令和元年度 愛媛県職員採用情報 > 勤務条件・待遇 > 勤務条件 > 女性職員によるパネルディスカッション2

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女性職員によるパネルディスカッション~私の働き方と将来へのビジョン~

では、続いてみなさんの職場の様子について教えてください。女性職員によるパネルディスカッションですので、職場の女性の割合や年齢構成などについてもお願いします。


星加:男女参画・県民協働課の職員は16名で、そのうち4割が女性という比較的女性が多い職場と感じています。また私の上司である局長や課長も女性、女性活躍を担当している係長も女性という県庁ではなかなか珍しい職場だと思います。今まで様々な職場を経験しましたが、女性の上司に仕えたのは初めてで、最初はなかなか難しいのではと思っていました。しかし、実際はそんなことはなく、女性ならではの部下への気配りがあり、男性女性というより、人として人格者な方が上司としてきてくれたと感じました。部下の意見をしっかり聞いてくれるだけでなく、自分の考えを示してくれるということもあり、非常に風通しの良い職場だと感じています。あと、女性活躍の分野では「今どんなことが職業生活で必要なのか」ということを、アイデアを出しながら事業を展開していて、その中でやはり当事者としての女性目線での意見が非常にくみ取りられやすいと同時に、企画立案能力が問われる職場であると考えています。

 

濱本:長寿介護課の職員は34名と県庁のなかでは大所帯の課ではないかと思います。比較的忙しい部署ですが、皆さん優しくて、互いにフォローし合う雰囲気があります。

 女性職員の割合は約4割です。女性の管理職もいますし、係長や若手の職員も年齢問わずバランスよく女性が配置されていると思います。

 

写真:三好祥子

三好:交通対策課の職員は13名とコンパクトな職場です。職員数は少ないのですが、愛媛県の交通の「陸・海・空」すべてが業務の対象になっていて、いつもどこかのグループで新しい案件が発生して課長が走り回り、主幹が電話をかけまくるという、バタバタしている時が比較的多い職場です。そのぶん係やグループの区別なく意見のやり取りもしますし、冗談も交えながらいろんな話もしています。

 女性職員の割合は約3割ですが、みなさんそんなに男性女性という感じではなく、喧々諤々意見を言い合いながら毎日働いています。

 

片岡:中予地方局地域政策課の職員は11名と県の組織のなかでは非常にコンパクトな職場です。しかし、そのぶん一体感のある風通しの良い、働きやすい職場です。先日はゆるキャラグランプリに課の若手職員5名で遊びに行きました。私は楽しくてちょっとお酒を飲みましたが、みんな非常に楽しそうに有名ゆるキャラたちと写真を撮っていました。

 今年の冬には、課長の発案で大洲市の長浜にふぐを食べに行く予定で、現在計画中です。

 女性職員の割合は約3割で、全員が20代前半です。全体的にも若手職員が多い職場です。

 

ここからは本日のテーマである「私の働き方と将来へのビジョン」に入らせていただきます。

星加さん、せっかくの機会ですので、愛媛県が広く県民の方々や県内企業の方を対象に行っている女性の活躍推進に関する取り組みがありましたら、簡単にご説明をお願いします。


写真:星加美樹

星加:愛媛県では平成26年に男女共同参画に関する世論調査を実施したのですが、この場をお借りして意識をお聞かせいただいてもいいですか?一応みなさんまだ学生さんでいらっしゃるかと思うのですが、学校いわゆる教育現場で男女の地位は平等だと思う方は挙手してもらってもいいですか?教育現場では男女は平等だよって思う方。

 

平等だと思われる方は挙手をお願いします。

(約15名が挙手)


星加:あ、少ないですね。

 ありがとうございます。実は私も学生のときは男性も女性もなく平等だと思っていました。ただこれからの社会やいわゆる職業現場で平等だと思う方というと、なかなか分からないですよね。じゃあアルバイトとかを通じて男女は平等だと思う方。

 

平等だと思われる方は挙手をお願いします。

(約15名が挙手)

 

星加:結構あがってきました。それはいいですね。ありがとうございます。

 平成26年に世論調査を実施した時は、平等になっていると答えた方が、学校現場では52.5%でしたが、職場となった場合は14.7%にとどまります。男女参画・県民協働課では、男性も女性もなく、お互いの人権を尊重して個性と能力を発揮できる社会づくり、男女共同参画社会づくりに向けて、いろんな政策を進めておりますが、この世論調査からも分かるように、教育現場では男女平等が進んでいますが、いざ社会に出ると平等ではないと感じる状況があるということです。今年全面施行された女性活躍推進法では、従業員が301人以上の企業については事業主行動計画の作成が義務付けられており、会社のおける女性の雇用状況とか問題点を分析したうえで、目標を立て公表することになっています。ただしこれは大企業に限ります。愛媛県の99.7%は中小企業と言われているなかで、中小企業にはこういった計画の策定は義務付けられていません。愛媛県では、中小企業における実質的な女性活躍ができる環境づくりが必要と考え、自主的に企業の実情にあった取組を進めてもらえるように、目標設定シートを作成しました。それを女性活躍推進アドバイザー、企業経営等の専門家である税理士さんなどを女性活躍推進アドバイザーとして養成して派遣する取組を行っているところです。


ありがとうございました。

愛媛県でも女性の活躍推進に向け、いろいろな取り組みを実施していることがお分かりいただけたと思います。

それでは、続いてパネラーの方々の、個人の「働き方」や「ワーク・ライフ・バランス」についてお伺いします。

三好さんは、参加者の方々と一番年齢が近い同世代だと思いますが、県職員として、働く女性の先輩として、ご自身の働き方についてお話をお聞かせください。

写真:三好祥子

三好:同世代と言われましたが、たぶんみなさんより10歳以上年上じゃないかと思いますので、大変うれしいような恐縮なような感じがしますが、正直に告白しますと、「自分の働き方」というほど確固としたものはまだないというのが私の今現在の状況です。

 先ほどお話ししたとおり、現在一人暮らしで家族は実家のほうで暮らしているため、生活のリズムなどはある程度自分の都合で動かせますので、良くも悪くも、急ぎの仕事や時間のかかる仕事がある場合は、ちょっと「ライフ」の方を「ワーク」の都合に合わせて変えることで全体の帳尻を合わせています

 そういう意味では、自分の働き方を見つけて、それにあわせて全体を動かせているわけではありませんので、今日のパネルディスカッションを通して、私自身も、どうしたら「ワーク」と「ライフ」のバランスをとった「働き方」を見つけることができるのかなということを、星加さんや濱本さん、片岡さんのお話から考えさせていただきたいと思います。

 

ありがとうございます。では、三好さんにいくつか質問をさせていただきたいと思います。

今現在主任ということで、職場でも中堅職員としての立場が求められていると思いますが、入庁した頃と今現在とでは何か心境の変化はありますか。

三好:現在、入庁8年目で職場も3か所目ですが、職場に新規採用職員さんが配属されると、ちょっと大げさですが「自分も年を取ったんだな」と感じます。昨年度から私は主事から主任という立場になり、中堅職員研修にも参加したのですが、その研修のなかで『もうお前は若手じゃないんだぞ』『ちゃんと責任をもってやりなさいよ』ということがそれとなく伝わってきました。ただ、現実面ではまだまだ周りの上司の方、同僚の方に助けていただくことばかりで、自分が誰かのサポートをするところまで至っていないのが悩みどころです。昨年あたりからは、自分がもともと持っている仕事以外にも、新規採用職員さんが今の仕事が手一杯というときは、「その分三好さんこっちやってね」ということも普通にあります。自分の仕事もこなしながら、周りの人にも目を配れるようになることが、これからは求められるのかなと思いつつ、理想は遠いという感じです。

ありがとうございました。三好さんは今までたくさんの先輩方とお仕事をされていると思いますが、「この人の仕事ぶりを参考にしています」ということがあれば教えてください。

三好:私の直属の係長さんも女性なんですが、その係長さんも含めて、今自分が担当していることに限らずいろんな分野に関心を持って情報収集をされているというのが、係長やそれ以上もっと経験を積んでいる方に共通していることだと思います。特に今の係長さんにはそれを強く感じていて、今関係がないように思えることでも、それを行うことで自分の仕事をもっと多角的に見ることができる、そういう面はとても大事だと思います。いつも自分に関係があることだけに目が行きがちですが、視野を広く持ち、いろんなことに関心を持っていないといけないと、上司の方たちのお仕事の様子から思っているところです。

ありがとうございました。今度は「ワーク・ライフ・バランス」の「ライフ」に関する質問をしたいと思います。たとえば同期や友人、知人の中にも結婚や出産を経験された方もいらっしゃると思いますが、働く女性の結婚や出産を前にした心境について何かお考えはありますか。

三好
:私の同期にも、年を明けた2月から産休に入る予定の女性職員さんがいます。それ以外にも結婚して出産している同期、片岡さんも含めてお子さんがいる同期の方もいらっしゃいます。すごくありきたりな話ですが、私の周りの特に県庁の女性の方は、「子どもが生まれてもしばらくお休みをとったあと職場に帰ってくる」、これを普通だと思ってみんな働いていると思います。もちろん家族のサポートや本人の苦労も多いと思いますが、働き続けることが普通のイメージとして持てる職場にいるのは非常にありがたいことだと思っています。民間に勤めている同い年の女性は必ずしもそうではありませんし、職場によって事情は違うのかもしれませんが、サポートを受けることができるというのは、もし将来自分がそういう立場になったときは非常にありがたいと思います。

 

ありがとうございました。


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