ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 愛媛県議会 > 線維筋痛症の医療の早期確立と患者の救済を求める意見書

本文

線維筋痛症の医療の早期確立と患者の救済を求める意見書

ページID:0012834 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

第306回(平成20年2月)定例会

提出議案【議員提出の部】

線維筋痛症の医療の早期確立と患者の救済を求める意見書

 線維筋痛症は、原因不明の全身性慢性疼痛疾患で、明確な診断基準、根治療法がないため、確定診断を速やかに受けられず、患者は耐え難い激しい痛みに苦しんでいる状況にある。

 患者数は、全国で約200万人とも言われているが、この病気は全身の慢性疼痛とこわばりなどの症状が日によって激変するため、日常生活が著しく損なわれる患者も多く、また、多数の薬剤を長期にわたり使用するため、医療費や家族の介護負担が大きく、患者や家族は身体的、精神的、経済的不安を抱えている現状である。

 よって、国におかれては、線維筋痛症に苦しむ患者の実態を把握するとともに、患者が安心して治療や生活ができるよう、医療の早期確立と患者の救済を図るため、次の事項について、国の責任において特段の措置を講じるよう強く要望する。

 

  1. 線維筋痛症の診断治療を確立するため、難病に認定すること。
  2. 線維筋痛症患者が医療保険で受診できるようにし、患者負担の軽減に努めること。
  3. 線維筋痛症患者の介護負担を軽減するため、介護保険法による特定疾病の対象疾病とすること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年3月14日

愛媛県議会

<提出先>
 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣

意見書一覧(平成19年度)へ戻る

提出議案【議員提出の部】へ戻る

第306回(平成20年2月)定例会トップへ戻る


AIが質問にお答えします<外部リンク>