令和元年度 愛媛県職員採用情報 > 先輩職員の声(県職員を志望したきっかけは?) > FILE22:山﨑 未来

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FILE22山﨑未来

感染症予防の面から安心して暮らせる地域づくりに貢献

保健師 ~南予地方局健康増進課~

写真:山﨑未来

 

現在の仕事内容について教えてください。

感染症の予防とまん延防止!

私は健康増進課の感染症対策係で、感染症の予防活動や発生時の対応をしています。特に主として担当している結核対策業務では、医療機関から結核の発生届を受理したら感染症法に基づく勧告や検査結果等の確認を行い、患者面接による情報収集や、患者・家族等に保健指導を行います。その他に、必要に応じて接触者健診の検討や実施、それらに関わる医療機関との連絡調整等も行います。また、家庭訪問等により継続した服薬支援や経過観察を行うことによって、患者の確実な治癒とまん延防止に努めています。患者に対する働きかけの他に、管内の医療機関や福祉施設等を対象に、事例検討会や研修会等を開催して、結核の状況や課題の情報共有をし、地域全体で結核の早期発見・早期治療が出来るような体制づくりを行っています。その他にも、様々な感染症に関する県民の不安の相談や、福祉施設や学校等を対象に感染症対策の講習会等を開催し、感染症対策の面から県民が安心して暮らせる地域づくりに貢献しています。

県職員を志望したきっかけは?

広域的で専門性の高い公衆衛生業務に従事できるから

まず、保健師になろうとしたきっかけは、全ての年齢層の、様々な健康状態の人と関われるからです。元々、医療職に興味があり、中でも患者と最も密接に関われる看護師を目指していたのですが、大学生の時に公衆衛生看護学を学び、地域や職場を対象とする看護職である保健師に魅力を感じるようになりました。その後、公衆衛生看護学実習で素敵な先輩保健師にたくさん出会い、私もそうなりたいと思い保健師になることを決心しました。保健師の中でも行政保健の分野で、とりわけ県の保健師を志望したのは、広域的で専門性の高い公衆衛生業務に従事できるからです。愛媛県は現在業務分担制なので各係の専門性が高く、さらに県民全員を対象とするので、とても広域的です。さらに、故郷である愛媛県の公衆衛生の向上に携わりたいと思ったことが、愛媛県職員を志望したきっかけです。

県職員になって「やりがい」を感じた時は?

自分が行なった事業の成果が見えてきたこと!

就職して約半年が経った頃、管内の医師会と共催した結核の合同事例検討会で結核の状況の報告を発表しました。その他にも様々な場面で医療機関や福祉施設等に、結核の地域医療連携について協力依頼してきました。管内には結核の専門医がいないため、毎月中予地方まで通院する患者もおり、患者や家族の受療に対する負担感を感じていたのですが、結核の専門医に御協力いただき管内の医療従事者等に治療について、事例を用いて説明し、特に病態の安定した患者や高齢患者等が地元で受療出来るよう呼びかけていたところ、徐々に結核患者の受け皿となる地元医療機関が増えてきました。こうした事業の取り組みは数年計画で行われており、もちろん自分一人の力では出来ないことですが、自分もそういった事業に関われたことはとても嬉しいですし、徐々にではありますが、成果が上がっていることが仕事の上で大きなやりがいとなっています。

仕事で苦労したことは?

自覚症状のない人に法律に基づく勧告等を行うこと

感染症法に基づく勧告等を行った際、対象者の理解がなかなか得られず、対応に困ったことがありました。結核等の感染症では、治療が終わった後の経過観察や接触者健診で、自覚症状がなくてもレントゲン撮影や血液検査等を受けていただくよう勧告や措置をとることがあります。そういった場合は特に、不用意に相手に恐怖感を与えないようにしながらも、きちんと疾病について理解していただき、自分で健康管理が出来るように働きかけなければなりません。中には、保健所を名乗ると面会を強く拒否をされることや、電話や訪問になかなか応じてもらえないケース等もあります。そのような場合には上司とよく相談し、その人が最も受診しやすい環境の準備や勧奨方法を考え、対応にあたります。苦労することはたくさんありますが、相手の立場になって物事を考え、理解していただけるよう今後も気を付けていきたいと思います。

仕事をする上で、心がけていることは?

相手の気持ちに寄り添うことと、正確さ

結核や肝炎等、私が仕事で関わる県民は感染症による何らかの不安を抱いている人がほとんどです。誰でも、感染症が身近で流行ると怖いものですし、自分が感染したとなると不安になると思います。そんな時、保健師は「地域全体の奉仕者」として、良い意味でこちらから積極的に患者と関わることが出来る立場にあります。信頼関係を築くために、いつも笑顔で明るく接するだけでなく、不安を傾聴したり、相手の気持ちを受容・共感する等、患者に寄り添った支援者となれるよう、心がけています。また、相手からの質問にもきちんと答えらえるよう、日々勉強し自己研鑽に励んでいます。就職してから、結核の勉強会に参加したり、肝炎医療コーディネーターの資格を取得したりもしました。対象者とお話が出来る貴重な時間を大切にするためにも、タイミングを逃さずに的確な受け答えすることや、伝えておかなければならないことを漏れなくきちんと伝えること、その後の事務処理等、正確に仕事をするように努めています。

受験生メッセージをお願いします。

私たちと一緒に仕事をしましょう!

公務員試験の勉強は範囲が広く、とても大変だと思います。中には、国家試験を間近に控えて焦りを感じている人もいるのではないかと思います。私もその中の一人でした。この仕事に就いてからも、日々勉強の積み重ねですが、県民の生活を支える県の保健師ならではの魅力がたくさんあるので、より多くの方とこの楽しみを共有できたらと思います。県職員になって何がしたいのか、どうして志望しているのかという気持ちを大切に、体調を崩さないよう気を付けて、勉強に励んでください。

写真:デスクワークをしている職員

写真:打ち合わせをしている風景

写真:報告をしている職員

写真:プレゼンテーションをしている職員


 

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