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更新日:2020年12月11日
愛媛県では、昭和37年12月に第一次の長期計画「愛媛県長期経済計画」を策定して以来、これまで四次にわたる長期計画を策定し、その時々の課題に即応した施策を総合的かつ計画的に推進してきました。
最近では、昭和63年3月に第四次の「愛媛県長期計画」を策定し、この計画に沿って瀬戸内しまなみ海道の建設、高速道路の整備促進、松山空港の拡充など高速交通体系の重点的整備、各種ダムの建設や南予用水事業などの水資源プロジェクト、テクノポリス構想、マリノベーション構想などの産業開発プロジェクトを展開するとともに、東・南予の救命救急センターの整備、県総合科学博物館、県歴史文化博物館、えひめこどもの城、県美術館の建設などの生活・文化関連プロジェクトに積極的に取り組むなど、潤いと活力のある愛媛づくりを進めてきたところです。
こうした取組みにより、新しい時代に向けた県勢発展の基盤づくりが着実に進展していますが、少子・高齢化の進展や環境との共生意識の高まりや、瀬戸内三橋時代の到来など、愛媛の未来を左右する大きな時代の波が押し寄せてきていることから、このたび、これまでの成果のうえに、21世紀に向け県民が力を合わせ、県民のための質の高い成熟社会の創造に向かって力強く前進するための新たなビジョンとして「新しい愛媛県長期計画(仮称)」を策定することとしました。
この計画は、県政の最上位計画として、今後の県政運営の基本的かつ総合的な指針となるものであり、各分野における施策の整合や効率的な事業展開を図るうえで最も重要な役割を果たすものです。
県民の皆さんに対しては、本県の将来像や目標達成のための施策の基本的方向を明確に提示することで、県政への積極的な参画と理解を期待します。
市町村に対しては、市町村の意向の反映と地域別振興方策の提示により、相互に自主性を尊重しつつ、緊密な連携・役割分担のもとに一体的な行政を進めていけるよう、積極的な取組みを期待します。
国等に対しては、愛媛県の基本姿勢を示すことにより、県の施策に対する理解や事業の推進、制度の改善などに対する積極的な支援を期待します。
この計画の策定にあたっては、「県民の県民による県民のための県政」の理念に基づき、できるだけ多くの県民の意見や市町村の要望を聴き、その「声」を可能な限り計画に反映させるなど、県・市町村・県民が一体となった手づくりの計画作成をめざしました。
また、県内各界の代表者で構成する愛媛県新長期計画策定会議や、県内の学識経験者をはじめ県議会代表者や一般から公募した方々などで構成する専門部会において、計画内容の審議・検討を進めるとともに、県庁内にも計画策定のための検討本部や検討班、ワーキンググループを組織して、全庁全職員を挙げて計画の策定に取り組みました。
この計画は、21世紀の最初の10年が経過する平成22年(西暦2010年)を目標年次とし、21世紀初頭の愛媛県の進むべき発展方向と新しいビジョンを明らかにします。
この計画は、『基本構想』『基本計画』『地域別基本計画』の3部で編成し、次の8つの章で構成されています。
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