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更新日:2020年12月11日

議事全文

日時 平成12年3月24日(金曜日)13時00分~14時30分
場所 南海放送本町会館 キャッスルホール

1 開会

 

2 矢野副知事あいさつ

本日は、年度末の大変お忙しい中をご出席をいただきましてありがとうございます。

また、委員の皆様方には、日ごろ県政の推進に大変ご協力をいただいておりますことに対しまして、改めて厚くお礼を申し上げます。

本来でございますと、この長期計画は、昨年度末に策定を完了する予定でございましたが、加戸知事が提唱しております「県民の県民による県民のための県政」を推進をいたしまして、明るくさわやかで活力ある愛媛の実現を目指していくという、新しい愛媛づくりの理念などをこの長期計画に反映させたいと考えまして、策定作業を1年間延長させていただいたような次第でこざいます。

申し上げるまでもないことでございますが、今我が国は時代の大きな転換期を迎えておるところでございます。

本県におきましても、全国に先行するような高齢化や人口の減少といったような条件もございます。また、瀬戸内しまなみ海道を始めといたします高速道路網の拡充や高度情報化の進展、さらには地球的規模の環境問題といった、社会経済の変化と多くの課題に対応をしていくことが求められておるような状況でもございます。従いまして、県といたしましては21世紀への確かなビジョンを早急に確立をいたしまして、この長期計画を新世紀の羅針盤といたしまして、県民とともに新しい愛媛を創造をしていきたいと考えておるところでございまして、計画の策定に大きな期待を寄せておるところでございます。

本日ご提示を申し上げます最終案は、青野部会長さんに大変ご苦労をおかけをいたしまして、5回にわたります専門部会におきまして、可能な限り県民のご意見、ご提言を反映させながら取りまとめをいただいたような次第でございます。

また、その過程で策定会議の委員の皆様にも、それぞれ専門的なお立場、あるいは各界各層を代表するお立場から、貴重なご意見、ご提言をいただいてきたところでございますが、どうか本日も大所高所の立場から忌憚のないご意見を出していだたきまして、十分にご審議をいただきますようお願い申し上げまして、簡単でございますが開会のごあいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。

3 横山会長あいさつ

ただいま矢野副知事からごあいさつがございました。この策定会議の立ち上げは3年前でございまして、平成9年8月でございます。その後いろいろな諸般の事情、特に、知事選挙ということがございまして、新知事になりまして長期計画に対するいろいろな角度からの県民参加と、あるいはそのほかの方々からのご意見というものを吸い上げるという方針になりましたので、皆様方には少し長い期間、間があいたというように思います。しかしながら、中間案というのが出ましたし、また、最終案につきましても、策定の会議の皆様方のご意見を注視したということがございました。若干申し上げますと、策定会議の委員の方々から、中間案へのご意見は17件。それから、最終案に対しますご意見が22件。それから、不肖会長をやっております私の方から33件というわけでございまして、合わせて72件。それに対しまして担当の事務方から詳しく答えをいただいたということがございます。そういうことでございまして、本日は最終案のご検討をいだたくわけでございますが、これから専門部会長の説明等々を含めまして、それらに関しまして忌憚のないご意見を、最終的なご意見をいただければ幸いだと、こう思っております。

議事は、お手元にございますように、議事の1は、専門部会審議経過の報告。これは青野専門部会長からお願いをいたしますし、2番目は、新しい愛媛県長期計画最終案。これに対します皆様方のご意見を賜れば、このように思っております。

4 議事

(1)専門部会審議経過報告

青野部会長
専門部会の部会長を仰せつかっております青野でございます。専門部会での検討結果を報告させていただきます。
専門部会につきましては、当初10名でスタートをいたしましたが、昨年の8月に6人の公募委員、それから県議会常任委員会の委員長の参画を始め、各分野から幅広い人材が積極的に登用されました結果、委員数は4倍の42名に拡充いたしまして、教育・文化・スポーツ、それから生活・環境・地域、さらに産業・基盤、この3つの分科会からなります新しい体制で再出発いたしまして、5回の会議を開き、計画案の検討を重ねてまいりました。
まず、新体制になりました第1回の全体会議では、計画の基本理念について協議を行いました。この会議で主な意見といたしましては、愛媛の特長を生かした全国に誇れる愛媛の顔をつくり、発信することが大切であるというものや、それぞれのライフスタイルの中で人が住みたいと思うような県、安心して子どもを育てられるような県づくりを目指してほしいと。また、マイナスの面を引き上げるということももちろん大事ではあるが、癒しの心や自然、文化、歴史資産などの愛媛の持っているプラス面を伸ばして、未来を担う子供や青少年がふるさととして愛着を持ち、また活躍できるような愛媛をつくってほしいというような意見がございました。この他に、重点主義で愛媛県の特色を出して、他県の真似をしないようなもの、あるいは目標を明確にして、わかりやすく具体的な計画にしてほしいといった、計画づくりの視点への提言や、県民が主役となるような県民参加の仕組みに取り組んでほしいというようなご意見もいただきました。
第2回会議では、3つの分科会に分かれまして、特に、この重点を置くべき政策はどのようなものがあるかということを主題に協議いたしました。
教育・文化・スポーツ分科会では、従来画一的だという批判もあった愛媛県の教育の中で、多様で自発的かつ個性的な教育をどのように推進していくのか。個性ある文化をいかに育て発展させるのか。スポーツ振興の基盤をいかに整備するかといった点に関するご意見をいただきました。生活・環境・地域分科会では、ボランティア活動の促進や地域コミュニティの再生、男女共同参画社会など共生社会への転換や、環境先進県づくりへの実現に向けて、各方面への教育や啓発を通じた意識啓発を進めるべきだというご意見をいただきました。
産業・基盤分科会では、新産業・新事業の創出、女性や高齢者の働く場の確保や若年者への職業教育、インフラ整備などのほかに、観光産業の位置づけについてのご意見をいただきました。
第3回会議では、これまでの協議結果を踏まえながら、事務局で作成された中間試案についての分科会での協議が行われ、昨年12月には、中間案として取りまとめ、県から公表されたところであります。また、このときの会議では、予想される将来の厳しさというものを正しく伝えることが必要であるというような意見が多く出されまして、人口や経済などの将来値は、望ましい目標像ではなく、現状のままで推移すると将来はどうなるのかという見通しを示す方向へ変換いたしました。さらに重点構想については、愛媛固有の課題を中心に思い切って絞り込むべきであるという意見が出され、この意見を受けて、事務局に部会員全員の意向調査をお願いして意見の集約を図りまして、最終案の第3部にあります重点構想として取りまとめました。
第4回会議では、ひとまず全体会議に戻りまして、中間案に対していただきました策定会議委員の皆様や、市町村、県民の方々からのご意見・ご提言の反映方法、愛媛の将来見通しや重点構想のあり方など、計画の全容について協議をいただきました。
この会議では、計画内容の基本線はおおむね了承されましたが、県民にとってより分かりやすい長期計画とするために、計画の構成を見直してはどうかといった意見や、重点構想に掲げている施策をもっと絞り込んではどうかという修正意見をいただきました。
そして、先月開会いたしました第5回会議では、専門会議としての最終案を取りまとめました。第4回会議の結果を受けまして、構成あるいは重点構想もかなり変えました。で、この最終の会議では、長期計画の性格上ある程度総花的であるのはやむを得ないが、事業実施段階での優先順位をつけるなどによりまして、効果的な実施に努めてほしい。県民にきちんと計画の理念が伝わるようPR方法を工夫してほしい。計画のフォローアップや県民へのフィードバックにも新しい手法を検討してもらいたいなどのご意見をいただいたほか、計画の実現に向け多くの県民の参画が得られるよう、今回の策定に関係した専門部会員それぞれが、少しでも多くの人に計画の理念を伝える努力をしていこうということを、専門部会の総意として確認したところでございます。以上が専門部会におけるこれまでの検討結果の概要でございます。
最後には、専門部会長として私の感想を述べさせていただきまして、報告を終えさせていただきたいと思います。
まず第1に、今回の長期計画は、策定過程におきまして、行政を代表します事務局と委員の方々の手づくりの色彩が非常に強かったというふうに思います。全5回の専門部会の場で、ほとんどの皆さんから積極的なご意見をいただいたほか、それ以外にもいろんな形でご意見をいただいております。これら多種多様な意見を長期計画に取り入れるというのは、事務局として大変ご苦労があったかと思いますが、この結果、各委員の参加意識が強まりまして、最後の専門部会では、委員から、今回の長期計画は自分の子どものような気がしてきて強い愛着を感じる、ぜひ見守っていきたいというような声も出ました。
第2は、今回の長期計画は、将来の夢というよりは、現実を踏まえた政策志向的な計画とし、わかりやすく具体的で、評価可能な政策内容になるように努めたつもりであります。
最後に、要望ですが、計画の実施に当たりましては、やや総花的な感じもする政策内容を、評価基準を設けて政策評価をすることによって優先順位をつけ、その効果を事後評価していただきたいと思います。そして、政策評価と政策決定過程におきまして、公開性と公明性を確保して、可能な限り専門家や県民の参加を実現していただきたいというふうに思います。委員の皆様の十分なご審議をお願いいたします。

横山会長
どうもありがとうございました。5回にわたります専門部会というのは大変でございました。最初申し上げましたが、策定会議の委員の方々からいただきました72件に対しまして、専門部会のご意見というのは130件ございまして、それに事務方の方が一つ一つお答えするということで進みましたし、県民の意見を聞くということで、これは総計687件、公募委員のこの募集をいたしましたこれは116人も応募いただいたというようなことでありまして、大変長い期間にわたりましたけれども、専門部会で大変な審議をやってこられたというように思いまして、部会長として4点ばかり、この集約をされて感想を述べられましたが、これらにつきましては、また後ほど皆様方のご意見をいただければありがたいと、こう思っております。

(2)新しい愛媛県長期計画最終案について

横山会長
では、このお手元にございます、この資料等々につきまして、事務局の方から、まずご説明いただくということにしたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。

《計画最終案等についての事務局説明》

横山会長
どうもありがとうございました。
今、事務局から説明がございました。大変細かい字句の訂正、あるいは概念の取り扱い方ということで、ご意見をいただきましてありがとうございました。
今説明がありましたように、専門部会委員等々からも、そのようなご意見あるいはご質問いただいたことにつきましては、事務局の方が一つ一つ解説を加え、また、その姿勢、取り組み方等についても返答をしてまいりました。これはもう大変なことでございまして、非常に親切、丁寧かつ県民の手づくりということのようでございますが、実は、県庁内でも全部局を挙げまして、ワーキンググループをつくり、かつ、ご意見をいただきましたことについては、それぞれの部局で全部検討をしていただいております。
だだ、カタカナ語が大変増えまして、私も読ませていただきましたが、さっぱりわからないような片仮名が、例えば、フォレストマイスターなんていうのは、一体これドイツ語か英語か、何かということまで私は聞いたわけでございますが、どうやら省庁の中には、今までの言葉に加えて、新しいそういうことも入っているようでございまして、それらにつきましては、50ページにわたるとする用語解説をつけ加えるということで、対応をしていただくようになっております。
そういうことでございまして、これから本日ご出席の策定委員の皆様方から、最終案につきましてのご意見をちょうだいをいたしたいと、こう思います。ただ、ご意見によりまして、これを、計画を修正する必要があるという強いご意見がございました場合には、その修正の方向につきましても、皆様方と協議しまして、この会の中で結論を出したいというように思っておりますので、忌憚のないご意見をいただけれ幸いだと思います。
どなたからでも結構でございますので、どうぞご遠慮なく、感想も結構でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。
まず、専門部会長はもう説明されましたから、望月副会長さん、どうぞ。私ばっかりしゃべっているとあれでございますから、ご感想でも結構ですから。

望月副会長
横山会長が頼りになりますから、もうお任せしっきりなんですけど、感想みたいなことをちょっと言わせていただきますと、21世紀というのは余り明るい世紀ではありません。恐らく人口も減るし、高齢化も進む。それから、恐らく食糧危機が来るかもしれない。エネルギー危機が来るかもしれない。そういう経済的に非常に厳しい中で、恐らく県民の人、我々、価値観を変えていかなければならないんじゃないかという気がしております。
非常にご苦労をしていただきまして、長期計画をつくっていただきました。で、非常に新しいと私感じましたのは、そういう21世紀の数字的なこと、そういう予測的なことは、むしろ参考資料として最後につけてあるということですね。これまでフレームワークとして最初にどかっと出しておられたんですけど、むしろ新しい愛媛づくり指針といいますか、ガイドラインということで求めておられる。その辺に苦心がおありだったんだろうと思います。
その方向付けにつきましては、恐らく21世紀の厳しい条件の中で、愛媛県で何ができるか。その方向はここに出てますけど、私も全部賛成です。特に、人の問題、人づくりというかヒューマン、我々の考え方、そういう方向に力が入れられた案になっているような感じがしまして、私もよくできているなあという感じがいたします。
それから、もう一つ、これからの時代は、私たちが住んでいる一番身近なところでの村づくりとか町づくり、そういう方向にだんだん力点が出てくると思いますので、今後はその市町村段階でどうしていくか。恐らく愛媛の場合は、島とか山をたくさん抱えていますから、地域格差というか、地域での、いい言葉で言えば多様性ということになるかと思いますけど、地域でかなりばらつきが出てくる。これを県としてどうまとめていくのか。この辺が、今後の運用の点で非常に難しい点になってくるんじゃないかという気がいたします。えらい勝手なことを言って申しわけありませんが、全体のまとめ方としては、こういうまとめ方しかないんじゃないかという感じがいたしました。

横山会長
どうも、ありがとうございました。ほめられたような、ちょっと批判されたようなというところもなきにしもあらずですが、最初説明がありましたように、新しい、何といいますか、局面といいますか、認識をして21世紀初頭の本県のあり方を検討していただいたということでございます。
確かに、私どもがすぐ気にかかります数字等々につきましては、後の方に控えてるというのが特徴ではありますが、実は、こういう方式は、2000年から2010年ないし15年を目標年次といたします第五次の全国総合開発計画、つまり、新しいグランドデザインというものも同じことでございます。
第四次の、それに先行しました15カ年計画の第四次の場合には、人口、経済のみならず、公共事業を中心とします総投資額幾らだということが前面に出たわけでございますが、実は、経済状況がこのようになってきたということもありますけれども、余り数字にとらわれないように、むしろ自由な発想でこういうような方向付け、あるいはこういうような国土ないしは愛媛県の姿をつくっていこうじゃないかということになりますと、数字を前面に出すことは、かえって足かせになるというのが、今日の開発計画の持っている大きな特徴でございます。そういう意味合いでは、本県のも、それに準じたわけではありませんが、手づくり的な要素を非常に強く持たせたということではないかと思います。
ただ、今副会長が言われましたが、そうはいっても総花式ではなかったのかと、私もちょっとそういうことを感じました。それで、担当者と話をしましたら、大体総合計画っていうのは総花でしょうって横山先生が最初に言ったんじゃありませんかと。議事録が残ってたんで、これは、うっかりしたことを言ったもんだと思いましたが、よくもあまここまでまとめていただいたと、本当に私の方はむしろ敬意を表しております。
ただ、そうは言いますけれども、やっぱりある程度、10年計画ですから、現在進行中ないしは、ほぼわかっているだろうと思われる投資を対象とした、言ってみれば、ハード的なサイド、こういうものがやっぱり気にはかかるんです。先ほど申されました地域の格差が拡大する場合にどうすべきかといえば、だれしも道路を整備してくれと、こうおっしゃるに決まっておるわけです。
それらを含めまして、事務方の方からちょっと私はご意見聞きたいんですが、この中で取り上げられているハード的な施策というのはどういうものがあるのか。例えば、私がこれで気づいたのは、産業基盤の中では、みかんの研究所であるとか、あるいは、繊維産業、製紙、窯業の工業系試験場を整備する。さらには、松山港の外港地区のコンテナターミナルの整備がございましょうし、あるいは、今治新都市の中核施設をどのように整備をしていくかということもあるような気がいたしますが、よろしいですか。

事務局
今回長期計画で取り上げておりますハードの関係でございますが、先ほどご説明いたしましたように、基本的には財政状況が非常に厳しいということを前提に、ソフト重視という形で計画づくりをさせていただいたわけでございますが、その中でも当然ハードが必要なわけでございまして、全体で24の新たなハード整備事業を盛り込んでございます。
具体的に申し上げますと、産業基盤というふうな観点で見てみますと、先ほど横山会長がおっしゃいましたように、みかん研究所、それからは畜産総合センターの設置、それから県の工業系試験場の再整備、それから、松山港外港地区のコンテナーターミナル整備、あるいは未来型の知識集約型産業の団地となりますソフトパークの整備、そういうものも入っております。それから交通体系や交流拠点づくりという観点では、JR松山駅前の再開発、鉄道高架の問題。それから瀬戸内海の島しょ部架橋の問題。それから今治新都市の中核施設をどうするかという問題。それから新しい国際交流センターの整備の問題がございます。
それから生活の向上や、文化という視点で見てみますと、健康科学センター、スポーツ医科学センター、21世紀県民の森など多岐にわたりましてハード整備を予定しておりますが、この整備を進めていくに当たりましては、実は、この長期計画の推進期間となる10年間を5年ごとに分けまして、まず来年度に前期の実施計画を策定をすることになっておりまして、財政運営の見通しとの整合性を十分に検討した上で、これらのハード整備がどのように実現できるかという道筋を、この実施計画の中で検討していきたいというふうに考えております。

横山会長
ありがとうございます。
では、そういう説明がありましたが、どなたか忌憚のないご意見、大変地道に堅実につくられておりますから、いかがですか。どうぞ、忌憚のないご意見等をいただければありがたいと思います。佐藤陽三委員さん、文化、最もソフトなところですから。

佐藤(陽)委員
佐藤でこざいます。全体非常に新しい見方でできているなあというふうに大変感心させていただております。特に、ニューウインドというのがとっても新しい。人がつくり出すという響きが、とってもいいなというふうに感じております。
ただ、全体で重点構想のところで、私どもの文化にかかわる部分が、少し薄いかなというような感想を持つわけでございますが、「個性と想像力が生きる社会づくり」という中では、「若さ湧きたつ風」プログラムという意味で、特に、教育に関するところはクローズアップをしていただいているというふうに考えますが、全体に県下の文化の状況を見ますと、ハードの関係はかなり充実をしてしておりますが、お言葉にもありましたような、ソフトの場合は、やはり一歩前へ進まなきゃいけないのではなかろうかというふうな感想を持っております。このあたりが、この「個性と創造力が生きる社会づくり」のあたりのところで、実際の施策の中で生かしていけるのかなと感じます。

横山会長
それは先生、質問でいいんですか。

佐藤(陽)委員
はい。

横山会長
じゃあ、事務方の方ひとつお答えくださいな。といいますのは、今おっしゃられたことと関連したものが非常に多いものでございますので、私ども質問を投げかけても、いや、それはここに書いてあります。ここに書いてありますと言われますと、ああ、なるほどねえということになるので、ちょっと関連して、どうぞ。

事務局
文化を軽視しておるような感じは、私たちはないんですけども、文化、これからやはり、地域の特性を生かした文化の創造ということは、特に、これから21世紀に向かって大事だというふうに考えておりますし、例えば、例示で申し上げますと、愛媛の文化に新しい波を起こす民間の文化活動の対する支援でございますとか、愛媛アートアカデミーの開設など県民の文化活動への支援を拡充するということを明確に打ち出しておりますし、伝統文化の継承や文化遺産の保存活用、それから四国遍路あるいは瀬戸内海の愛媛にゆかりの深いテーマを活用いたしました、文化交流の促進。それから、俳句、国際俳句を始め、愛媛県独自の、愛媛県固有の文化を国内外へ情報発信するというふうなことに積極的に取り組みまして、ぜひ個性豊かな愛媛文化をつくり上げたいという願いを持っております。

横山会長
よろしいですか。ということで、そういう施策を盛り込んでおりますということでございますので。そのほかどなたか。明関さん、経済界を代表されまして、何かございますですか。

明関委員
感想ということで、これ非常によくまとめられておられまして、こういうことも考えておる。だから、ほとんど網羅して書かれておられますので、ただまあ、10年の長期計画の中では、やはり高齢化問題、あるいは安全の問題、教育の問題というのは、これはもう避けて通れない、施策を講じなきゃならん問題だと思うんです。
そういう中で愛媛県が、交通体系もさることながら、やはり、日本の富士山と申しますか、愛媛県の富士山はどこかというと、やはり愛媛県を象徴するのは松山だなということになりますと、やはり松山は、中予の方ばかり申し上げて、東・南予の方に非常に悪いんですけども、まずは中核的な、核になる都市を、文化もさることながら、観光面におきましても、あるいは産業面におきましても、貿易の面、FAZの面ですね、こういうことを引き上げまして、トータル的にやっぱり山をひとつ、愛媛県はこれだというものがないとやはりいかんと思います。その充実をなお一層に鮮明に出していただきたいということと、そういうのと同時に、核は新居浜なり今治なり、宇和島、そういうところもございますから、市町村の、ここにも載っておりましたが、合併問題などもございます。あるいは提携なり連携なり、連帯なり、問題もございますけども、要は財政の問題も先ほど申されましたので、そういう面からいきますと、今後の健全財政をとっていくためには、やっぱり市町村の財政問題の健全化というのは、合併で解決される問題もあると思いますので、そこらもひとつ、ちょっと浮き出るようなことにしてもらえば、先ほど副会長さんも、合併の問題まではいかなかったけども、市町村のいわゆるふるさとづくりですか、そういう問題も言っておられましたんで、つけ加えてそういうような具体的にここだと、これは県の段階ではなかなか難しいんですが、という考えでしょうけども、そういうような問題。たまたま我々経済同友会では、平成10年のサブテーマで、新地方の創生ということを提言しております。経済人の提言とは何をもってその提言かといいますと、経済と行政とのやはり橋渡し的な一つの結びつき、そこの面から考えていってもいいんじゃないかと思うんですけどね。従って、そういう中で今後進めていきたいなあというように経済同友会としては思っておるわけでございます。
そんなことで、市町村合併なんかは国の制度がないとなかなか難しいんでしょうけども、そういうものも県として盛り上げていただくということをお願いをしたい、計画の中に既に入っておりますが、若干浮き出た形でやっていただければいいんじゃないかというように思います。

横山会長
どうも、ありがとうございました。
今いただきましたご意見は、実施計画にも反映をささなきゃならないということでありまして、それについて、専門部会長の青野部会長さんは、お答えしてくれますか。

青野部会長
今までのお話を伺って、まずは、文化につきましては、むしろ今回の計画づくりの一つの特色として、専門部会のなかに教育・文化・スポーツ分科会を特に設けるなど、文化を非常に重視したつもりであります。
それから、明関委員さんのおっしゃられたことに関しては、これも専門部会で、これ私も申し上げたんですけれども、都市づくりはおっしゃるとおり重要な視点で、特に重点政策として起こしていただいたつもりであります。実施計画の中で、特にそういう合併を含めた点は重視していただけるというふうに思っております。

横山会長
はい、どうもありがとうございました。何かそのほかで、ご感想なり、これからまあ実施計画もつくられるそうですから。はい、どうぞ。

大亀委員
大亀でございます。スポーツのことで、少し感想を申し上げたいと思いますが、「競技スポーツの振興」のところで、「ジュニアから成人まで一貫性のある競技力の強化」ということで、スポーツ立県を標榜している愛媛県にとりまして、特に、私ども体協は、昨年から、「一村一技」「一校一技」、これを柱にして、我が村はこの競技ということで、それぞれ特徴のある競技種目を育ててもらう。そのためには小、中、高と一体化ができなければならない。そんなことで、まず一つずつ進めていかなければならないんですが、これはそれぞれ各市町村によっても、それぞれ競技種目の環境に合う種目を選ばなければならんということですね。それには環境の背景もありましょうし、そしてまた、これまでに育った強い種目、また指導者がどうであるかというふうなことを含めますと、例えば、身近なとこでは、北条市がゴルフ環境には恵まれている。ところが、愛媛県は昨年から、熊本国体がゴルフが正式種目になったにもかかわらず、ジュニアの養成ができていない。これはだめだということで、早速北条市長にも、亡くなられた前の市長にもお願いをし、そしてゴルフ連盟にも話をしまして、特に、今まで私学にゴルフ部をということで随分働きかけたんですが、なかなか立ち上がらない。したがって、加戸知事さんに直接お願いをして、県立でゴルフをやれないでしょうかというふうなことでご許可をいただいて、ついこの間、実は連盟の方からもたくさんの会員から、またメーカーからもクラブをあれして、北条カントリーで贈呈式をやったわけなんですけれども、県内私立、県立を通じまして9校立ち上がりました。これからが課題なんですけども、一応ゴルフクラブでは100セット。そして、単独のクラブが400。そして、ロストボールは3万個。これもそれぞれ9校に寄附したところなんですけども、これからは、それぞれの学校で、立ち上がる学校で指導者の養成等が大事な課題になってくるわけなんでけども、そういった「一村一技」「一校一技」、例えば学校では、やはりうちの学校はこれだと、ややもすると、さきの総花式の話じゃないんですけども、どの学校も野球に随分経費をかける。野球を廃部するんではなくて、やるけれども、やっぱり自分の学校はこれだというものを育てていってほしい。
これは各市町村もそうですけど、そういった意味で、例えば、伊予市はいい海岸を持っておりますんで、これはジュニアの全国大会を私どもバックアップして、ビーチバレーの高校生大会を全国初で毎年やっているんですが、ここあたりはビーチを中心にして、バレーボールの伊予市と、こういうふうなこともやっていかなければならない。そういった意味で強化に努めていかなければならないと思いますが、これを早速、計画の中に取り入れていただいておることに感謝をするんですけども、スポーツ立県ということで、もう一つ大きいところへ掲げていただきたいなとこう、簡単ですけどもお願いもあわせて、入れていただきましたことに感謝を申し上げます。

横山会長
はい、どうも。スポーツに関しましては、そのように実施すべきですね。実施の努力をされておるという実例の披露と、それから、スポーツについてはもう少しご理解とご協力を得たいと。そういうことを申し上げてはあれですが、これは実施計画の段階で、できようというものですかね。

事務局
はい、実施計画で、今のご意見のような趣旨が生きるようにですね。

横山会長
はい、そういうことでございます。
そのほか、何かございませんすか。はい、どうぞ。

原田委員
原田でございます。内容については、全く異存ありません。大変立派なものだというふうに思っております。ただ、中身が随分いろんなプロジェクトが入っておりますので、使い勝手のいいようにつくっていただきたいと思っておりまして、ついては、索引を巻末につけていただくと、私どもは使いやすいんではないかというふうに思っております。要望でございます。

横山会長
はい、ありがとうございました。本当にそれは気がつきませんで、後からの解説はつけてくれるということでありましたが、やっぱり総合計画になりますと、最初申し上げましたように総花式であると、ではないんですが、そのように見受けられる。そうしますと、今度は事項の索引というのは、どうしてもつかなきゃあいきますまいというようなことでありますから、これはひとつ製本の段階でご配慮を願えればありがたいと、私もそう思います。もちろん、概要版の場合には、先ほどから出ておりますご意見等を参考にされまして、だれが見ても親しみやすくて、理解できるというようなものを作っていただければありがたいと、こう思っております。
まことに恐縮でありますが、予定の時間が14時30分ということになっておりますので、私の方ではご指名をするというようなせりふは一切、台本はなかったわけでございますが、大変貴重なご意見等々いただきまして、そういうことでございまして、本日は、わずか1時間半という、最終の会議にしましてはやや短かったんかもしれませんが、専門部会では、打々発止とたくさんのご意見をいただき、県庁内でもワーキンググループが真剣に対応して、修正すべきところはしたと。策定委員の方々からもいただきましたことにつきましては、先ほど事務局が説明をしたとおりでございまして、非常に細かな配慮をいただいてきたというように思っております。
そういうことで、まことに恐縮でございましたが、今までいただきましたこの席でのご意見、ご提言といいますか、これは私と副会長、専門部会長の三者で、事務方とも打ち合わせをいたしまして、修正ということではなかっただろうと思いますが、索引をつけろというご意見もございましたし、実施計画については、こういう配慮をしてもらいたいというところもあったように思いますので、そのような対応をさせていただきたいと、こういうように思っております。
それでは、まことに恐縮ではありますが、ご異議なければ、本日の議事並びに新長期計画策定会議の審議をこれで終わらせていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。

〈「異議なし」の声 多数〉

ご異議ないと、こういうふうに考えて、では、先ほど申しましたようなとおりにさせていただくということで終わらせていただきたいと思います。
では、事務局の方から何か。

5 閉会

矢野副知事

閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。

委員の皆様方には、長期間にわたりましてご審議をいただきまして、まことにありがとうございました。

おかげさまをもちまして、本日、最終案を取りまとめることができました。厚くお礼を申し上げます。

これから、この新しい長期計画に基づく実施計画の策定に鋭意取り組んでまいりたいと考えております。また、委員の皆さん方におかれましては、この新しい長期計画の「愛媛を共に創る」という理念が、県下隅々まで広がりますように、それぞれのお立場でご協力をよろしくお願いを申し上げたいと思います。

最後になりましたけれども、横山会長さん、望月副会長さん、青野部会長さんにおかれましては、取りまとめという大変難儀なお仕事をお引き受けいただきまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。

今後、この策定会議から知事へ報告をしていただくわけでございますが、横山会長さんから代表をしてご報告をしていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

どうも皆様方、長期間にわたりましてありがとうございました。

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