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「愛のくに えひめ営業本部」の平成27年度第3四半期まで(4~12月)の営業実績等に関する記者発表の要旨について

ページID:0006250 更新日:2016年1月29日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

 

日時 平成28年1月28日(木曜日)11時4分~11時15分

場所 知事会議室

 

(知事)

 それでは、営業成績について、公表をさせていただきます。まず、営業本部が成果指標としている商談会やフェア等の開催件数は、こちらは1年間に今年の目標400件に設定しておりますが、12月までに373件、参加企業数は、こちらは目標年2,500件に設定してますが、延べ12月まで2,281件となっています。今年度の目標に対する両方の、双方の進捗率は、いずれも90パーセントを超えておりまして、残り期間からいっても、目標達成は確実ではないかなというふうに思っています。また、今回の四半期分10月~12月、3カ月の実績では、商談会やフェア等の開催件数が昨年の81件に比較して、167件と倍増、参加企業数も昨年610件から、今年は1,058件とほぼ倍増、昨年に比べて、こうした伸びになっています。これは、県内生産者や事業者、関係団体、県が一体となった「チーム愛媛」としての取り組みが効果的に機能してきているものと考えており、その積極的な姿勢を大変心強く感じていますとともに、県内事業者の営業の補助エンジンとしての本部機能が定着をし、さらに高まってきているのではないかなというふうに認識をしております。

 また、本部が把握している成約件数でございますが、こちらは2,054件となっています。成約額は12月の段階で、65億9千万円、昨年度同期比では、件数が946件から、今申し上げたように2,054件でありますから、件数で2.2倍、成約額は昨年のこの段階で38億9千万円でしたが、65億9千万円ということで1.7倍となっています。この65億9千万円の成約額のうち、約56億円が、ものづくり、林産物、水産物の3分野でございます。ものづくりの関係では、ベトナムのミッションをやりましたけども、この企業との商談会をきっかけとした成約、フェアの出展、マッチング支援等による成約で20億円、林産物関係では、県産材のマッチング商談会やトップセールス等による成約で14億9千万円、水産物関係では、大手水産会社や海外への鮮魚の輸出等ができましたんで、成約で21億円など、これまで同様、比較的単価の高い分野が金額では大部分、80パーセント以上を占めています。

 一方、件数では全体の8割以上を占めるのが加工食品、地場産品、農畜産物分野などでございますけども、こちらの分野でも、関係者の地道な努力による新規成約が実現してきているとともに、出荷が最盛期を迎えておりますかんきつ、愛育フィッシュを中心としたフェア等の開催による成約も順調に推移しておりまして、着実に実績を積み上げているところであります。なお、毎回申し上げておりますが、事業者等によっては、特にものづくり分野において、成約内容の公表を差し控えたいというところもございます。こうしたようなところは、数字には入れておりませんので、実際には今回発表する額以上のものが成約に結び付いていると認識していただいたらというふうに思います。

 年度末まで残すところ2カ月余りとなっておりますが、先ほど申し上げましたように、これまでの成約額は、目標70億円に対して、65億9千万円でありますので、これが12月末での数字でありますから、まあ目標達成は確実だというふうに思っております。平成30年度を終期とする中期計画の目標である100億円を見据えて、今年度から取り組んでいるさくらひめを活用した地域ブランディングなど、新たな営業手法も取り入れながら、年度末に向けて最後の追い込みを加速させていきたいと思います。このため、私自身も引き続き先頭に立ちまして、今日、大阪の方に行かせていただきまして、明日早朝、初めて「(愛媛)Queen(クイーン)スプラッシュ」のトップセールスを実施させていただきます。また、来月末には、マレーシアのクアラルンプールの百貨店で開催を予定してます愛媛フェアにおいては、トップセールスはもとより、昨年ご来県いただきましたマハティール元首相との面会を通じまして、今のところ開店式にもご出席いただけそうなご返事をいただいております。海外戦略の重点地域であるASEAN地域における販路開拓、拡大を図るなど、生産者・事業者等とともに「オール愛媛」体制で、さらなる実需の創出に徹底的にこだわって取り組んでまいりたいと思います。

 

(愛媛新聞)

 成約状況については、今回65億円で、70億円の目標達成が確実ということだが、30年度目標の100億円の上方修正を行うなどの考えはあるのか。

 

(知事)

 ないです。というのは、今、経済情勢も非常に不透明になってきていますので、この今回の60数億円というのが、本当にそこを安定して維持できるのか、それとも今後の全体的な経済情勢の中で、どう変化していくのかというのは、ちょっと今の段階では見極めきれてないので、今の段階で修正する考えはないです。

 

(愛媛新聞)

 まずは100億円をきっちりとということか。

 

(知事)

 目標としたいです。まだ達成できてないですから。

 

(南海放送)

 海外の成約金額が9億円余りと、かなり比重を占めてきているように思うが、このあたりはどのように受け止めているのか。

 

(知事)

 当初段階でも申し上げたんですが、ものづくり、例えば、台湾・台南市、それから、ベトナムのハノイ・ホーチミン、インドネシアのスラバヤ・ジャカルタ、そして、この前はタイの方でも行いましたが、特にものづくりのこうしたマッチング、商談会は成約に至るまで時間がかかりますので、当然のことながら、出会って、話し合って、リンクできるかが決まり、そこからサンプルの製造、そして試験等、いろんな過程を踏まえて、ものづくりの場合、成約に至っていきますので、やはりかなり時間がかかると思っています。

 一方で、農林水産物は、そのニーズが合えば、即成約に至るということで、本質的に違いがあると思うんですね。ですから、今回海外について、今、徐々に広がってきたのは、まさにものづくりの関係で、マッチングが少しずつ花開き始めたんではないかなと思っています。

 

(南海放送)

 来月末にはマレーシアにも行くということだが、どういったものを売り込みたいと考えているのか。

 

(知事)

 マレーシアはですね、前回、伺った時にいろんなところに手を打って、拠点としてはですね、日系の百貨店をベースにしますけれども、それ以外にも、これは本当にたまたま行ったときにですね、日本の魚のポスターが掲示されていた鮮魚店があったんですけど、そこに県職員が飛び込みで行って話を聞くと、愛媛からも魚を入れたことがあるというような話でしたので、そこに交渉を重ねて対象を拡大したりですね、いろんな拠点、拠点で、レストラン、百貨店、その鮮魚店、一斉にこう愛媛のものを扱っていただくように、今仕掛けをしているところでございます。ですから、メインは、この百貨店での「食」、特に今、かんきつを持っていきますので、かんきつやタオルといった物販、物品ですね、こういったものを愛媛県の総合的なパッケージとしてですね、今回売り込みのきっかけをつかむべく、フェアを実施する予定にしています。

 

(愛媛新聞)

 期間中の販売目標とかはあるのか。

 

(知事)

 まだそこまでは分かりません。価格もおそらくやってみて、様子を見ながら変えたりということも、販売店の方がやると思いますので、何とも言えないですね。ただ去年だったかな、甘平を持っていったんですけども、1個1,200円ぐらいで売れてましたね。旧正月の時だったということもあるんですども。例えばですね、アジアなどは、旧正月に高級かんきつをぶつけると非常に売れ行きがいいと思いますので、そうした国ごとの特性というのも見極めながら、戦略を練っていく必要があるのかなというふうにも思いますね。

 

(愛媛新聞)

 マレーシアの愛媛フェアでいうと、旧正月よりも後になってくるとは思うが。

 

(知事)

 そのへんで価格体系をどう考えるかというのは、これは、現地の販売店がニーズを考えながら決めていきますので、ちょっと、売り上げがどうなっていくのか、まだ今の段階で見えていないという状況です。

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