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更新日:2020年12月11日

検討委員会(第1回)議事録

愛媛県文化交流施設整備構想検討委員会(第1回)議事録

場所:県庁第1別館11階会議室

時間:平成13年5月30日(水曜日)16時00分~17時30分

1 開会

<略>

2 知事あいさつ

皆様こんにちは。大変御多忙の皆様に、委員の就任をお願い申し上げましたところ、快く快諾頂きましてありがとうございました。そして本日も御出席を賜り感謝申し上げます。
ちょっと、ささやかな思いを申し上げさせていただきたいと思いますのは、元々この検討材料となっております発端から申し上げますと、私が県知事に就任いたしまして、抽象的な選挙公約はたくさん掲げさせていただいたわけでございますが、その肉付けに当たりまして、できれば県庁の若手職員の意見をベースに汲み上げたい、そんな思いもございまして庁内に若手係長で構成いたします「特定重要新政策プロジェクトチーム」というのを組みまして、いくつかの新しい斬新な提案なり、思いつきでも結構だからということで、いろいろ出していただき、百数十項目に渡ります中から絞りをかけまして、当面一昨年から3つのテーマに取り組んでもらいました。
その一つが広域文化交流基盤整備構想ということでございまして、それを肉付け具体化いたしますために外部の有識者からなります「広域文化交流基盤整備構想推進委員会」ということで御検討いただきまして、今年の2月に報告を頂いております。その中の例えばしまなみ海道の浪漫のみちとか色々たくさんございました中の一つが、これからこの委員会で御議論いただく「道後浪漫のみち構想」ということでございまして、ある意味では愛媛県にとって夢のある提言でもございますし、盛りだくさんな内容でございます。あちらこちらいろんな案が入っておりますけれども、それを具体化していくというのは大変な作業でございますが、夢を現実のものにしていきたい、そんな思いでこの検討委員会という形で具体化の作業をお願いすることにさせていただきました。
基本的なコンセプトは道後温泉という世界に誇れるこの温泉地、そして隣には道後公園がございます。現在、道後公園は整備中でございまして、近いうちに文化財としての保存並びにある意味では観光の目玉にもなるような、そういう形での道後温泉とリンクした活用ということを考えております。と同時に御承知のように県民文化会館から道後温泉までの県道を今拡幅整備工事中でございまして、完成すれば県民文化会館から道後温泉までが、言うなれば一種のプロムナードということで、観光客のみならず県内各地からの人あるいは松山市民にも愛好してもらえるような一体となったゾーンということが予定されているわけでございます。そして、県民文化会館は文化のメッカとして、周辺に社会福祉施設がたくさんございますけれども、文化を軸として道後温泉とリンクをさせたい、そんな思いもございまして、ただ夢だけ描いてやりますと、私自身も意識いたしましたのは、ともすれば今までの地方自治体の行政といいますのは、ハコモノをバンバン、バンバン作っていく。作っていくうちは格好いいんですけれども、できあがるとそのための維持管理費、あるいはそこに置くべき職員等々、後年度の財政負担がどんどん、どんどん増えて参ります。そんな意味でハコモノを単純に作ることに意味があるんじゃなくて、作ったハコモノが、いわゆる経済的効率的に活用され、県民の税金の無駄遣いと批判されないものであらねばならない、そんな思いもございました。そういった点で現実問題として、例えば国際交流センターが、これは史跡の関係で、文化庁の約束で立ち退かざるをえないということで、今プレハブの仮住まいを県民文化会館の隣にいたしております。
それから、新しく浮かび上がりましたのが、同じく史跡松山城跡にございます図書館、これは老朽化しておりますけれども、史跡の中でございますから改築ができません。いずれはその建物の耐用年数が切れれば出て行かなきゃいけない。そんな形で現実的に移したとしても、職員を増加したり、その経常費負担、後々の運営の負担にならんもの、そういったものをいろんなものを組み合わせてみて、構想の中では芝居小屋であるとか映像ライブラリーであるとか、確かに新たに職員を伴い運営費を伴うものもございますけれど、その中でなるべく将来の財政負担にならないような形でしかも文化の薫り高く、また道後温泉と結びつけてもふさわしいもの、そんな形で一応オムニバス的な案でございますけれど、この現構想ができております。
しかしこれは考えてみます場合に、当然のことながらあそこにある民有地を活用することを前提としていますけれども敷地のスペースあるいは、そこに一体何千平方メートルまでの建物が建てられるのか、あるいは財政投資をどうするのか、県財政だけでやるのか、あるいは民間の活力を入れるのか、という点も当然これから所要経費を想定していかなきゃいけない、という各般に渡ります多元的な制約の中にありまして、一種のいうなれば広域道後ゾーンとして21世紀の長くに渡って愛媛県民が、松山市民が、あるいは道後関係の地域の人たちが誇りに出来、親しみやすく、潤いをもち、そして、人々の交流が図られ、結果としては道後温泉の振興にもつながる、そんな意味合いでいろいろな各般の要素を勘案しながら、構想の肉付けをして頂きたいなと思っているわけでございます。それと同時に、現在、松山市の方で「坂の上の雲」という中村市長の構想をベースとしました「坂の上の雲まちづくり」が進んでおりますから、それとの連携プレーも考えながらいく必要もあるわけでございます。そういった諸般の状況の中で、当面といたしましては県民文化会館周辺を主体といたしました整備構想であり、時期的なお話を申し上げさせていただければ、平成14年度中、でき得べくんば、早い時期に具体的な構想がまとまれば、あと財政の肉付け等々で21世紀の夢を目指した事業としてスタートさせたい、そんな思いでございますので、どうか皆様方から忌憚のない御意見を頂戴しながら、それを実現可能性のあるものとして、我らが誇れる愛媛の一つのキーステーションになるようなものを考えたいと思っております。たくさん注文を付けましたが、どうかよろしく御協力のほどをお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。

3 委員紹介

<略>

4 設置要綱説明

<略>

5 会長、副会長選任

<白石委員の発言により、青野委員が推挙され、会長に就任。>

<青野会長の指名により、田中委員が副会長に指名され、副会長に就任。>

青野会長就任あいさつ

御推薦いただきましたので、会長をつとめさせていただきます、松山大学の青野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
この検討委員会の目的は、県民文化会館周辺地域における文化交流施設の整備構想についての検討ということで、この松山市内でも大規模な形で残っている数少ない土地であろうかと思います。是非、これを有効に活用して松山だけでなく愛媛県の発展に資する形で活用できればと思います。
これは県の委員会ですので、基本的な立場としては県の発展に資するかどうかという観点で御検討を頂ければと存じます。この検討の前提といたしましては、後ほど事務局の方からご説明もあろうかと思いますが、広域文化交流基盤整備構想推進委員会からの提案がございました「道後浪漫のみち」の構想というのがございます。もちろんこれを踏まえた上でこの当委員会が発足している訳でありますが、必ずしもこの提言に拘束される必要はなかろうかと思います。先程知事からお話がありましたように、是非、この平成14年度中位にということでございますので、これからの地方分権のもとでの財政的な負担ということも考慮した上で、経済効果、文化効果を踏まえた素晴らしい構想がでてくればと思います。
従来構想といいますと、費用の方はあまり考えないで、便益の大きいものがいいということになりがちですが、壮大な構想というものは必要であろうかと思いますけれども、近年中ということですので実現可能性ということを十分考慮した上での積極的な御提言を頂ければと思います。皆さんの御協力を得ましてこの委員会が有益な委員会として本当に21世紀の愛媛に役立つような委員会であったという風になれればと念願いたしております。どうぞよろしくお願いいたします。
<知事退席>

6 議事(進行:青野会長)

(1)検討スケジュールについて

<事務局から検討スケジュール説明>

(2)文化交流施設整備構想の検討について

<事務局から資料説明>

自由討論

中村委員(代理:丹生谷委員)
今の説明を聞いて、単刀直入に感じたことは、どんな人たちが今あの場所に集まっているのかという想像が出来ないんですよね。ということは、観光客があそこに集まっているのか、あるいは県民があそこに集まって遊んでいるのか、あるいは若者が集まっているのか、老人が集まっているのかというところがイメージとして湧かない。あの場所に、なんか施設整備、他府県と比べて、他市と比べて図書館が弱いから、あるいは県が今こういうことを検討しているものの中には、こんな施設があるということをそこに出来たというイメージをしたならば、今あそこにどんな人たちが集まってにぎわっているのかということのイメージが湧かない。私は松山市ですから、松山市の立場から言わしていただくと、どうしてもあそこは道後の玄関ということになるので、道後のイメージということになると観光客があそこに集まっているような賑わいというのが、一番最初この構想を聞いたときイメージしていたわけです。で、それと施設整備のメニューを見るとちょっと違ったのかなあ、それが率直な気持ちです。それをどう考えるのか。

青野会長
はい、わかりました。今非常に重要な論点をおっしゃられたと思いますが、一般的には要するにどういう人を対象にしているのかということですね。これは、最初に私が申し上げましたように、県の委員会ですので、県の立場からあそこをどう利用するか、どういう人を対象としてどういう人が来ることをイメージしているのかということと、道後の玄関ということだと、もう少し狭く、例えば道後の発展ということと密接に関係した形での施設というような観点もあろうかと思うんですが、そこら当たり事務局で、難しい問題なんですが答えられる範囲で。

事務局(課長)
はい、それでは資料の方、私ども悩んでおりました5ページの方を、最初にこの文化交流施設の整備の考え方といったところにあるわけでございますが、非常に今回、出発点といたしましては、文化交流といった観点が出ておりますので、県外をも睨んだ施設といったものをイメージしております。他方で、右側で松山の文化交流機能の現状といったところでございますが、このゾーンが、道後温泉本館をはじめとする歴史的な資源、それから県民文化会館や子規記念博物館のような文化学習施設、愛大、松大といった高等教育機関といったものもございますから、少なくとも前者は外部に向けた観光客的な色彩が強いものであろう、他方で文化学習施設や高等教育機関といったものは当然県外の方々とも交流といったこともあろうかと思いますが、当然県内にも一定範囲広がっていくものではないかと考えております。
このへん、施設のターゲット認識が甘いという御指摘もあろうか思いますが、できれば県としてはこの両方を一挙に解決できるような施設ができれば、非常に好ましいんではないかといったように考えているところでございます。

事務局(部長)
冒頭知事の挨拶にもありましたように、これは県の施設だけで独占するという考えでなくて、松山市さんが参加頂く、民間さんが参加して頂くのも大いに結構なことで、今、丹生谷部長さんがおっしゃったようなコンセプトのものを松山市でひとつ考えて頂けると我々としても非常にありがたいという風に考えております。

青野会長
カウンターパンチが来ましたが、さしあたりは、まずそこら辺りで、だんだんと詰めていただきたいと思います。

奥村委員
私は道後の立場で委員をお受け致しておりますので、このプランは大変ありがたく思っています。私共もこれまで県文周辺につきまして長い間議論を重ねておりまして、多少疲れ気味になっておりました。県民文化会館の大会等における利用状況を見ておりますと、周辺の駐車場は貸切バス、乗用車で一杯になっておりまして、駐車場として必要なスペースだとも考えられます。
道後公園の完成が間近ですが、先般ある会合で知事から、道後の観光客の利用を考えた運営をすべきだとのお話をいただきました。県立公園であっても恩恵を受ける地域や松山市が積極的に取り組む方式を考えるべきです。文化交流センターとしての位置付けをするならば、仙台市等がやっているように、観光協会、コンベンションビューロー、国際交流協会等を統合して、オフィスも同一にして、全国に情報発信するという方式がとれないか、政令指定都市と中核市では事情が違いますが。
県と市の枠組みを越えるという新しい理論を構築する必要があります。PFI等民間との関係についても議論しなければなりません。

青野会長
すいません、何の問題をクリアーしないといけないということでしょうか。

奥村委員
全国に誇れる真に価値あるものをつくるには、県と市の立場、枠組みを越えて議論する必要があるということです。
もう1点は博多座についてですが、博多座がどういう方式でできあがったか、聞くところによると商工会議所あたりがリーダーシップをとって、会員制を導入しているそうです。歌舞伎や能の券はなかなか売れない、松山では特に苦労していますが会員制は有効な方法ではないかと思います。博多座について、資料を取り寄せ、研究してはと思います。

青野会長
今、特に県、市、民間とおっしゃったのは、特に、予定されている土地の一部が民間の所有であるということを含めておっしゃった訳ですね。

奥村委員
はい。

青野会長
わかりました。

横山委員
先程の、丹生谷部長の視点について続きで意見をさせていただきたいんですが、確かにこの施設、交流基盤施設をどういうイメージで考えていくかすごく重要な視点だと思うんです。私は、2年前からこの前身であります「広域文化交流基盤整備構想」の委員をさせていただいておりましたので、今までの経緯もわかってはいるんですが、今日こうやってその2年間話し合ってきた部分の、まあこれは中予地区の部分だけの抜粋になりますので、一部なんですが、改めてこのプランと今日出していただきました図書館とか交流センターのプランを見たんですが、あんまりいいプランじゃないなって今になって思っているんですが、これを単純にいったら、今まで一生懸命やってきた私たちの(努力が)無駄になるんですが、あの冷静に、非常に客観的に今日、見れています。
じゃあ、何のためにこの施設をこれから整備してゆくのか考えるときに文化交流をしていこうと、もっと背景にあることは何なのか、と言いますと愛媛県自身が、中央集権から地方分権へと言われておりまして、本当に自立していかないといけないということが非常に叫ばれておりますし、それはひしひしと、愛媛県だけで他の都道府県と競争の時代になっていくな、というのは、経済界に身を置く者としても感じております。そういう中で、交流というものは非常に産業施策の重要な方向性の施策だと思うんです。そのためには、この施設を作ることによって何が起こるのかというときには、やはり観光客というターゲットでは、一言では呼びにくい時代になっているんですが、とにかく県外からやそれも遠い旅行客ではなくて、近隣も含めた、また、地元の方も含めた交流人口を増やしていくことが、非常に経済の活性化につながるために観光ではない交流文化ビジネスとでも言いますか、そういった産業が非常に今、求められてきている時代なんだと思うんです。
そこで、先程も事務局の方からも欲張りな二つのターゲットを両方まとまる考え方ができないかなという意味を私は、すごく理解しているんですが、とはいっても、どっち寄りかで考えるとやはり、この施設、こういったものが松山の道後に出来たから、じゃあ、あそこで何か会議を開こうとか、じゃあ、あそこに行って何か大会をしようとかという部分、そういう何らかの特性とかオリジナリティ、魅力のある施設、やはりそういうものが、重要ではないかと考えております。
長くなりましたが、このどのプランでもない私のイメージといたしましては先日、松山市さんと道後温泉旅館協同組合等で主催で行いました県民文化会館で「温泉療養の時代」というイベントを先日行いまして拝見させていただいたんですが、本当に単なる温泉観光客を呼ぶというのではなくて、本当に癒し文化、癒しということを文化に置き換えた何か新しい施設やそういった交流機能を持つ施設が作れないかなと、非常に漠然となんですが、具体的には道後温泉じゃない本当の21世紀の湯治施設、私はお風呂、お湯文化を日本一のそういった施設、そこで、地元の人も県外の人もいろんなコンベンションで利用する方々も、幅広いターゲットが交流できるような日本一、また、世界に対しても四国に道後ありとアピールできる施設のイメージを(私は、)今、持っております

青野会長
はい、ありがとうございました。他にいかがでしょうか。

白石委員
白石です。私、先程まで、県の技術センターの別の会議に今まで出ていたんですけれど、どのくらいの利用率か分かりませんけど、まあ、有効利用されているとは言いにくいという感じなんですけど、あの、最初に、知事さんが言われたように、ハコモノありきでなく何をやるかということで、今あまり活用されていない施設で出来ないかとかですな。今、現在の県のいろんな施設の活用状況とかそんなものを先に何をやるかを決めて、それから、それを探って、どうしてもいけなければ新しいものを作ると言うのが手順ではないかなと思ったりもしましたんですが。

青野会長
今、何が足りないかということをまず、考えて、それから・・・

白石委員
いや、何をやるかを決めて、今の施設でそれが出来ないかと、その後で、どうしてもできないんだったら施設をハコモノを作るというのが手順ではないかなと・・・。

青野会長
はい、ありがとうございました。

徳永委員
そもそも、国際交流センターと図書館は作らねばならないという大前提があるような気がします。そのうえで、道後に作るかどうかは別問題として、広域交流に関する委員会の提言にある施設といっしょになったものを、どうせ文化的なものなのだから作ろうとそういう趣旨ではないかと思います。
今、白石さんがおっしゃられたことに私も同意見です。新たにこういう施設を作る場合、劇場、特に芝居小屋に限っていえば、最近の事例である「ルネッサ長門」にせよ「東美濃ふれあいセンター」にせよ、前提としてその地域に資源があるわけです。長門の場合は、やや強引ですが、近松門左衛門が生れたという言い伝えがあって、山口県が日本海側に拠点ホールを作る際に候補となり、自主事業で近松に関する歌舞伎を上演しています。「東美濃ふれあいセンター」のある東濃地域には、20をこえる地歌舞伎のグループが熱心に活動を続けており、一部は明治時代の小屋を地区で所有しているほどで、彼らの発表と文化交流の場を提供するために関係市町村事務組合が芝居小屋を作るのを、岐阜県がバックアップしました。
このようにみると、愛媛県に、例えば芝居小屋にせよ、デザインミュージアムにせよ、新たに施設を建て、ソフトの支援もおこなう場合に、前提として何があるのかが問題です。デザインミュージアムに関しては3人の名前が挙がっていますが、芝居小屋に関しては、何があるのでしょうか。1910年に建てられて重要文化財にも指定されている八千代座の場合でも、今月の平成の大修理完工に至るまでには、分厚い市民の応援団の存在があり、1980年代に彼等が行政を動かしたというプロセスがあります。ですから、この地域にどういうソフトがあり、市民が何を望んでいるかによって、ハードの必要性が違ってくると思います。
デザインミュージアムに関しても、すでに県美術館があるわけで、それとの関係は詰めておく必要があるでしょう。芝居小屋の代わりに、小ホールをという考え方もあるかと思います。実際、中小のホールの稼働率は資料にもあるとおり大変高く、とくに練習場の類は100%近い稼働率だときいていますが、それを使用するのは大多数が松山市民ですので、これは市の仕事ではないでしょうか。金沢や富山でも市がこの類の施設を建設しています。県の交流施設として相応しいとは思えません。
このように考えますと、図書館と国際交流センター建設の必要性はよくわかるとして、あとの施設に関しては、この会議で、その必要性を十分に議論していただけると、頭がすっきりいたします。

青野会長
はい、ありがとうございました。その他の委員さんいかがでしょうか?今日は第1回目ですので是非、一度はご発言いただけたらと思います。

宇都宮委員
私は、南予の一町長ですけれど、ここへ来て、今日の構想は非常に良いことだと思いますが、願わくば、松山や道後が発展することで、南予の方にも県内に波及してゆくようなものにしてもらいたい。私は、全国大会などで、全国をあちこち回ることがあるんですが、愛媛県の県民文化会館はどこへ行っても恥ずかしくない立派な規模と内容のものだと思います。したがって、これを有効活用をしてよそから人に来てもらって、一足伸ばして南予の宇和などに来てもらうといったようなことに関連せんと、ただ松山・道後のためですよといったことでは、県の施設としては困るというようなことを痛切に感じます。
特に県民文化会館だけは、(全国の)ほとんどのところへ行きましたが、これだけの施設があるところはほとんどないと思います。すごい建物、立派なもので、管理運営が大変だと思いますが、既に出来ているわけですから、これをどう生かして、道後を活性化し、松山を活性化し、さらに、南予にまで、あるいは東予にまで及ぼすような拠点として発展してもらいたいなと、とにかく人口は県内全部がジリ貧ですから、やっぱ、入り込みというものを考えなかったら伸びる余地がないわけですから、そういった拠点となるものに、是非してもらいたい。かように思います。

青野会長
はい、ありがとうございました。他にいかがでしょうか。

石丸委員
私も今までの皆様のご意見と重複するところあるんですけれども、よくばったコンセプトとターゲットをたくさん持っても結局誰も集まらないような気がするんです。最初に松山市の代理の方が、おっしゃったように、誰が集まるかというイメージをかなり明確にしておかないと、建物のイメージも湧いてこないし、町のイメージも湧いてこないような気がしています。
私は今治から来ているんですが、東京の友達がきたときに「道後温泉に泊まりなさいよ。」と言います。でも、「お風呂に入った後何もないけどね。」とも言ってしまうんです。正直なところ、「是非、いらっしゃい、いらっしゃい。」と、言えないところがある。「しまなみもできたから、通りにおいでよ。」といっても本当に高いお金使って、来る価値があると思えないのが愛媛の悲しいところだと思うんですね。観光業界の方には怒られるかもしれませんが、県外の人達に「是非おいでよ。」と県民が言えるようなものが、やはり道後周辺には一番必要なんじゃないかな、と思うんです。候補にあがっている施設の中には新しく作らなくても、今ある施設をリニューアルするとか、使い方を変えるとかで対処することができるものもいくつかあるのではないかと思ったりもします。
それから、私は今治なので、いつも松山には車で来るんですが、県民文化会館はとても美しい建物なのですが、駐車場が汚いのがとっても気になります。あまりお金を使わないで、日本一美しい駐車場を作るとか、そんな発想もいいんじゃないかなと思います。

青野会長
ありがとうございました。あそこの(県文の)駐車場は汚いですか?周辺が汚いという意味ですか。

讃岐委員
だいたい、同じことですけどね。5ページにありますが、「地域固有の資源を」ということで引っかかって、これを見ていないから妙なのが出るのではないか。ズバズバ言えば。何で芝居小屋が・・といったものが、出て来るんだと思いますね。必然性が僕には見えないんですよ。

青野会長
芝居小屋について?

讃岐委員
まあ、例えばですね。そうしないと、住民の方々が、それぞれ県民が、何でということで、支えることが出来にくくなってきたときに難しいのではないかなという感じがします。そうしますといろんな施設にしても、例えば、地元周辺が7割使って、後が余分で儲けもんやという発想に立たないと、難しい時代が今来ている。ほとんど向こうが使う、よそからきた人が使うという発想は、もう、もてない時代が来ていますので、地域、県民の人たちがどれだけ使うかという、それがあって、どれだけ乗っかってゆくかという発想に立たないと難しいのではないかという感じがしますし、県の施設ということになりますと、どなたかおっしゃいましたけど、県内から車で来たときにどう使うかということを相当考えておかないと、今、駐車場が一番困るのではないかなという感じが、ひとつにはしております。
もうひとつ、ついでに言いますと、どうしても芝居小屋うんぬんの問題が、作らんとあかんとなったときですけれども普通ですと学校の講堂あたりが、今、回り舞台で使うようになっている。これは、日常的には学校の子供達が使って、後は、いろんな行事がある場合は、開放して使うというぐらいのことを考える時代が来ているのではないかと思います。独立するのではなくて、日常化しながら特化してゆくというような施設も一方では考えつつ・・・という感じがします。

青野会長
田中副会長いかがですか?

田中副会長
私は、福祉のほうをやっておりまして、こういうグランドデザインのようなもの、グランドでもないかもしれませんが・・・・、を考えるのは苦手意識がありまして、なかなか、イメージできない部分が多かったんですけれども、それは、私だけではなかったのかなというふうにある意味でホッとしたり、納得したりもしております。
それで、様々な方がおっしゃったわけですが、今どんな人があそこを利用されていて、私達、県としては、それプラスどういう方々に来て欲しいのかということがはっきりしていないと、なかなか、描けないというか、私のような素人ではですね。そういう気がします。出発点のところを少し詰めていく必要があるのかしらという気がします。

青野会長
ありがとうございました。
いろんなご意見をお伺いしましたが、ひとつには、事務局のほうからも説明もありましたし、徳永委員からもご意見ありましたけれどもこの説明の中で、どこに作るかは別として、図書館、国際交流センターというのは、なんらかの形で必要であろうというご意見がありました。
具体的な施設のご提案としては、例えば、癒し文化のための施設を考えてみたらどうかというようなご提案がありました。
それから、誰が集まってどういう人が利用することをイメージするのかということで色々ご意見がありました。県民が7割、残りが県外、というご意見もありましたし、県外の人との交流、いろんな意味での交流ビジネスに役立つような施設というご意見もありました。道後の玄関だからというお話もありましたが、私自身は、県が作るということも含めて、県民がお金を出すということであれば、県全体の役に立つような観点から施設は作られるべきであろうと思います。ですから、先程、奥村委員さんからお話がありましたけれど、PFIという形の民間活力を利用した形での運営の仕方もあり得るのではないか、というお話がでました。
いずれにしてもニーズがどこにあるのか、何が必要なのかということの掘り下げが必要であろうかと思います。それから、特定のものを作るのであれば、それを作る必然性というもの、先程ありました、芝居小屋を作るのであれば、それを作りうる必然性、それだけの地域資源があるのかということの検討が必要であるとのお話もでました。
駐車場のお話はよくでますが、実は、松山市は、「坂の上の雲を生かした街づくり」と同時に「歩いて暮らせる街づくり」というのもやっております。私自身の個人的な意見を述べさせてもらいますと、もちろん駐車場も必要であろうし、特に県外の方には必要であろうと思いますが、松山市の中心市街地、中心地に立地するようなところで、これから公共交通機関の見直しとかが全面的に考えられており、また、民間も含めてこれから進みつつある時に、駐車場問題というのを真っ先に押し立ててやるのは、いかがなものかなという意見は持っております。これは、私の個人的な意見です。
十分まとめきれておりませんが、最初ですので、御自由なご意見をお伺いいたしました。まだ、言いたらないことがございましたら・・。

奥村委員
私は、道後で旅館をやっとりまして、全国をマーケットにする商売です。全国と競争しているということなんですね。道後の場合、特に四国とか近場の人が少なくて、九州などは50%が九州の人で賄う、別府でもそうですけど、四国の人は出てゆくのが旅行だということで、四国を旅行しないというのが、今大問題になっていまして、橋を渡って出て行ってしまうストロー現象ということです。まず、四国島内を交流しようじゃないかということで、JRさんも生き残るために大々的に打ち出しているわけなんですけれども、関連がありますが、県が作った施設であっても県民文化会館を見れば分かりますが、やはり大半が県民の利用なんですよね。県民のお金を松山市に落とすということが、半分以上なんですね。後の半分は全国の人のお金を持ってくるという価値あるものを作らないと。松山が発展したら愛媛県中に波及効果があるのはあるんですけれども、県民が松山市に落としたお金が、県内を回り回っても知れているんですよね。ですから半分は圧倒的に全国の人に売れるものを、本当に価値あるものかどうかということですね。県民、市民に喜ばれるものを作るのは比較的簡単なんです。よそにないものを作ればそれで良い訳なんですけれども。博多座を作るときに東京の歌舞伎座に負けないものということで、日本一のものを作ったんですね。ですから本当に価値あるもの、よそにない価値あるものを作るということでなければ、結局、県民、市民に喜んで頂いて、経済波及効果がないということになりますので、南予のお金を松山に吸い上げると、この論理を松山だけが得をしたのではいけないのではないかということですね。県の施設で松山市が得をするのではないかという議論が十分起こってくる訳ですけれども。松山市が良くなれば愛媛県全部が良くなるよというんだけれども松山市に日本中のお金を持ってくるという施設を、ということを市長あたりが盛んに言っているわけです。その点をここで、論理的にはっきりしておかなければならないということと・・・。
それから、中心市街地に全国から観光バスに乗ってくる人たちの観光バスが停まる所がないというのは日本では、松山だけなんですよ。全日空ホテルも一台も停められない、市駅前も一切ないんですよ。全日空ホテルに来た団体のバスは、道後の湯築モータープールへ持ってきているんですね。
県文で催し物があるときに皆さん見ていただいたら分かりますけれどもバスで一杯ですね。バスが自由化されましたからPTAだろうと小学校だろうとなんでも県文である催し物は、愛媛県中の人が車とバスで来ます。あのバスの台数もすごいです。そういう実態ですね。姫路城が世界遺産になるためには、バスの駐車場を作るというのが前提条件で、林になったすばらしいバスの駐車場が、あります。それから、LRTですか・・・先生の言われた、その問題は議論を深めないといけない。
以上です。

青野会長
おそらく、松山市もバスの駐車場はどこに作るかということは、それなりにお考えだろうと思います。他に特にご意見ございませんでしょうか?
事務局から何かございますか?

(事務局:企画情報部長)
<略>(お礼)

青野会長
今日、第1回で資料も説明も初めてで、色々アイデアもあろうかと思いますので、会議の終了後、いつでも結構ですので、何かお気づきの点がありましたら、お配りしております連絡先に、電話なりメールなり、ファックスなりで事務局にご連絡を頂いたらと存じます。
それでは、特にございませんようでしたら、以上で、本日の会議を終わらせていただきます。どうも拙い司会で長時間どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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