更新日:2022年10月15日
【気になる相談】架空請求が届いたら・・・(その2)
【相談事例】
〇メールで見知らぬ請求が届いた、どうしたらいいか。-その2-
先月の本欄でこの種の事例を取り上げましたが、その後も、新聞報道等にもあるとおり、メール、電話、はがきで料金の未納について連絡があり、言われたままに支払ってしまったという被害が続いています。
今月は、手口のいくつかを紹介しますので、参考にしていただき、被害にあわないようご注意ください。
【手口】
〇相手方から、メール等で次のような連絡が届きます。
- 「あなたは有料サイトに閲覧履歴があり、未納料金が発生しています。本日中に御連絡がない場合は法的手続きに移行します。」
- 「サイトの運営業者から連絡があり、あなたに有料サイトの未払い料金が発生しています。覚えがない場合は支払う必要がないので連絡をしてほしい。連絡がない場合は法的手続きを取ります。」
- 「あなたの利用されていた運営会社から、契約不履行による民事訴訟として、訴状が提出されたことを通知します。裁判取下げ最終期日までに連絡がない場合は、給料の差押え等を強制的に履行します。」
- 「(動画サイトを閲覧中に)会員登録手続きが完了しました。退会のためには○○円が必要です。身に覚えがない場合は連絡をしてほしい。間違っていた場合は、一度支払った後返金します。」
【アドバイス】
- いずれもあなたからの連絡を求めていることから、多くの場合、相手方はあなたの情報を把握していません。
- 一番の対処方法は、一切を無視して、放っておくことです。無視することで、ほとんどの場合はトラブルは止み、被害防止ができます。
- 不安なことがあったりトラブルに巻き込まれた場合は、一人で悩まず、最寄りの消費生活相談窓口に相談しましょう。

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