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おたふくかぜ及びB型肝炎ワクチンの定期予防接種化に関する意見書

ページID:0013288 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

第336回(平成26年2月)定例会

提出議案【議員提出の部】

おたふくかぜ及びB型肝炎ワクチンの定期予防接種化に関する意見書

予防接種は、感染症の発生及び蔓延を防止し、国民の健康の保持増進など公衆衛生の向上に重要な役割を果たしているが、我が国の予防接種制度には、諸外国と比べて定期接種の対象疾病が限定されているという課題がある。

平成24年5月23日の厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会において、小児用肺炎球菌、水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌及びB型肝炎などの7ワクチンについては、広く接種を促進していくことが望ましいとの提言がまとめられた。

こうした中、小児用肺炎球菌などの3ワクチンについては、平成25年4月施行の予防接種法の改正により定期接種化され、水痘、成人用肺炎球菌のワクチンについても、平成26年10月からの定期接種化が決定したところであるが、おたふくかぜ及びB型肝炎のワクチンの定期接種化については、国では今後も検討を続けることとしている。

おたふくかぜは数年に一度流行を繰り返しており、また、B型肝炎の感染者数は約110~140万人、患者数は約7万人とも言われている。

予防接種法第1条には、「伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延を予防するため」に予防接種を行うことが明記されており、地域間や財政的格差なく広域的に対応すべきナショナルミニマムである。

よって、国においては、多くの人々の健康を守るため、副反応等十分考慮の上で、おたふくかぜ及びB型肝炎ワクチンの定期接種化の実現及び必要な財政措置を講ずるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年3月19日
愛媛県議会
提出先
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
厚生労働大臣
内閣官房長官

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