愛媛県職員採用情報 > 先輩職員の声 > FILE09:農業

愛媛の農業を盛り上げて、
人に不可欠な「食」を支える

農業

農林水産研究所果樹研究センター みかん研究所

研究員 山本 紗綺(平成29年度入庁)

現在の仕事内容を教えてください。

柑橘における新品種開発を行っています。柑橘栽培が盛んな愛媛県では、栽培品種数も多く、1年を通して柑橘が供給可能な周年供給体制を確立しています。この体制の強化が可能かつ魅力的な新品種を開発するため、春の交配作業(2品種をかけ合わせる作業)から交雑系統の育成・調査といった業務を行っています。また、柑橘の新品種開発は長い期間と手間を要するため、効率的な開発手法の検討も実施しています。

職場の雰囲気はどんな感じですか。

柑橘に限定した研究を実施していることもあり、職員数は全員で13人(うち2人は病害虫防除所所属)という少人数体制です。そのようなこともあって、職場内は世間話や冗談も飛び交うようなアットホームな雰囲気となっています。

県職員になろうと思った理由を教えてください。

私はもともと生まれた時から高校時代まで県外に住んでいました。大学入学を機に愛媛県に住むようになったのですが、温暖な気候と愛媛県の人々の温かみに惹かれ、県職員として愛媛県に貢献したいと思うようになりました。
また、大学では農学部に所属していたことから自分の学んだ分野がいくつか生かせること・現在の研究員だけでなく現場に近い普及指導員や行政といった幅広い業務に従事できることから農業技術職員に魅力を感じ、志望いたしました。

県職員になってよかったと感じることはどのようなことですか?

現在、品種登録出願中である紅プリンセスという新品種候補系統があります。この系統に関する事柄を農家の方々にプレゼン等で説明した際には、みなさんとても興味を示しつつ、期待してくださっており、柑橘類が有名な愛媛県においてそのような新品種候補に携わることができたことに喜びを感じています。

どんなときに仕事に対する「おもしろさ」「むずかしさ」を感じますか?
【おもしろさ】

育成している系統の食味を成熟期に数回実施しています。1回につき、約4000系統のうち果実がなっているものをひたすら食味していきます。ほとんどが美味しくなかったり、顔をしかめるほど酸っぱかったりと、うまくいかないものばかりなのですが、その中でやっと美味しいと思う系統に巡り合えたとき、もしかしたらこの系統が将来愛媛県の柑橘農業に貢献できるかもしれないと想像するとワクワクします。

【むずかしさ】

研究員であるため、担当する研究・試験を実施します。しかし、それだけではなく研究対象となる植物の栽培管理も必須であり、同時並行でそれぞれの業務を進めなくてはなりません。対象が外で栽培している植物であるため、ほとんどの業務において実施可能な時期が限られており、兼ね合いを取りながら臨機応変かつ計画的に業務を実施することの難しさを日々感じています。

受験生へのメッセージ

愛媛県の農業技術職では、普及・研究・行政といった幅広い業務に携わることができます。対象となる農作物も幅広く、現場と密接に関わり合いながら従事できる業務も多いので、大きなやりがいにつながると思います。どの業務も、愛媛県の農業はもちろん人々にとって不可欠な食を支えています。 私のように農業栽培未経験者でも、県外出身者でも、働きたい意思があればこうして働けているので、少しでも興味があれば、ぜひ受験してみてください。ぜひ、私達と愛媛県の農業を振興していきましょう!

32