更新日:2013年3月8日
料金不当請求3
2010年2月22日
相談概要
インターネットを利用している間に、契約している本来のプロバイダーを経由せず、ダイヤルQ2方式のプロバイダーを経由するようにダイヤル接続情報が書き換えられていた。このため、インターネットの使用時間分の高額なダイヤルQ2情報料を電話会社から請求されて困っている。前月も前々月も電話代が5万円を超えているので高いなと思っていたが、電話会社からダイヤルQ2を使っているという通知をもらうまで気がつかなかった。
また、自分でインターネットの接続設定ができないので、正規のプロバイダーにつながるように設定し直してもらうために、パソコンの購入店にまで持って行き、有料で設定し直してもらった。
相談処理
電話会社が情報料の代行回収をしているが、電話会社に支払い拒否及び利用者名通知拒否ができるので手続きをしておいてはどうかと助言した。
問題点
- ダイヤルQ2サービスを悪用した手口
- 業者はそれなりの注意表示をしていると言うが、わかりやすい位置に、わかりやすく表示しているとは言い難い。消費者の不用意な操作を最初から当て込んだ手口といえる。
アドバイス
- 画面に出た注意や表示はよく読んで
インターネット接続中に、ソフトをダウンロードしたり、ボタンをクリックしたりすると、ダイヤルQ2プロバイダーや国際電話につながり、それ以降、インターネットを利用するたびにダイヤルQ2プロバイダーや国際電話に接続される状態になってしまうことがあります。画面の利用上の注意やダウンロードしたソフトを起動した場合に表示される説明に、ダイヤルQ2であることや国際電話料金がかかることが書かれている場合がありますので、画面に出た注意や表示された説明等をよく読んでいると防げる場合が多くあります。
- モデムの音量は絞り込まないように
ダイヤルQ2や国際電話につながると音声ガイダンスが流れる場合があるので、ガイダンスが聞き取れるように、モデムの音量は絞り込まないようにしましょう。
- ダイヤルQ2や国際電話に接続できないように設定することもできます
事前に電話会社に連絡して、ダイヤルQ2や国際電話に接続しないようにすることもできます。手続き等の問い合わせ先はつぎのとおりです。
- ダイヤルQ2の場合:フリーダイヤル 0120-409901
- 国際電話の場合:フリーダイヤル 0120-210364
- 業者の説明や態度に不審な点があったり、トラブルになりそうな場合には、すぐに消費生活センター等の相談窓口にご相談下さい。
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