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自衛隊艦船による海難事故の防止を求める意見書

ページID:0012832 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

第306回(平成20年2月)定例会

提出議案【議員提出の部】

自衛隊艦船による海難事故の防止を求める意見書

 平成20年2月19日未明、千葉県野島崎沖合において、海上自衛隊イージス護衛艦「あたご」と千葉県勝浦市の漁船「清徳丸」が衝突し、漁船の乗組員2名が行方不明となる事故が発生した。

 原因の真相究明については、今後の詳細な調査を待たなければならないが、既に、「あたご」の衝突回避行動の遅れが指摘されているほか、自衛隊の初動体制や情報提供などについても、昭和63年7月、東京湾内で発生した「なだしお事件」の教訓が生かされていないとの声もある。

 いずれにしても、我が国国民の安全・安心を守る責務を担う自衛隊艦船が海難事故の当事者となっていることは甚だ遺憾であり、米海軍潜水艦による「えひめ丸」沈没事故を経験した本県にとっては、看過することはできない。

 よって、国、特に防衛省におかれては、今回の事故を深く反省されるとともに、今後このような海難事故を引き起こすことのないよう、次の事項について特段の措置を講じられることを強く要望する。

 

  1. 引き続き行方不明者の捜索に当たること。
  2. 事故の徹底した原因究明に当たるとともに、それを踏まえた万全の再発防止策を講じること。
  3. 地方自治体や関係機関等に対する迅速かつ的確な情報提供体制を整備すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年3月14日

愛媛県議会

<提出先>
 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣、防衛大臣

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