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更新日:2022年10月15日
一人暮らしをしている高齢の父親のところに、業者が訪ねて来て、雨どいの掃除を5,000円ですると勧誘してきたので頼んだ。業者は掃除の際に屋根に上がり、「瓦がずれている。すぐに修理工事をしないと雨漏りがして大変なことになる。」と言って、瓦のずれている写真を父親に見せた。父親はそれを見て心配になり、言われるままに、高額の屋根瓦の修理工事の契約をした。近所の人から連絡を受けた家族が確認したところ、現在雨漏りはしておらず、工事の必要性は確認できなかった。
「すぐに工事をしないと雨漏りがする。」などと言って不安をあおり、その場で契約をさせてしまう例が見られます。本当に必要な工事でない場合や、必要であっても他事業者と比較すると高額な内容になっている場合があります。
一人暮らしの高齢者の場合、必要ないと思っても断りきれず、事業者に言われるままに契約をしてしまう例が多くみられます。高齢者が困らないよう、家族や周囲の人の見守りの体制作りが大切です。
〇不安なことがあったりトラブルに巻き込まれた場合は、一人で悩まず、最寄りの消費生活相談窓口に相談しましょう。
〇愛媛県消費生活センターでは消費生活に関する相談を受け付けております。また、愛媛県内の全ての市町には「消費生活相談窓口」が設置されています。
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