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更新日:2022年10月15日
【相談事例】
〇光回線サービスの卸売りに関する相談
NTTの代理店を名乗った電話があり、「利用料金が安くなるので、光回線の変更契約をしないか。」と言われた。安くなるならと思い、業者の言われるままに手続きをしたが、NTT以外の会社から請求書が届き、料金も安くなっていない。解約を申し出たら、高額の違約金を請求された。
【対処法】
(1)光回線サービスの卸売りの仕組み
2015年(平成27年)2月から、NTT東日本とNTT西日本(以下「NTT東西」)が、光回線(通信速度が速い等が特徴)の卸売りを始めました。これを、光卸(ひかりおろし)と言います。これにより、卸売りを受けた事業者(光コラボ事業者)は、自社ブランドとして、インターネット回線を消費者に貸し出し、独自のオプションサービスの提供や独自の料金設定ができるようになりました。
消費者が、NTT東西から事業者が提供する光回線に乗り換えることを「転用」と言い、消費者がNTT東西のウェブページなどから取得した「転用承諾番号」を、事業者に知らせるなどの手続きが必要です。
(2)トラブルの内容
(3)対処法
このようなトラブルが発生する理由として、事業者の説明が不十分であることが考えられますが、消費者の皆様も、「料金が安くなる」などの言葉を安易に信用せず、事業者に対し、勧められた契約の内容を書面で確認し、今の契約と比較したうえで、必要な契約かどうかを判断するようにしましょう。
〇不安なことがあったりトラブルに巻き込まれた場合は、一人で悩まず、最寄りの消費生活相談窓口に相談しましょう。
〇愛媛県消費生活センターでは消費生活に関する相談を受け付けており、また、愛媛県内の全ての市町には「消費生活相談窓口」が設置されています。
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