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更新日:2019年8月14日
近い将来、高い確率で南海地震の発生が予想されています。また、近年ではゲリラ豪雨と呼ばれる突発的で局地的な大雨が増加しており、洪水、土砂災害などを各地で引き起こしています。過去には中予地方局管内でも洪水や土石流による被害が発生し、災害危険箇所を多く抱えている状況からその対策が急務となっています。
中予地方局建設部では、災害による被害を未然に防止し、地域のみなさんが安全で安心して生活できるよう、ハード・ソフトの両面から防災対策に取組んでいます。
河川事業では、浸水被害を防止軽減させるため河道断面を拡幅する改修工事を順次進めています。河川を適正に維持管理するために、川底に堆積した土砂を撤去する河床掘削工事を実施しています。
砂防事業では、土石流、がけ崩れ、地すべりなどの土砂災害から生命や財産を守るため、砂防えん堤などの砂防設備等を整備しています。また、ソフト対策として、土砂災害防止法に基づき土砂災害のおそれのある区域(レッドゾーン、イエローゾーン)を調査・指定しています。
道路事業では、地震発生後の緊急物資等の輸送や復旧活動を円滑に行えるよう、道路橋の耐震補強を実施しています。また、落石や山の斜面崩壊の恐れがある箇所では、災害を未然に防止し安全性を確保するための防災工事を実施しています。
平常時には、道路パトロールを随時行い危険箇所の早期発見に努めています。
中予地方局建設部では、社団法人愛媛県建設業協会松山支部・伊予支部をはじめ、建設産業団体連合会の7団体と災害時応援協定を締結し、大規模災害に備えています。災害発生時には、各団体と協力して県が管理する施設の早期復旧、路上障害物の撤去などを迅速かつ的確に行い、被害の拡大防止に努めていくこととしています。
被害状況の把握や伝達など、災害対応の習熟を図るための各種防災訓練を実施しています。
中予地方局では、「自主防災組織の機能向上」、「災害時の避難体制の充実」などを目的とした独自の事業を実施しました。
地域防災力強化促進事業(平成21年度)では、中予地域で発生した代表的な災害をデータベース化しインターネットで公開しました。
土砂災害危険箇所避難誘導支援協働モデル事業(平成22年度)では、危険箇所の周知と避難誘導の体制づくりの取組みをガイドラインとして取りまとめました。
災害への備えや対処に役立つと思われる情報や、防災関連の情報を提供しているホームページへのリンクを紹介します。
土砂災害警戒情報の発令状況、県内各地の今の降雨状況などの情報が入手できます。
石手川が氾濫した場合、浸水区域を浸水の深さごとに色分けした地図が閲覧できます。
水難事故を防止するため、河川情報やリーフレットなどの情報を提供しています。
県内全域の土砂災害危険箇所を「土砂災害危険箇所マップ」として公開しています。
県が管理する路線について、通行規制情報を提供しています。
どなたでも登録でき、地震・津波情報、気象注警報、土砂災害警戒情報など、防災情報や緊急のお知らせをお手持ちの携帯電話やパソコンに電子メールで配信するサービスです。
担当課:愛媛県県民環境部防災局危機管理課
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