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更新日:2020年12月11日

議事概要

開催日時:平成11年8月31日(火曜日)14時00分~16時10分
開催場所:愛媛県民文化会館 特別会議室

1 知事あいさつ

  • 長期計画は、21世紀初頭の10年間のビジョンとして、150万県民の英知を結集して作り上げたい。
  • 事務局案を押しつけ的に了承して頂くという従来の進め方ではなく、部会員の皆様の意見を出来る限り反映した計画としたい。
  • 今回の会議には、公募委員や議会の常任委員長にも参加して頂いており、行政、議会、県民一体となった計画づくりができると思う。
  • 計画は10年間の目標であり、すべてが実現することにはならないが、目標に向かって突き進むことで未来が開けると思う。

2 部会長あいさつ

  • 当専門部会は、平成9年度から計画の策定作業を進めてきたが、今回、3つの分科会が設置され、部会員も大幅に増員されたことで、より幅広く、深い議論が展開できるものと期待している。
  • 本来の任務は専門的事項の調査研究であるが、今回の拡充により、より包括的で幅広い提言機関としての性格も併せ持つ組織となることが求められていると思う。
  • 今回の計画づくりに際しては、2つの点に留意したい。1つは、県民にとってわかりやすい計画とすること。2つは、可能な限り具体的にするとともに、事後的に評価が出来るようにしたい。計画に夢は必要だが、県民の立場でこれが出来て、これがダメだと分かるようにしたい。
  • 新しい長期計画が、県民の心のよりどころとなるような計画としたい。

3.議事

(1)分科会長の指名

青野専門部会長が分科会長を指名

  • 教育・文化・スポ-ツ分科会………徳永部会員(松山東雲女子大学助教授)
  • 生活・環境・地域分科会………小西部会員(愛媛大学教授)
  • 産業・基盤分科会………青野部会長(松山大学教授)

(2)計画策定方針の説明

───配布資料に基づき、今井企画課長が説明────

(3)計画の基本理念についての自由討議

(夏井 部会員)

  • 愛媛には、「愛媛の顔」というものがなく、イメ-ジがわきにくい。勢いのあるなにかを発信したい。
  • 愛媛に住んで感じるのは、いやなこともないが特に良いこともない、すなわち、中庸ということである。これに関連して、最近のはやり言葉である「癒しの心」が愛媛にはあると思うので、これを具体的に広げていってはどうか。

(氏兼 部会員)

  • 民間企業で計画を作るときは、「捨てる」(総花ではなく重点主義)、「まねをしない」(同じことをやっていては勝てない)の2点が重要であり、県の計画にも同じことが言える。
  • これからのまちづくりや中心市街地の活性化の推進には、県民が主役となって取り組む必要がある。そのためには、県外で類似の活動を行なっているグル-プとの交流によるネットワ-クづくり、リ-ダ-の養成など、県民の自主的な取り組みを奨励する仕組みを作り、人や組織やノウハウを育てることが大事である。
  • また、一つ成功事例がでると、それを目標に次の事業が続くので、分野ごとに先導的事業というものを作り、重点施策として取り組んではどうか。例えば、愛媛の歴史、文化資源を生かしたもので、「俳句のくにづくり」などが考えられる。

(小林 部会員)

  • 愛媛の文化については、70市町村がバラバラであり、全国に発信しようとする意欲のあるものや地域の中で満足しているものなど、様々である。県外との交流も刺激にはなるが、まず、愛媛の良いものを県民に見せて、県内のレベルアップを図り、全体のレベルを高めた上で皆が束になって、県外に発信するやり方がよいのではないか。

(安登 部会員)

  • 少子・高齢化(中高年の活力を生かす)、国際化(海外との草の根ネットワ-クが大事)、情報発信(インタ-ネットの活用など、情報発信ル-トの確保が大事)、消費者主体(生産者が、いかに消費者のニ-ズに応えるか)、画一化(横並びでは良いものは出てこない)といったことが、政策の切り口になると思う。

(帽子 部会員)

  • 国の縦割り行政がうまくいかないように、現在の政策は相互に関連のないものはない。このため、3つの分科会に分けて討議しただけでは、うまくまとまらないのではないか。全体で調整することも必要であると思う。また、討議の進め方も、まず、こういう「えひめ」を作るという目標を探し、それに向かって必要な政策を構築していった方がうまくいくと思う。

(青野 部会長)

  • 分科会の議論を、全体にフィ-ドバックできるように検討したい。

(小西 部会員)

  • 3つの分科会でどういう「えひめ」を作るかを検討したうえで、テ-マごとに意見を述べる場を持って欲しい。
  • 高齢化の時代というと、何か暗いイメ-ジがするが、これからは、元気な高齢者の健康の維持、生活の向上をいかに図るかといった、前向きな視点で取り組む必要がある。
  • 県民参加、住民主体という考えが大事である。従来は、名ばかりであったが、これは、行政サイドだけでなく、住民の側にも問題はあったと思う。これからは、情報を共有し、話し合う機会を作るとともに、施策は具体的に示すなど、県民参加を促進するような工夫が必要だと思う。

(曽我部 部会員)

  • 住民参加が大事であるが、それに加えて女性参加の視点も入れて欲しい。この部会員も女性が10人程度で、もう少し多い方が良いと思う。これからの高齢化社会では、女性の力が重要である。
  • 学生の参加の機会も欲しい。出来れば、専門部会の傍聴をお願いしたい。

(伊賀上 部会員)

  • 高校3年生の子供がいるが、大学は広島へ行きたいといっており、卒業後、愛媛に帰ってくるか不安である。このようなこともあり、「愛媛に住みたい、愛媛に行きたい、愛媛で自分をためしてみたい」ということを提案した。今の中学・高校生が10年後には大人になっており、その子たちがどうすれば愛媛で活躍できるかを考える必要があると思う。

(河野 部会員)

  • 次の世代を育てる教育問題や環境問題が大事であり、出来るだけ、具体的なものを示す必要がある。また、これまでの県政は「守り」であったと思うので、一歩踏み出す勢いのある「攻め」が感じられる内容にして欲しい。

(玉井 部会員)

  • 愛媛の将来を担う子供を、心豊かでたくましく育てることが大事である。また、最近では、子供から大人に至るまで、地域のコミュニティが消滅しつつあり、これがしっかりしていないと、県民の県民による県民のための県政はできないと思う。
  • 創造する力が今、一番求められている。その意味では、社会教育の充実は不可欠であると思う。

(徳永 部会員)

  • 愛媛は従来、官が強く、特に県が強かったと思う。そのせいか、市町村が国の補助事業になかなか手を挙げないようである。やりたい所はあるが、手を挙げる道筋がないようである。また、文化ホ-ルの自主事業も一番少ない県であり、自主的なものがないと、外から厚みが見えてこない。これからは、財政的に厳しくなり、お金を投資する事業の展開は難しくなると思うので、何かやりたい人のエネルギ-をうまく展開する仕組みが必要である。

(小田 部会員)

  • 愛媛の未来を担う中高生を対象に、アンケ-トを実施してはどうか。今の中高生は、マスメディアを通じて世界中の情報を持っており、愛媛の未来についても、何らかの意見はあると思う。

(中 部会員)

  • これまでの計画は、右肩上がりの経済を背景に物の豊かさ優先であったと思うが、これからは行政に任せるのではなく、県民も一緒に汗を流しながら、県民の中から多様な情報が発信されていくような世の中にしていかなければならない。そのためには、人を育てる土壌が大切であるが、学校だけでなく、コミュニティや連帯などを復活させ、地域の力をつけることが大事である。

(岡崎 部会員)

  • ウォッチング活動を通じて、様々な地域を見てきたが、最近では、地域への愛着、ふるさとへの愛着が薄れ、地域と住民の間があいてきているように思う。これでは、地域の活力は生まれないので、何らかの対策、揺り戻しが必要ではないか。

(前原 部会員)

  • これからの10年間で、どのくらいのことができるのかを考えた時、時代の流れが大きく変わるとは思えないので、この10年で、今後のベ-スを作るという時代かなとも思う。
  • 地域への愛着の問題では、子供たちが、地域を本当に理解しているかという所にも問題があるように思う。
  • これまでの県の歴史を捨てるのではなく、それを生かしながら新しい県を作っていくという視点が大事である。
  • 県の計画を作る場合も、県民一人ひとりがどう生きたいか、すなわち、この地でどのように年をとって、どのように終えるのかとの観点から考える必要がある。

(下田 部会員)

  • バリアフリ-など、公共事業も生活に視点を置いており、安心して暮らせるよう、生活にかかわる所で意欲的な政策を打ち出す必要がある。
  • これまでは、官が強く、県民は依存的・不和雷同的でもあったが、これからは県民が主役となるような仕組みづくり、特に、女性、高齢者、子供の意見や力をどのようにエンパワ-メント(強化)していくかが大事である。また、NPO、ボランティアへの支援も大事である。

(佐々木 部会員)

  • 愛媛の持つ財産は、大都市部に比べ、自然の豊かさが残っていることである。また、お遍路さんの文化や遺産は捨てたものではない。21世紀には、他の所がやっていることをまねしてもしょうがないので、「お接待の心」など、他とは違う愛媛の財産を生かして行くことが大事である。
  • また、部会員のアンケ-トでは、キ-ワ-ドとして「環境」「共生」「共存」「交流」が良く出ているが、これまでのように物の豊かさではなく、心の豊かさが求められているように思う。
  • これまでのように、大規模施設を作るのではなく、既存の施設の活用、ネットワ-ク形成により、文化を作っていく必要がある。また、産業のあり方についても、自然との共存に視点を置き、環境に配慮したビジネス展開が必要である。
  • 愛媛の自然、文化、歴史遺産を生かした地域づくりを進め、それを全国に発信することが大事である。

(近藤 部会員)

  • 愛知県出身であり、全国を住み歩き、愛媛を永住の地に選んだ。その理由は、生活、環境の面で魅力を感じるからである。
  • 一方、皆さんが言われるように、愛媛には顔がないと思う。私は、顔を作るとしたら、お遍路さんが大きなテ-マになると思う。2025年には4人に1人が高齢者になるので、お遍路さんを核に、お年寄りのくにを作っても良いのではないかと思う。関西以西の人は、一生に一度は88か所をまわってみたいと思っている。

(二宮 部会員)

  • 子供を育てることが大事だが、最近の子供を取り巻く環境が心配である。最近の子供は、自分たちが子供だったころのように、生き生きとエネルギ-を発散できていないと思う。
  • このためには、地域の力が大事だが、その中心となるボランティアには資金がないので、企業等の支援が必要である。また、学校についても、学校図書館法の改正で、平成15年3月までに学校に司書教諭を配置することとなっているが、司書の配置により、児童生徒の学習意欲が向上するとともに、学校に潤いが生まれているところもあるので、是非前向きに取り組んで欲しい。

(天野 部会員)

  • 人権問題についてであるが、これまでは保護の対象でしかなかった「弱者」が、自ら主体的にいろんな事に取り組めるよう、エンパワ-メントすることを大きな目標として施策化していくことが、これからは大事であると思う。
  • 従来は、県の施策が我々県民に何をしてくれるのか、といった視点であったが、これからは、県民一人ひとりが行政に積極的に参画するとともに、責任を分担する必要がある。ただし、県民は、行政に係わる術を知らないので、その点の配慮が必要であり、それをしないとかけ声倒れになってしまう。

(泉 部会員)

  • 今回の資料での計画の位置付けには満足している。1つは、長期計画が県の最上位計画である旨、明確に示されているが、その通りであると思うので、県庁内でもその趣旨に沿って作業をして、県庁職員は全員長期計画を横に置いて仕事している、長期計画がないと仕事ができない、という権威あるものになるよう努力して欲しい。そのためには、首長が十分計画を腹入れして、職員をしった激励するとともに、個別計画は必ず長期計画とリンクする、また、個別計画の成果は長期計画に反映するような仕組みづくりも必要である。出来れば、専門部会に関係部局職員を出席させて欲しい。
  • また、県民、市町村の参画の促進や、国への働きかけ、攻めの姿勢も評価できる。さらに、計画の目標を数値で示し、進捗状況をチェックするのも大事である。
  • 従来は、このような委員会では、何か提案があっても、職員が積極的に取り上げようとしない、何か出来ない理由を述べるだけであったり、また、委員も言いっぱなしで責任を持たなかったように思う。これからは、委員もしっかり勉強することが必要で、そのうえでの意見については、県サイドも最大限尊重していただきたいと思う。

(朝倉 部会員)

  • 計画の進行管理について、政策目標を立て、それをアセスメントするということであるが、斬新な考え方で積極的にやって頂きたい。数値化するのは難しいものもあると思うが、出来るだけ県民にわかりやすい形にして欲しい。最初から、すべてをやるのは難しいと思うので、作りやすいもので試行し、その成果を踏まえて、難しいものに取り組んでいったので良いと思う。
  • また、従来は、ややもすると計画を作るのが目標になっていたように思うので、目標を明確化して、その目標を実現するための計画として策定して欲しい。青野部会長の言われた分かりやすい、具体的な計画づくりがとても大事であると思う。

(西原 部会員)

  • 私が学生で東京に住んでいたころの話だが、他県の者とお国自慢をした際に、愛媛とは何かというのに困り、本県出身の友人と顔を見合わせ、結局、坊ちゃんと道後温泉しか言えなかった思い出がある。愛媛の顔になるようなもの、県民の共通認識となるようなものを何か打ち出して欲しい。10年後には、それが、昔からあったものとなっていくと思う。

(一色 部会員)

  • 今回の会議は、10年後のえひめの姿を示すことだと思うが、個別の行政課題の話もあったように思う。高齢化や環境問題も愛媛だけの問題ではなく、むしろ愛媛としての特色をどう肉付けするかであると思う。
  • 愛媛の顔の問題も、私は決して悲観しておらず、全国に通用するものも数多くあると思う。長期計画においても、マイナス面を引き上げるといった視点よりも、愛媛の特色、プラス面を伸ばしていくことに重点を置く方が大事ではないか。

(武岡 部会員)

  • 「環境」「共生」が全体としてのキ-ワ-ドになると思う。愛媛は、自然に恵まれており、環境先進県をめざすべきであるが、保全の視点だけでなく、積極的なビジネス展開の視点も必要である。
  • 瀬戸内海は閉鎖性水域でありながら、世界的に見ても優れた海であり、この大きな財産を最大限に生かして、愛媛づくりを進め、全国に売り出してはどうか。
  • また、これに関連して、心の問題になるが辛抱というものも大事だと思う。最近は、欲しいものは何でも手に入れる傾向にあり、例えば、ド-ム球場で雨なのに野球の試合ができるのも、この一例であり、そのことが結果的に、自然をなめるようになるのではないかと考えている。

(松浦 部会員)

  • 外国に行った際に、愛媛、松山を説明できるようなものがなくて困った。国際的に、愛媛は○○ですと言えるような特徴が欲しい。
  • 人が住み良い、住みたいと思う県、安心してくらせる県づくりを目指して欲しい。具体的には、県の財産や個性を伸ばすとともに、心の豊かさなどソフト面を重視した政策展開を進める必要がある。
  • また、コミュニティづくりも重要であり、国際化やグロ-バル化など社会の変化をとらえた上で、今後のコミュニティづくりを考える必要がある。また、ボランティアについても、構えて考えるのではなく、肩の力を抜いて、困っている人を助けるという視点で取り組んだので良いと思う。

(今井 部会員)

  • 県民の誰もが望むことは、暮らしやすく、住みやすいということであろう。そのためには、子供から高齢者に至るまでのあらゆるライフサイクルの中で、全ての人が、その時その時を充実して過ごせるような愛媛づくりを考えていく必要がある。
  • 青少年についても、未来を担う、すなわち、将来の社会を背負うといった観点だけではなく、青少年としての今をどう生きるかということも大事ではないか。

(佐伯 部会員)

  • 子供が東京の大学に進学したが、愛媛に帰ってきている。私は、大企業もなく、就職先も限られるので、愛媛に帰ってこなくて良いといったが、子供は、今治が好きで帰ってきた。このように、若者にも、愛媛が好きな者もいるので、若者の声を聞くことが大事であると思う。若者が計画づくりに参加できれば、文字だけの計画にならないと思うので、学生や若い社会人を仲間に入れた会議にしてはどうかと思っている。

(山口 部会員)

  • 愛媛に来て感じることは、情報の伝達がゆっくりとしており、かつ、閉鎖的である。県や国の出先に聞いてもわからないことが、本省ではすぐわかったり、企業の支社でもらえないような資料も、本社に言うとすぐ手に入る。質問に対する答えがすぐに返ってこないところがある。
  • 長期計画は10年間の基本計画であるが、10年あれば法律も変わる。そこで、今の法律に沿って何かやるのではなく、目標に向かって積極的に法律を変えていくような打ち出しも必要ではないか。

(青野 部会長)

  • 闊達で、実りの多い議論が出来た。これを踏まえて、分科会で踏み込んだ議論をお願いしたい。この会は、専門的事項の調査検討が主たる任務だが、県民の各界の方の意見を伺うという意味もある。委員の方には、ボランティア的に頑張って頂くことになるが、皆さん全員が公募委員であるというような気持ちで、自分たちの計画を作るんだという意気込みでお願いしたい。アイデアを出す方、構想を出す方、さらには、理論付けをする方など、それぞれの持ち味を生かして、積極的に意見をどんどん出して欲しい。今回御提案のあった、今後の会の運営方法については、各分科会から出た重点方策を全体としてどのように調整するかを検討したい。

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