ホーム > 県政情報 > 知事 > ようこそ!愛媛県知事室へ > 知事記者会見録 > 6月定例県議会提出予定人事案件に関する記者発表の要旨について
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更新日:2016年6月13日
日時 平成28年6月10日(金曜日)15時00分から15時09分
場所 知事会議室
(知事)
このたび、6月議会に、副知事の人事案件を追加提案することといたしましたので、発表させていただきたいと思います。
仙波隆三副知事から、本年7月31日をもって勇退したいとの意向がありましたことから、その後任として、総務部長の原昌史氏を、8月1日付けで選任する案を6月議会に追加提案したいと思います。
原氏は、現在、総務部長として、防災・減災対策、人口減少対策、地域経済活性化の推進など、重点課題の推進に向けた行財政運営や、市町との連携強化などに、総務省や自治体での勤務経験を生かし活躍をしていただいております。
原氏には、引き続き、効果的・効率的な行財政運営の推進や地方創生への積極的な対応を期待するほか、仙波副知事の担当である、高齢化社会における福祉・医療の充実や、いよいよ来年に迫ったえひめ国体の開催等の重要課題に手腕を発揮いただくとともに、国との連携強化を図る上で、そのパイプ役としての役割を担うことについても、大いに期待をしています。
なお、総務部長につきましては、年度途中でありますことから、原副知事の事務取扱としたいと考えております。
この人事案件に同意をいただけた場合は、任期は8月1日から平成32年7月31日までの4年間となります。
以上の人事案件につきまして、本議会最終日、21日になりますが、この日に追加提案をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
(愛媛新聞)
仙波副知事の処遇は、この後、どうなるのか。
(知事)
非常に手堅い行政手腕で、もう本当に仕事を安心してお任せできる実績を残されてますので、特別職は勇退とはいってもですね、何らかの形でまた、県政発展のために力を貸していただきたいなと。まだ何も決まってはいませんけれども、何かこう、力を発揮していただけるようなところを考えたいと思っています。
それぐらいの人材だと思っています。
(愛媛新聞)
具体的な就職先というのは決まっていないのか。
(知事)
全然まだ、考えてないです。
(テレビ愛媛)
仙波副知事が勇退をしたいという意向ということだが、なぜこのタイミングで、どういった理由で勇退するのか。
(知事)
そうですね、1カ月くらい前だと思いますけれども、非常に潔い方ですから、ご自身が教育長とそれから副知事、まあ副知事は1年ですけれども、含めますと特別職を4年4カ月やったという実績を持たれてます。そういったことも含めて、特別職を4年以上やったので、やはり、次なる新しい血も県政には必要じゃないかという、そういう思いで、今回、申し出されたと思いますので、まさに仙波さんの人柄がにじみ出ているような区切りの付け方かなというふうに感じました。
(愛媛新聞)
ニュアンスとしては、後進に譲るということか。
(知事)
そうですね。
(愛媛新聞)
あと3年後まで任期があると思うが、なぜ副知事就任時に後進に譲るという話が出てこなかったのか。
(知事)
あの時は長谷川氏が急に国に帰るということになりましたんで、それは僕自身がそれをカバーできるのは仙波さん、教育長としてしっかりとした仕事をされてましたので、仙波さんの力をお借りするのが一番良いだろうと、いつまでということがあったわけではなく、仙波さんに、長谷川さんの後をやっていただきたいという思いで任命いたしましたので。
その時に仙波さんがどう考えられたのかは、僕には分かりません。
(NHK)
担当分野については、今の仙波副知事と変わらないのか。
(知事)
そうですね。ただ、引き続き、総務部長の事務も行います。
(テレビ愛媛)
知事から見て、仙波副知事、教育長の時代から含めて、特に記憶に残る業績というか、手腕を発揮してもらったなということはあるか。
(知事)
そうですね、逆に言えば、仙波さんにお願いしたらあとはもう任せっきりで、安心してお任せできるという、そういう仕事を積み重ねて来られましたんで、なんていうんですかね、何よりも安心感というのが非常に強かったことが、仙波さんの教育長、副知事を通じての印象ですね。
(愛媛新聞)
教育長から副知事になって、国体の連携強化などに力を尽くしたというところもあるか。
(知事)
そうですね、ちょうど国体の知事部局への組織替えをするような状況もありましたし、それから、もう一つはですね、福祉制度が非常に複雑になってきてます。これからも一層混迷するとは思いますが、社会保障全体の見直しも入ってきますので。ただ、仙波さんは、保健福祉部長として現場を知っていた方なので、その分野は特に僕も細かいところは分からないことが多かったんですけれども、そこは本当に自分自身が悩むことなく的確なアドバイスをしていただいたということだったと思いますね。
(NHK)
先ほど地方創生とか、国との連携という話があったが、新任の原氏は、年齢だけ見ると20歳以上若返ることになるが、若さという点も踏まえて、期待することは何か。
(知事)
そうですね、1年間総務部長として、全県下を本当に細かく走り回っていた記憶が刻まれていますので、そういう意味では全体のことをしっかりと把握されていると思います。それと、県庁プロパーではないが故に、プロパーの職員とはまた違った視点からの発想であるとか、政策立案であるとか、そういうところは大いに期待したいと思っておりますし、また、国との折衝なんかも非常に多くなってくると思いますが、それこそ、本人が持っている人脈を大いに愛媛のために生かしていただけるんじゃないかなと思っています。
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