、小松藩の陣屋町として栄え、西条藩陣屋跡や朱子学者近藤篤山の旧宅等の歴史遺跡が現存しています。また、勇壮華麗な「新居浜太鼓まつり」や「西条まつり」は、地域文化のシンボルとして重要な観光資源になっているほか、周桑手すき和紙は、伝統の重みと確かな技術に支えられ、全国的にも高い評価を受けております。

近年では、別子銅山の産業遺産や豊富で良質な湧水などの特色ある地域資源を活用し、先進的な産業と伝統に支えられた文化が調和した創造的な文化都市づくりが進められています。

暮らし

松山圏域に次ぐ人口があり、県下の人口集積地のひとつになっています。買物や通勤・通学等の日常生活では、隣接する宇摩・今治・松山圏域との交流もみられ、四国縦貫自動車道、今治小松自動車道の整備やJR予讃線の電化など交通網の整備・充実が進むにつれ、圏域を越えた交流がさらに広がりをみせています。

平野部では、快適で、安全な都市づくりをめざし、廃棄物処理施設や上下水道など生活基盤の充実や、長寿社会に対応した生涯学習施設や保健・福祉施設の整備が急がれています。また、都市のスプロール現象や大型店の郊外立地等に伴い、往年の活力を失いつつある都市中心部の再生を図るため、商業・文化機能の集積によるにぎわいの復活が緊急の課題となっています。

一方、中山間地域では、過疎化、高齢化の進行が著しく、生活基盤や観光・レクリエーション施設の整備などによる人口の定住促進や交流人口の拡大を図り、地域の活力を向上させることが課題となっています。

産業

別子銅山の開抗以来、資源立地型の工業地域として発展し、現在では、化学、一般機械、電気機械、金属等の大手企業を中心とした、基礎素材型、加工組立型産業が集積しています。また、愛媛テクノポリス開発計画に基づき、新居浜市や西条市を中心に、エレクトロニクス(電子工学)、ファインケミカル(精密化学)、バイオテクノロジー(生命工学)などの先端技術産業や、大手鉄鋼メーカー、ビールメーカーなどの立地も進んでおり、先端技術を生かした地域産業の高度化や産業構造の多様化が進められています。

農業は、県下有数の穀倉地帯であり、米、野菜を中心に、イチゴ、キュウリ等の施設園芸、特産の愛宕柿や梅等の果樹栽培、さらにはバラ等の花き栽培など、多彩な農業が展開されており、今後は産地間競争に耐え得る高付加価値化や生産性の向上が求められています。また、水産業は、海岸部でノリ、クルマエビ等の養殖が行われています。

観光面では、石鎚山系の豊かな自然や美しい景観、別子銅山の産業遺産、伊予の三湯のひとつとして有名な本谷温泉などを活用した観光・レクリエーション施設が整備されており、今後は、地域産業をはじめ名水や祭りなど地域資源を活用した新たな観光拠点の整備や、瀬戸内三橋と高速道路を生かした新しい広域観光ルートの開拓が求められています。

基盤

圏域内をJR予讃線や四国縦貫自動車道、国道11号が東西に貫くとともに、当圏域から北の今治方面へは、今治小松自動車道と国道196号が、南の高知方面へは、国道194号が走るなど、基幹交通軸が縦横に形成されており、また、東予港や新居浜港といった重要港湾があり、瀬戸内海の海上交通の拠点のひとつともなっています。

今後、瀬戸内しまなみ海道や今治小松自動車道、国道194号寒風山道路を通じた広島県や高知県との県際交流の拡大が期待されることから、四国縦貫自動車道の2車線区間の4車線化、国道バイパスや幹線道路の整備、重要港湾の機能強化など、圏域内の交通基盤の強化を図るとともに、既存のCATV網も活用した高度情報通信基盤の整備を進めるなど、交流・連携基盤の一層の充実が求められています。

圏域の目標像

石鎚山系がもたらす豊かな水と肥沃な平野を生かし、農林水産業から先端技術産業までの調和のとれた産業振興を図り、快適でにぎわいと創造性に満ちた圏域をめざします。

圏域づくりの基本方向

  • にぎわいと創造性に満ちた産業文化都市圏の形成
  • 地域の活力を生み出す農林水産業や観光の多様な展開
  • 快適で潤いのある生活空間の形成
  • 交流・連携を促進する基盤の整備

主要施策

にぎわいと創造性に満ちた産業文化都市圏の形成

新たな都市拠点の形成

  • 県内第2位の人口集積地域にふさわしい都市拠点の形成を図るため、新居浜市、西条市、東予市等において、市街地の再開発や中心商店街の活性化を促進します。
  • 新居浜市においては、昭和通り~市役所周辺~JR新居浜駅周辺の中心市街地において、JR新居浜駅周辺土地区画整理事業を促進するとともに、チャレンジショップによる空き店舗の活用、産業観光体験施設や交流広場の整備など、まちづくりと一体となった中心商店街の活性化、郊外型商業施設との共存対策を促進します。
  • 西条市においては、JR西条駅周辺の再開発及び下喜多川地区の土地区画整理事業の検討を進めるとともに、中心商店街の活性化対策を促進します。
  • 東予市においては、JR壬生川駅西地区の土地区画整理事業の具体化や商業基盤の整備に取り組みます。

先端技術産業の集積促進

  • 地域産業の高度化と産業構造の多様化を促進し、未来型産業が集積する高次産業都市圏の形成をめざします。
  • 東予インダストリアルパークに先端技術型中小企業が集積する産業団地を整備するとともに、西条臨海工業団地への高度技術開発型企業の立地や新居浜市多極型産業用地への医療福祉関連産業などの立地を促進するほか、廃棄物を完全にリサイクルするゼロ・エミッション工業団地の実現をめざします。
  • 財団法人 東予産業創造センターや西条市産業情報支援センターなどの新事業創出支援機関の相互連携による研究開発や事業化等の支援機能の強化に取り組むとともに、中小企業大学校等の人材養成機関の誘致を進め、東予テクノパークの機能充実を図ります。
  • 地元メンテナンス企業の技術集積を活用するための共同化や、医療福祉機器をはじめとする新規産業の起業化など、地域産業の高度化や新たな展開を積極的に支援します。
  • 圏域内に四国縦貫自動車道と今治小松自動車道の分岐点・小松ジャンクションがあるメリットを生かし、今治小松自動車道東予丹原インターチェンジ周辺などにおいて、流通関連産業等の集積地域の整備を促進します。

学術・研究機能と教育・文化環境の充実

  • 最新の科学・情報技術にも対応できるよう、学術・研究機能の向上を図るため、圏域内の高等教育機関である新居浜工業高等専門学校の専攻科の拡充など教育課程の充実と、地域産業のニーズに応じた民間企業との共同研究や技術交流の促進を支援します。
  • 地域の新たな文化交流の拠点として、新居浜市の美術館や小松町の郷土資料館などの文化施設の整備を促進するとともに、小・中・高等学校の校舎等の整備やマルチメディアを活用した多様な教育の推進、運動公園・体育館等のスポーツ施設の整備促進など、教育・文化・スポーツ環境の充実に努めます。

地域の活力を生み出す農林水産業や観光の多様な展開

生産性の高い農林水産業の展開

  • 肥沃な平野部を中心とした県下有数の穀倉地帯のもと、低コストで高品質な米麦の生産拡大や野菜、果樹、花きなどの園芸や畜産の振興など、生産性の高い地域農業の展開を図るとともに、集落排水や農村公園の整備など快適でゆとりのある農村生活の創造に努めます。
  • 西条市や周桑地区におけるほ場の整備をはじめ、かんがい排水施設やため池等の水利施設の改修、新居浜・西条地域の米麦農家の規模拡大、消費者の嗜好に合った施設野菜の高品質化、優良系統の導入による畜産経営の効率化などを促進します。
  • 柿、バラなど地域の特産品のブランド化や直販システムの整備を推進するとともに、観光農園や体験農業など、都市との交流による地域農業の活性化にも取り組みます。
  • 燧灘沿岸部では、ノリ養殖における計画生産や集団管理、優良品種の開発などを進めるとともに、山間部では、広域基幹林道をはじめとする林道網の整備や高性能林業機械の導入を促進し、林業経営の低コスト化を進めます。
  • 物流の高度化、農業協同組合の合併等による産地の大型化、量販店のニーズの多様化に対応し、生鮮食料品等の安定供給を図るため、四国縦貫自動車道西条インターチェンジ周辺に、集分荷機能を持った青果物流通拠点施設の整備を促進します。

地域資源を活用した観光・レクリエーションの振興

  • 別子銅山で産出された銅の積出し港としてにぎわった新居浜口屋跡周辺や、市街地に点在する産業遺産の保存・整備を促進するとともに、既存の記念館や資料館も活用し、訪れる人が学び観光することができ、まち全体が生きた博物館となるような産業文化博物エリアの形成をめざします。
  • 石鎚山系の美しい自然や別子銅山の産業遺産を活用し、宇摩圏域との連携も図りながら、森林レクリエーション施設の整備や広域的な山岳観光ルートの形成に取り組むとともに、東予国民休暇村や本谷温泉を活用し、瀬戸内しまなみ海道等の観光資源との連携強化等による広域的な観光ルートの形成に取り組みます。
  • 「新居浜太鼓まつり」「西条まつり」などの地域を代表する祭りの観光資源としての魅力を高めるため、祭りを堪能する観光ルートの開発をはじめ、全国へのPR活動や国内外との交流促進など、多様な支援に努めます。

広域交流の拡大に対応した交流拠点の整備

  • 基幹交通軸の交差エリアとしての特性を地域の活性化に結び付けていくため、マリンパーク新居浜周辺の開発による海洋性レクリエーションゾーンの整備をはじめ、西条市の円山森林公園、高速道路のクロスポイントである小松町の石鎚山ハイウェイオアシス、東予市の河原津北地区や丹原町の愛の山周辺地区における交流ゾーンの整備など、地域が主体的に取り組む広域的な交流拠点の整備を支援します。

快適で潤いのある生活空間の形成

快適な暮らしを支える良質な生活基盤の整備

  • 上水道や簡易水道の整備をはじめ、公共下水道や合併処理浄化槽の整備促進など、快適な暮らしを支える生活基盤の充実に努めるとともに、市町村による緑の基本計画の策定を促進し、緑豊かな住宅団地や都市公園の整備、水の都西条市の「うちぬき」に代表される豊富で清れつな水を活用した親水空間の形成など、潤いのある生活空間の創出をめざします。
  • 廃棄物の増大や県民の環境意識の高まりに対応するため、高度な処理技術を備えた財団法人 愛媛県廃棄物処理センター東予事業所を東予地域の廃棄物の広域的処理拠点として運用するとともに、安全な中間処理施設や最終処分場の整備、一般廃棄物処理の広域化やリサイクルの促進など、地域住民が安心して生活できる環境づくりに取り組みます。

保健・医療・福祉機能の強化

  • 周産期における母子の安全を確保するため、東予地域の拠点として高度な周産期医療機能の整備を進めるとともに、地域子育て支援センターや多機能保育所の設置を促進するなど、子どもを安心して産み育てることのできる環境づくりを進めます。
  • 住み慣れた家庭や地域で介護や支援が受けられるよう、訪問介護(ホームヘルプサービス)、日帰り介護(デイサービス)、短期入所生活介護(ショートステイ)など在宅福祉サービスの充実を図るとともに、老人保健・福祉施設、福祉関連複合施設などの整備を促進し、介護保険制度の円滑な運用に努めます。
  • 介護予防対策の推進や、人にやさしいまちづくりの推進などによる高齢者や障害者の自立と社会参加の促進に努めるとともに、県民の主体的な健康づくりを支援するため、健康増進施設の整備を促進するなど、圏域内市町の連携による広域的な保健・医療・福祉体制の確立を支援します。

安定した水源の確保と災害に強い地域づくり

  • 都市用水や農業用水の需要増加に対応するため、新規水源となる中山川ダムの建設と水道用水供給事業の一体的な推進に取り組みます。
  • 道前平野における農業用水の安定確保を図るため、国営土地改良事業による既存水利施設の改修を進めるとともに、新たな水源として志河川ダム(丹原町)の建設を促進します。
  • 地域住民の生活用水などの水源を確保するため、貯水能力の高い水源林の整備を行うとともに、広域的かつ合理的な水利用を促進するため、既存水源の有効活用や、異なる用途間での水の融通について、具体化に向けた検討を進めます。
  • 災害に強く安全な地域づくりを進めるため、加茂川や中山川などの河川改修を推進するとともに、土砂災害対策や海岸保全事業のほか治山事業等を着実に実施します。

交流・連携を促進する基盤の整備

広域交通ネットワークの整備

  • 圏域を越えた交流を拡大するため、今治小松自動車道の早期全通、四国縦貫自動車道の2車線区間の早期4車線化を図るとともに、国道194号や主要地方道壬生川新居浜野田線、新居浜別子山線、西条久万線などの整備、高速道路インターチェンジへのアクセス道路の整備を促進します。
  • 圏域内の生活道路の整備を促進するとともに、路線バス等地域の生活交通の確保を図る方策を検討します。
  • 公共交通の機能を強化するため、JR予讃線の複線化及びフリーゲージトレインの導入をめざすとともに、JR新居浜駅周辺の鉄道高架について調査を進めるほか、松山~小松方面間の鉄道新線についても、採算性を考慮しながら長期的課題として検討します。
  • 海上交通の拠点である重要港湾の物流機能を強化するため、東予港の西条地区及び壬生川地区における港湾施設の整備を進めるとともに、新居浜港の貿易・物流機能の強化を図ります。

円滑な都市交通の確保

  • 都市内における円滑な移動を確保し、快適な交通環境を創出するため、国道11号新居浜バイパス、小松バイパスの整備をはじめ、新居浜東港線、新居浜港線、孫兵衛作壬生川線(バイパス)などの主要な県道や、西条駅前朔日市線などの都市計画街路の整備に努め、まちづくりと一体となった機能的な都市道路網を形成します。

高度情報通信ネットワークの構築

  • 新居浜市のテレトピア構想や東予市のマルチメディアパイロットタウン構想などを促進し、最新の情報技術を活用した行政サービスの高度情報化やワンストップサービスの実施、これらの基盤となる光ファイバ網の構築や既存のCATV網の高度化など、総合的な情報通信ネットワークの構築をめざします。
  • 西条市におけるICカードによる保健・医療・福祉情報システムなどのノウハウを活用して、保健・医療・福祉の総合的な情報システムの構築をめざします。
  • 高度情報化を支える人づくりを進めるため、新居浜工業高等専門学校における情報系課程を充実させ、高度な情報活用能力を持つ人材を養成するとともに、小・中・高等学校や生涯学習における情報教育の強化に努めます。

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お問い合わせ

企画振興部総合政策課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2 

電話番号:089-912-2230

ファックス番号:089-921-2002

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