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平成30年7月豪雨にかかる被災地等視察に係る知事共同取材(7月15日)の要旨について

ページID:0011352 更新日:2018年7月17日 印刷ページ表示

日時:平成30年7月15日(日曜日)

 13時32分~13時40分

場所:今治市役所

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 今日、大三島、それから伯方島、大島と、特に今治市内でも被害の大きかった島しょ部を回ったと思うが、まず今日の視察について。

 

(知事)

 そうですね、もっと、少しでも早く来られればと思っていたんですけれども、被害対象人数、面積、エリアが大きな南予の手立てがあったので、気になりつつ、ちょっと今日になってしまったんですけれども、被害状況というのは頭に入っていましたので、それを現実に見て、対応に生かしていきたいなと思っています。

 特に、こちらではですね、避難生活というところは、何とか地元の助け合い等で対応できるということだったんですけれども、土砂災害の後始末等で、ピンポイントになりますけれども、特に5カ所、6カ所ぐらいですね、被害状況が大きいので、そこに集中的に取り組む必要性を感じています。同時にですね、不安を抱えられている方々に対して、今治市としっかり連携しながら、きめ細かい対応をしていく必要があるというふうに思いました。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 あらためて今回の豪雨災害、南予では特にかんきつなど農業への被害が深刻な一方、東予では、先ほど視察したような、しまなみ海道のサイクリングロードなど観光面の影響なども懸念されているが、そのあたりについては。

 

(知事)

 そうですね、まずは何よりも人、生活、それから産業ということだと思いますけれども、しまなみ海道の知名度アップによって、エリア全体の観光振興、活性化にも結び付いているので、その主要路線が崩落しているということで、どういうふうな形にすれば、国際サイクリング大会もありますので、にぎわいというものを絶つことの無いようにできるかというのも考えていかないといけないと思っています。それは技術的な問題もありますので、現場にどういう選択肢があるのか、至急、検討してほしいと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 あらためて、県として、今後の支援の方針について、どう考えているか。

 

(知事)

 はい。ともかくやれることは全てやるというのが基本路線です。そのために、早い段階で国にも事態の大きさを認識していただきたいということを申し上げたんですが、まあ態勢を取っていただいていますので、そういった制度もフル活用して、復旧から復興に向けて全力を尽くしていきたいと思っています。

 

(愛媛新聞)

 島しょ部の住民の方々は、今回の災害について、初めての経験だというようなことを、かなり口々に言っているが、今日、視察した感想はどのような。

 

(知事)

 そうですね、残念ながら、何よりもですね、お二人の尊い命が大三島、そして伯方島で失われたということに対して、心からお悔やみ申し上げますとともに、本当にそれが一番残念でなりません。その中でですね、起こった被害は、ちょっと南予と違って、ある一定の地域、広範にというわけではないので、ピンポイントで、どういうことが必要なのかというのを、今治市の情報をいただきながら分析し、対応していく必要性を感じていますので、南予の取り組み方とは違った対処の仕方になるのかなというふうには思っています。

 

(愛媛新聞)

 当然、南予の被害が甚大だということは、島しょ部の方々も理解しておられるが、今日視察したところ以外にも、土砂が崩れている箇所がかなり多くある。あらためて、県としてこうした被害の対策にも全力で支援していくという考えか。

 

(知事)

 はい、もちろんそうですけれども、今、この段階で、土砂崩れというのは、要は中に入って行けない状況が生み出されますから、これは何も今治島しょ部だけではなくて、愛媛県全域で、まだ林地被害、農業被害、把握できているわけではありませんから、これは少し時間がかかると思いますけれども、先ほどの産業を守るという観点から取り組みを進めていきたいと思っています。

 いずれにしましても、基本は、まず人の命を守る、そして次が生活を守る、そして産業を守る。こういうことを多面的に取り組むことによって、初めて地域が守られるんだということを基本において、取り組みを進めていきたいと思っています。

 

(テレビ愛媛)

 今日、菅市長とはどのような話を。

 

(知事)

 はい、今日は現場、当面の場所については、ピンポイントで、今治の場合は、ここを早急にという場所が明確になってきていますので、そこは現地の視察も終えたので、一つ一つの課題について意見交換させていただきました。

 

(読売新聞)

 ピンポイントという話だったが、例えば、土石流だとか、土砂崩れだとか、具体的にどういう被害だと感じたか。

 

(知事)

 こちらの場合は、土砂ですね。その土砂崩れによって、民家、山、道路等がやられているというのが共通項だと思います。

 

(NHK)

 菅市長から支援の要望があったと思うが、それに対して、県としてどのように応えていくのか。

 

(知事)

 私自身が現地を見たのは、今日が初めてですけれども、それ以前に対処というのは、どんどん現場でやっていますので、そこは呼吸感がもうできていますから、特に今日初めて新たにという話ではなくて、確認ということだというふうに認識していますけれども。

 

(NHK)

 今後、今治に関して、復旧のめどというか、そういうものは立っているのか。

(知事)

 そうですね、できるだけ早くということがあるんですが、特に崩れ去った主要道路二つについては、応急措置で、どれだけの速さで回復できるかというのは、ちょっとまだ検討中で、今、この段階で1カ月なのか2カ月なのかという結論は出ていないです。ただし、どの方法であれば一番早く応急復旧できるかということで、現場は、今、必死になって検討を積み重ねているところです。


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