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令和3年度8月知事定例記者会見(令和3年8月19日)の要旨について

ページID:0011282 更新日:2021年8月20日 印刷ページ表示

日時:令和3年8月19日(木曜日)

 11時14分~11時25分

場所:知事会議室

 

 

 

(あいテレビ(幹事社))

 では会見に移ります。本日代表質問はございませんので、その他質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すみません。テレビ愛媛ですが、あらためてですね、感染者が過去最多の100人を超えたことについての受け止め、現状についてどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね。本当に大半の県民の皆さん、事業者の皆さん、これまでのメッセージを受け止めていただいて、本当に真面目にしっかりと感染防止策、日々の注意深い行動を実施していただいていると思います。ただ呼び掛けも全員に行き届いているわけでもなく、それは不可能だと思います。情報というのは流したから届くわけではなくて、いろんなことを考えながら流し続けるしかないんですが、情報をキャッチしようという気持ちを持っていただかなかったら当然届かないわけでございます。そういった中で、一部の方の中には、油断のある行動が出てきてしまうのは避けられない状況でございます。これはもういつの時点でも同じだと思います。そういう中で、特に今回はデルタ株という非常に感染力のこれまで以上に強い、ある意味では2倍ぐらいの感染力があるんじゃないかとも専門家では指摘されていますけれども、それが入ってきてますので、初期段階では、懸念していた保健所への協力が得られない、参加者の特定ができないというライブイベント、これもう一部のお店、全部のライブハウスがそういうふうなかたちでやっているわけではないんですが、一部の油断したそういったイベント複数ありました。そこがつかみ切れないわけですね。そこから広がっていった可能性、最初のヤマというのはあったと思います。その後、やはり旅行、それから帰省。特に帰省の場合は県民の皆さんと長時間、過ごす時間が長くなりますので、首都圏等々からの帰省が今、非常に危ないなということで、申し上げてきたんですが、残念ながら届かなかった方もいらっしゃると思います。そして、もう一つはやむを得ざる理由で帰省せざるを得ない場合もありますので、そういったところから一気に家庭内感染がデルタ株の(感染力の)強さで広がっていく。そして今、逆の帰省、いったん県外に帰省された方が戻ってくる影響が、次にまさに今訪れてきていると思います。そこがまた今度は職場へという可能性が生まれて来てますので、ただしですね、何もかもストップなんかできっこないわけですから、そういう中で大事なことは、いかなる場面にいても個人個人がマスクをきちっと着けているかどうか、こまめに手指消毒をしているのかどうか、換気がきちんとできているのかどうか、そういった基本的なことをしっかり行えば感染リスクはどーんと下がりますので、それをもう今の段階はしっかりと皆さんにぜひもう一度振り返ってお願いしたいということで新規を抑えるということしか、「しか」とは言いません、それが一番の手立てだと思いますので、それによって何とか乗り越えるべく全力を尽くしていきたいというふうに思ってます。

 もう一つは法治国家でありますから、法律上認められている手立てはフル活用しながら、行政としての対応を行ってまいりますけども、いかんせん強制力があるものが少ないわけですから、おずから限界はあります。ですから要請および皆さんの行動、ここにかかっているというのは申し上げたいところでございまして、これはもう、ひたすら皆さんにお願いをしていくということに尽きると思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すみません、愛媛朝日テレビです。付随して新型コロナの関係なんですけれども、お隣のですね、香川県の方で、大規模な野外音楽イベントの方が、県の方が中止されたということなんですけれども、知事として隣県という立場から、どのような受け止めされていますでしょうか。

 

(知事)

 これは分からないんですよ、その規模とか。要は業界としての、イベントによってもいろんなものがありますから、リスクの高いイベントであるかどうか。そしてまた、その業界がしっかりとしたマニュアルを作って、業種別の感染対策ができているのかどうか。そしてまた、集まるイベントによって来られる層、年代とかですね。それから、もう一つは中身によってリスクの高い環境が生まれるか否か。もういろんな要素が複雑に絡み合うと思います。ですから(そのイベントを)主催しているわけでもないのでどのようなイベントか分からないんですよ。だから、正直言ってコメントのしようがないです。

 

(あいテレビ)

 すいません、あいテレビです。明日からまん延防止の適用ということもありますけれども、こうした中でモザンビーク選手団のパラ選手の事前合宿も行われると思います。こうした中、感染対策というのはどのように強化していくのでしょうかお伺いします。

 

(知事)

 もう既に出国前のPCR検査、それからこちらへ来てからの抗原検査、それからこちらへ来てからは毎日のPCR検査ということは実施することで、思う存分やっていただくような環境を作ってあげるということが大事だと思っています。怖いのはですね、やっぱりそこまできちっとルールに基づいてチェックしてやっていますので、皆さん温かく迎えてあげてほしいなと。一番やってはいけないことは、「外から来た、外国から来た、今どうなんだ」というような人間の差別意識、それだけは特に無責任な情報を発信する人たちというのは必ず一定数、一部少数とはいえいますので、そこが一番心配です。

 

(愛媛新聞)

 すみません、愛媛新聞です。今の関連で、来週にはパラリンピックが開幕します。五輪開催時の考えと同じかもしれないですけれども、地方も含めてこれだけ感染が拡大している中でのパラリンピックが開催されることへの受け止めはありますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、ともかく緩まないように、もちろん無観客でやる方向性だとは聞いています。それはもう当然のことだと思います、この状況であるならば。もう一つはそれをアスリートの活躍の世界的なイベントであるということは、僕自身もオリンピックなんかを通じて、皆さん多くの感動はもらえた方多いと思いますので、舞台としては用意してあげたいなという気持ちは当然のことながら私にはあります。ただ、心配なのは空気ですね。例えばこれもマスコミ報道等も含めて「毎日メダルラッシュだ」というような雰囲気があまりにも拡大するとですね、これは緩みにつながる可能性もありますから、本当にどうすれば感動的なメッセージが緩みにつながらないように伝えられるのかというのは、われわれもそうですけども、行政の立場でも。マスメディアの皆さんにもそのあたりはぜひお考えをいただけたらいいんではないかなというふうに思います。

 

(愛媛新聞)

 もう一点。初めて100人超える見通しでありますけども、重点措置の区域、今は松山市だけの見通しですけども、拡大するというお考えは今のところはいかがでしょうか。

 

(知事)

 この段階でですか。この段階ではまだありません。ただ今後はもう本当に毎日の情勢分析をしてますので、該当するような市町、これは予算の問題も出てきますので、そういったことも含めて議論は毎日行っていきたいと思っています。そのために、これは知事会でも求めてますけれども、自由に臨機応変に地方が手を打てるような財源、交付金等々ですね、自主裁量権のある財源の充実が必要だというふうに思います。

 

(あいテレビ(幹事社))

 そろそろ予定時間も迫ってまいりましたので、最後の1問でお願いできたらと思いますが、各社、質問のある方いらっしゃいますでしょうか。ではこれで会見を終わります。

 

(知事)

 では3時からすいませんけど、よろしくお願いします。


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