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ホーム > 県政情報 > 知事 > ようこそ!愛媛県知事室へ > 知事記者会見録 > 第五次愛媛県長期計画・後期実施計画における優先施策の決定に関する知事記者発表の要旨

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更新日:2018年1月13日

第五次愛媛県長期計画・後期実施計画における優先施策の決定に関する知事記者発表の要旨

日時 平成17年10月20日 13時30分~

場所 知事会議室

 

(知事)
後期実施計画における優先施策の決定について説明させていただきます。御承知のように、県財政は今、破綻のシグナルが点滅する大変厳しい状況にありまして、一方で市町村合併等によりまして県の機能や役割の見直しが進みます中、本県を取り巻く情勢が大きく変化いたしております。このような状況で、今後、これまで以上に効率的・効果的な県政運営が求められているわけでありまして、県政が直面している重要課題に即応して、“選択と集中”のもと、施策の優先度を判断した上で、行財政資源を優先的・重点的に投入することが必要と考えております。
このようなことから、この度、県におきましては、平成18年度から22年度までの第五次愛媛県長期計画の後期実施計画の策定に当たりまして、長期計画に掲げております81施策の中から、今後5年間に優先的・重点的に取り組む優先施策として33施策を選定したものであります。今後の県政運営においては、従来どおり81の全施策を推進することはもちろんでございますが、この33施策については、特に力を入れて取り組んでいきたいと考えております。
優先施策の選定に当たりましては、県民アンケートや県職員・市町職員からの意識調査のほか、行政関連指標の現行水準などのデータをもとに、必要性・妥当性・緊急性・有効性・優先性の、この5つの評価基準で採点をし、81施策に一応の順位付けを行いまして、まず、その約2割に当たる上位の15施策を選定いたしました。さらに、施策の全ての側面を指標やデータで判断しきれないこともございますので、行政の責任や専門性にも配慮する観点から、各部局長や議会等の意見も踏まえ、最終的には私の判断によりまして、県として推進すべき18施策を取り上げまして、合わせて33施策を選定したところであります。
今回の県民アンケート実施に当たりましては、当初予想を上回る2,000名もの方々から回答をいただき、改めて県民の県政への関心の高さを実感したところでありまして、アンケートへの御協力に対し、改めてお礼を申し上げますとともに、今後とも、県民ニーズを十分に反映した県政運営に努めていきたいと考えております。
優先施策の内訳は、お手元の配布資料のとおりでございますが、一覧表で整理しておりますとおり、県長期計画の5つの基本政策分野の中から県民生活に直結する課題として、愛と心のネットワークに代表される助け合い支え合う社会の実現をはじめ、教育・スポーツや環境、災害対策、雇用、交通基盤の整備など、10項目の主要政策課題に対応する形となっております。
以上が、優先施策の選定の経緯でありますが、今後、この優先施策の推進に当たっては、県民への説明責任を果たすため、本年度中に策定する後期実施計画において、選定の趣旨・理由や施策の内容、達成目標などを明らかにするとともに、毎年度、その進捗状況を評価・公表することとしております。
また、予算との関連では、平成18年度の当初予算編成から、各部局の“選択と集中”を最大限尊重する新たな予算編成システムを導入することとしておりまして、優先施策の
に必要な事業については、各部局の主体的な判断のもと、財源の優先的な配分を行いたいと考えております。優先施策に関しては、以上でございます。

 

(愛媛新聞)
81施策を推進するとしながら、そのうち33に特に力を入れるということだが、その関係が分かりにくかったので、もう少し分かりやすく説明してほしい。

 

(知事)
81施策というのは、長期計画で分類して載せたもので、10年間、この長期計画の中で進めていく事項でございます。ただ、現下の状況の中では、もう全てを今までどおり取り上げて推進するという体力が、現時点ではございませんから、その中でややウエイトの差を付けるという意味で、アクセントを33の方に置いていく。
従って、その他の施策についてはスピードダウン、あるいは若干やや先延ばしというような状況が現実には出てくる可能性はあり得る、そんな意味で、余りペースダウンをしないで力を入れていく分野として、81の内の33を特記するという、優先施策として位置付けるという意味でございます。
あくまでも、来年度から実施を想定しております財政構造改革ということになりますと、あらゆる分野で相当切り込んでいったり、あるいは延期をしていくような事業もかなり出てくるでしょうから、そういう意味では、端的に言いますとAグループとBグループに分類をするという意味のAグループとして、33を優先施策と位置付けるという意味でございます。

 

(愛媛新聞)
優先施策に漏れた残りのものについては、全く予算を付けないということではないのか。

 

(知事)
ええ、財源さえあれば、全部、粛々堂々と進んで、連合艦隊で進めたいんですが、かなり船足が遅くなる施策も出てくるだろうなと想定はいたしております。

 

(愛媛新聞)
アンケートの上位15というのは、どれに当たるのか。番号で示してほしい。

 

(知事)
これは、お手元の5ページかな、この資料でいくと。81が一覧表になってますね。上から15までが、アンケートで選んだ15施策です。で、下の方に網掛けをしておりますのを18拾って、合計33ということで。ですから、端的に言いますと81の中でアンケートでは最下位だった「文化をはぐくむ環境・機会づくり」、これは知事の思いとして、最下位から33の優先施策に採り上げたということでございます。

 

(時事通信)
優先施策の発表ということだが、後期実施計画そのものはどうなっているのか。

 

(知事)
後期実施計画は、もちろん10ヵ年の長期計画で81施策を展開していくわけですけれども、後期でやる場合において、その中でもちろん81を全部行くんですが、アクセント・ウエイトをどこに置くかという意味で、33を優先施策として選定したという意味です。

 

(時事通信)
後期実施計画というものができたという、何か冊子みたいなものがあるのか。

 

(知事)
後期実施計画は長期計画の中でどんな形で、どんなスピードで進めていくかというのが後期実施計画になりますから、錦の御旗は81降ろしませんけれども、33が優先グループですよということで、今後の施策を進めるに当たって、特に、財源配分等で配慮していきたいということでございます。

 

(企画情報部長)
後期実施計画、今年度中に策定をいたします。

 

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企画振興部総合政策課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2 

電話番号:089-912-2230

ファックス番号:089-921-2002

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