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平成27年度6月補正予算案に関する記者発表の要旨について

ページID:0008741 更新日:2015年9月7日 印刷ページ表示

 

日時 27年6月15日(月曜日)11時06分から11時11分

場所 知事会議室

平成27年度6月補正予算案等記者発表

(知事)

 それでは、今年度の当初予算については、「Newステージ・スタート予算」と位置付けまして、年間総合予算を編成いたしたところでありますけれども、今回の6月補正予算では、介護サービスや子育て支援の充実、自転車新文化の普及拡大をはじめとする重要課題への対応を強化するほか、国予算の増額内示を踏まえまして、公共事業を追加実施し、県内景気・雇用の下支えを図るなど、当初予算編成後の状況変化に対応しつつ、公約の実現に向けて的確に推進すべき施策に係る経費を計上することといたしました。

 その主な内容としましては、まず、重要課題への対応強化ですが、一に介護サービスの拡充でございます。その中身については、地域の介護ニーズに対応するため、地域医療介護総合確保基金を積み増しして必要な財源を確保すること。同基金を活用して、小規模特別養護老人ホームなどの介護基盤の整備や介護施設等の開設準備を支援すること。介護雇用プログラムによる介護職員の安定確保や研修等による人材育成を支援することがございます。二つ目には子育て支援、医療・福祉の充実でございます。こちらの中身は、子育て環境を整えるため、放課後児童クラブや認定こども園等の施設・設備の整備を促進すること。また、地域周産期母子医療センターである愛大医学部附属病院の新生児総合管理システムの整備を支援することでございます。三つ目の自転車新文化の普及拡大でございますが、5月26日の県・市町連携推進本部会議で創設されました「愛媛サイクリングの日」、ご案内のとおり今年は11月15日、日曜日に設定をさせていただいておりますけれども、これに合わせた、オール愛媛での県民イベントの開催と県内外へのPRを実施することに費用を計上させていただいてます。四つ目は教育・スポーツの振興でございますが、スーパーグローバルハイスクールに新たに指定されました宇和島南中等教育学校におきまして、国際的に活躍できる人材を育成すること。えひめ国体で使用するライフル射撃用電子標的システムを整備することに予算を計上しております。五つ目は自然環境の保全として、自然公園の利用促進を図るため、園路や休憩所を整備すること。そして、鳥獣保護法の一部改正に伴い、ニホンジカの個体群管理強化のための捕獲モデル事業を実施することに予算を計上しております。その他として、6番目に防災拠点施設への太陽光発電設備等の導入などに取り組むことといたしました。

 次に、公共事業の追加についてでありますが、こちらは国予算の増額内示を踏まえての対応となります。橋りょうの耐震補強や河川・海岸保全施設の整備などの防災・減災対策の推進、トンネルの保全対策やブルーラインの設置などに取り組むことといたしました。

 この結果、6月補正予算総額は、一般会計60億5,057万円となります。

 また、条例等の議案につきましては、法令の改正等に伴う条例改正などを提案する予定としております。以上でございます。

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