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議長・副議長

議長記者会見

令和2年12月議会後の正副議長定例記者会見(令和2年12月14日 戒能議長・兵頭副議長)

 令和2年12月定例議会終了後(令和2年12月14日)の正副議長定例記者会見の要旨について掲載します。


記者会見を行う戒能議長

  記者会見を行う兵頭副議長

R021214戒能議長

R0201214兵頭副議長 

(南海放送:幹事社)

 定刻になりましたので、正副議長の記者会見を始めさせていただきます。なお、議長は次の公務がありますので、記者会見の時間は、12時20分までとさせていただきます。まず始めに、議長からご挨拶をお願いします。

 

(議長)

 今議会も無事終えることができました。本当にこの1年間はコロナ対応という過去に例がない形で、時間が過ぎ去ろうとしています。12月議会を振り返っても、コロナの感染症患者の受け入れ確保であったり、生活を維持していくための貸付原資の増額など、コロナ以外でも西日本豪雨災害で県は大きな痛手を被りましたが、その中でもJR内子線の復旧であったり、あるいは人事委員会勧告に伴います給与の減額など、重要な案件を今議会でスムーズに議決できたことは大きな成果であったのではないかなと感じております。

 

(南海放送:幹事社)

 続いて、副議長からよろしくお願いいたします。

 

(副議長)

 私から副議長就任にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げたいと思います。

先程、本会議で副議長に就任させていただき、本当に身に余る光栄なことと感激をしております。今後、人徳、識見ともに優れた戒能議長にご指導を仰ぎながら、議長を補佐してしっかりと円滑な議会運営に努めて参りたいと思います。先程、議長も言われましたように、コロナウイルス対策をはじめ県政には大きな課題がございます。また私自身も経験しました西日本豪雨災害等、いまだなお、その傷が癒えていない部分もございます。そういった様々な県政の課題に対して議会はどうあるべきかということを、しっかりと議長の指導を仰ぎながらやっていきたいと思っているところでございます。よろしくお願いします。

 

(南海放送:幹事社)

 ありがとうございました。代表質問がありますので、確認したいと思います。今年一年の議会を振り返ってみて所感をお願いいたします。

 

(議長)

 先程、述べさせていただいたように、今年はコロナで始まり、どう対処していくのか、というような一年で、議会もそこが最大の課題になったと思います。3月に県内でも感染者が確認されて、議会においても県議会コロナ感染症対策本部を立ち上げて、県民の一番身近なところにいる我々議員が様々な分野から意見をとりまとめて要望書という形にして、知事をはじめ行政の方に声を届けさせていただきました。また、誹謗中傷等をとにかくなくしていこうという思いを込めた決議も議決したところです。あわせて議会においては、これも当然のことですけど、ハード面で議員間の距離を置き、飛沫防止のアクリル板を設置するといったような、今までにない形で感染防止対策に取り組んできました。傍聴者の方にも、検温や人数制限もさせていただきました。

 あわせて自粛期間中、経済が停滞し、様々な分野で疲弊していた業界もありました。そこで、それぞれ議員で毎月会費を出している親交会の予算で、まず花き組合から生花を購入させていただいて、議場へ設置したり、スタンドブーケという形で購入したりしました。また、議事堂内では初めてですけど、県産品の販売も取り組ませていただいて、職員の方も含めてかなりの方々に購入いただき、一つの大きなメッセージというようなことにもなったのかなと思います。困っている業界団体、少しでも県産品を買って支援していこうというメッセージにも繋がったかなと思っています。そんな取り組みをさせていただきました。

 また議会の中では、これは皆の話の中では致し方ないなということになりましたけど、常任委員会、特別委員会等を通じて県外への委員会視察等も、現状ではなかなか難しいということで、通常のやるべき議会あるいは委員会の活動が今年はなかなかスムーズにできなかったというようなことを改めて感じました。振り返ってみるとそんな一年だったのかなと感じます。

 

(南海放送:幹事社)

 ただ今のお答えにつきまして、質問があれば各社のほうからお願いします。なお、質問に際しては、社名及び記者名をお願いします。

 

(愛媛新聞)

 愛媛新聞です。新型コロナ対策を巡って、県の感染者の情報公開の在り方が議会の中でも議論になったと思いますが、議長としてはどう思いますか。

 

(議長)

 本議会でも情報公開といったテーマで議論がなされたと思います。もちろんコロナというものはご承知のようにまだ解明されていませんし、ようやくワクチンをというような話も国で出始めましたけど、それも果たして副作用なくきちんと機能するのかと、まだ皆さん不安を持っていることも現状だと思います。国内においてもまだまだ感染がおさまるどころか、どんどん増えているという、国民の不安もより大きくなっているのも現状だと思います。そんな中で愛媛県も保健所をはじめ知事を先頭に行政、そして我々議会もしっかりスクラムを組んで感染拡大抑止の取り組みを行っているところです。本当に行政側も昼夜問わずご苦労されて、今回の様々な分野のクラスターもなんとか迅速に囲い込みをしてくれて、徐々に落ち着いてきて、県民も少しずつほっとしてきているのも現状だと思います。そういうことでご苦労されていると思います。他方で、一部SNSのようなツールを使って情報公開していくことを否定するものではありませんけど、我々議会人、選ばれた選良という立場を考えると、議会の場、あるいは委員会の場でしっかり科学的知見に基づいた上で議論し、情報発信をしていくことがまずは一義で、一番大事な部分だろうと思います。発信したSNSが科学的根拠に基づいているものでないと変に県民の不安を煽っていくようなことにも繋がりかねない。むしろこれが本当に感染拡大抑止に繋がるかというと、逆に変な方向へ行ってしまうことで誹謗中傷のもとになる可能性もあるというふうな危険性も感じます。そういう意味で、ただとにかく情報の公開、透明性をという県民の気持ちは分かりますが、行政の方に説明していただいているように丁寧に情報公開をしないと、全てをオープンにしてしまうことで誹謗中傷というようなことが過去にも様々な所で起こったことも事実です。そのことによって感染者の方から、様々な追跡調査を拒否されてしまうという現実も起こっています。やはりそこは行政側も丁寧にしっかりと感染者の方とやりとりしながら、どうしても情報公開してほしくないと言われる方には最大限の配慮をしながら、伏せることで様々な追跡調査に協力していただけるということもあります。そういったところは、ただ情報公開すべきだということで、例えばSNSでバンと出してしまうということは、現に我々の立場からすると避けないといけないことだというふうに思っています。そういう意味で我々はあくまでも議会、あるいは委員会の場でしっかり行政と科学的根拠に基づいたデータをもとに議論を深めながら、しっかりと県民にも様々な情報を提供していかないといけないと思っています。反面、個人のSNSを通じた発信にあたっては、とにかく科学的根拠に基づくことが大切で、ただやみくもに情報公開してくれと、そういうものじゃないということを、我々議員はしっかりと、肝に銘じておかないといけないと、立場的に強く感じているところです。

 

(愛媛新聞)

 今の個人のSNSというのは公人の県議の方がSNSで発信することに対してという。

 

(議長)

 そうですね。

 

(愛媛新聞)

 県議という立場でもあり科学的根拠に基づいてないと不安が増す。

 

(議長)

 そうですね。

 

(愛媛新聞)

 SNSで発信すること自体は、是非は別にして、内容がどうかということですか。

 

(議長)

 そうですね。SNSを情報発信のツールとして使うことを否定しているのではありません。例えば行政側も今日のコロナ感染症対策に関しても、情報提供する内容をSNSで出すことまで否定するものでもありません。仮に個人の思いで科学的根拠に本当に基づいていない情報を繰り返し出してしまうと、やはりそれを見る人にとったら、なかにはそうかなということで誤解を生む恐れもあって、それがどんどん拡散するのはかえって混乱を招くことになるだろうと思うので、そこだけはくれぐれも慎重にやっていただきたいというのが私の思いです。

 

(南海放送:幹事社)

 そのほかご質問ありましたら、お願いいたします。

 

(愛媛新聞)

 他県での議会の話ですけど、宮城県議会で議員の方がコロナに感染した場合、名前を公表するかどうかについて、議論になっていますが、愛媛県議会としてはこのあたり、詳しく取り決めとかされてないのかなと思いますが、お考えはどうですか。

 

(議長)

 まず、例えば本人が感染した場合や感染者の濃厚接触者になったら、議会事務局の方には連絡をしましょうということにはしています。ですからもちろん感染すれば、議会事務局にも連絡をしていただきますが、正式に固有名詞を、濃厚接触者になった時点で出せとかいうものではなく、今おっしゃられた感染した場合に、じゃ個人名を公表するかどうかというのは、これはあくまでもその議員さん個人の考えにも立たないと、無条件で感染したらイコール公表ってものでもないと思いますので、少なからず、これはもう分かる話でもあろうと思いますが、公表せざるを得なくなるだろうと個人的に思いますけど、あくまでも議員さん個人の、まずは思いを聞いた上で対応することになろうかと思います。

 

(愛媛新聞)

 そしたら、事前に各会派で話し合って取り決めるというよりも、今後もし、感染した方がいらっしゃったとしても、その議員の方の思いを県議会としてお聞きした上で、その都度判断するというような形でしょうか。

 

(議長)

 そうですね。まあ、いずれはどっかでバンと出される可能性がありますけど、議員といえども、例えば小さいお子さん、学校に行っている子供さんもいると、そういうことで、誹謗中傷がないことを願いますけど、そういうことにも繋がりかねないということにも最大限配慮しながら対応していきたいなと思います。

 副議長にも何かあれば。

 

(愛媛新聞)

 副議長にもお願いしたいんですけど。今後、議会の中で副議長としてどのような考えで取り組みたいですか。

 

(副議長)

 今回、光栄にも副議長に就任をさせていただきました。本当に多くの方々にご推挙をいただいて、また議会の中で人格識見ともに優れた戒能議長の下で、副議長という要職に就けることに本当に感激しております。しっかり円滑な議会運営に取り組んで参りたいというふうに改めて感じた次第であります。今ほど議長も言われたとおり、今年を振り返るとやはりコロナ対策というのが大きな課題でありましたし、これからもまだまだ続いてまいります。その他県政には多くの課題があり、どうやってクリアしていくのか、またその中で議会運営とどうリンクしていくのかといったことをしっかりと私なりに考えながら、また諸先輩やいろんな方々のご指導を仰ぎながらしっかりとやっていきたいというふうに改めて思っている次第であります。愛媛の未来が一歩でも開けるような、そういった県議会にしていきたいなと感じております。

 

(南海放送:幹事社)

 それではこれで終わらせていただきます。以上で正副議長の記者会見を終わります。ありがとうございました。

 

 

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