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更新日:2018年12月13日

成果情報

(掲載内容をクリックすると要約(PDF形式)がご覧になれます。)

 

平成29年度成果一覧

試験研究

課題名

実施年度

実施部署

目的

主な成果

資料

L-カルニチンによる愛媛甘とろ豚生産性向上技術開発試験 平成29~31

飼養技術室

 

愛媛甘とろ豚(以下:甘とろ豚)は、優れた肉質(肉色が濃くジューシーで柔らかな赤肉、なめらかな口溶けの良質な脂肪)によって県内外から高い評価を受け、本県のリーディングブランドとして順調に成長してきた。
この優れた肉質は、中型種の中ヨークシャー種(以下:Y種)である父親から引き継いだものであるが、脂肪を蓄えやすいといった別形質も受け継いでいる。このため、一般豚と比較すると、特に背脂肪の蓄積が多いため精肉割合が低い(産肉性が悪い)傾向にあるとともに、また、中型種のY種の影響により、子豚の出生時体重が小さく弱い個体が散見されるため、その育成率も劣る傾向にあるといった生産性の課題も抱えている。
そこで、脂質燃焼効果による脂肪蓄積抑制や母豚の泌乳量増加等による子豚の育成率向上に有効と期待される成分L-カルニチンに着目し、その効果を調査して甘とろ豚の生産性向上を図る。
(1)繁殖試験におけて、初生から離乳(0-25日間)までのDGは、試験区が、対照区に比べて、高い傾向が見られ、育成率についても試験区が100%に対して、対照区が78.6%であった。
(2)肥育試験において、枝肉歩留りは、試験区が対照区に比べて高くなる傾向が見られたが、背脂肪厚については、差が見られなかった。
Lカルニチン愛媛甘とろ豚生産性向上成績(PDF:149KB)
堆肥センター利用による敷料低コスト化試験 平成29~30 経営室 県内の敷料用のおが粉は、中小製材所の減少やバイオマス発電所の稼働等により価格の上昇や供給不足が発生している。堆肥を敷料利用する場合、発酵過程で大腸菌等の有害微生物が殺菌されていること、水分が50%以下であること等が、疾病の発生や牛体の汚れを防止、作業性の維持に必要といわれる。県内の小中規模の農場が自前で品質の安定した敷料用堆肥の製造に新たに取り組む場合、労力や施設整備が必要になる場合が多い。県内には各地域にJA等が運営する共同利用の堆肥センター(13か所)がある。そのため、これらの施設が製造する堆肥が敷料利用できるか調査するとともに、その利用方法を検討する。 供試した堆肥センターの堆肥は、製造過程で一次発酵施設による乾燥工程と二次発酵施設での十分な切り返しによる発酵温度の上昇により、水分はおが粉と同程度で、腸内細菌も検出されず、おが粉同様に使用できる敷料原料であった。ただし、散布後にはおが粉と同様の細菌数になり、乳房炎や下痢の発生予防の効果を過度に期待することはできず、消石灰による消毒やこまめな敷料交換が必要である。 堆肥センター利用による敷料低コスト29年度成績(PDF:400KB)

牛の雌雄産み分け技術を活用した畜産基盤強化確立試験

平成28~30

経営室

酪農及び肉牛経営における生産基盤の強化は喫緊の課題である。そこで、本研究においては、雌雄産み分け技術を活用した効率的な生産基盤強化技術の確立を目的とし、乳用経産牛における性選別精液の受胎率向上及び牛性判別胚の簡易融解(庭先融解)技術に取り組む。

(1)ホルモン製剤の投与による発情誘起処理時の乳用経産牛における性選別精液の授精適期について検討した。

(2)Gn-RH投与後の排卵時間調査及びGn-RH投与24時間後AI(24時間区)または30時間後AI(30時間区)の受胎率について検討した結果、27時間から30時間に排卵する傾向がみられた。今年度は、前年度に引き続き排卵時間調査及びGn-RH投与27時間後AI(27時間区)の受胎率について検討した。

(1)本プログラムにおいては、Gn-RH投与後2時間でLHサージが起き、その後25~28時間で排卵が起きる。Gn-RH投与後30時間でのAIは遅い可能性がある。

(2)本プログラムにおいては、Gn-RH投与後27から30時間の間で排卵が起きる。Gn-RH投与27時間後AIで受胎率が高い傾向ある。

雌雄産み分け技術29年度成績(PDF:157KB)

雌雄産み分け技術28年度成績(PDF:183KB)

性判別精液の受胎率向上技術概要(PDF:193KB)

愛媛甘とろ豚受胎向上技術開発試験 平成26~28 飼養技術室 養豚経営において、夏季の暑熱ストレスによる繁殖能力の低下は経営を左右するほど深刻である。特に雄豚では暑熱ストレスにより、造精機能が低下し、状態によっては淘汰に至る場合もある。これまでも種雄豚の繁殖性向上に関する研究結果の報告がみられるが、限定的であり、普及性の高い技術は提供されていない。
本県が作出した銘柄豚「愛媛甘とろ豚」の生産においても、父系である中ヨークシャー種(以下:Y種)雄豚が、夏季の暑熱ストレスにより繁殖能力が悪化し、受胎率が低下することにより、計画的な出荷に大きな障害を与えている。
今回の試験で、給与区は無給与区より乗駕時間が短縮し精子性状が維持され、繁殖性も良くなるといった傾向がみられた。
このことから、夏季におけるY種雄豚へのアスタキサンチン及びL-アルギニン給与は、暑熱期の暑熱ストレスが緩和され造精機能を維持する効果があると推測され、これにより繁殖性及び生産性の向上が可能と期待される。
愛媛甘とろ豚受胎向上技術開発試験29年度成績(PDF:372KB)
県産米加工生産技術開発事業 平成27~29   多収性専用品種「媛育71号」を飼料用米として利用し、籾米の貯蔵性や消化性の向上を図るため、籾米サイレージの調製技術を確立するため、乳酸菌添加や貯蔵日数による籾米サイレージの発酵品質や2次発酵の抑制について検討した。 籾米サイレージは、乳酸菌の添加により貯蔵日数120日でも良好な発酵品質であった。また、乳酸菌Bの添加により、良好な発酵品質を確保しながら、開封後の2次発酵を抑制することができた。 県産米加工生産技術開発29年度成績(PDF:253KB)

ユズ搾汁残さ飼料化技術開発試験

平成27~29

飼養技術室

全国第3位の収穫量を誇るユズは、搾汁時に発生する大量の残さが廃棄物として処理されているため、飼料化されたミカンジュース残さのような有効活用が望まれている。しかし、ユズ搾汁残さは、硬い種子が多く含まれ、果皮も厚く硬いことが飼料利用の障害となっているため、残さを飼料として加工・利用する技術を開発する。

生のユズの搾り粕を給与すると、約4割の消化されない子実が糞中に排泄され、その分栄養価が低くなったが、長期のサイレージ保存(約10か月)したものは、牛の嗜好性もよく、子実がほとんど糞中に排泄されず、飼料としての利用性が高まったと推察された。

ユズ搾汁粕サイレージを給与した結果、飼料摂取量、泌乳成績に有意な差は認められなかった。以上のことから、ユズ搾汁粕サイレージは、市販配合飼料の一部と代替給与しても健康状態を損なうことなく、乳生産の維持が可能であると思われた。

ユズ搾汁残さ概要(PDF:715KB)

ユズ搾汁残さ27年度成績(PDF:242KB)

ユズ搾汁残さ28年度成績(PDF:254KB)

自給飼料不耕起栽培技術確立試験

平成27~28

経営室

輸入飼料価格の高騰を背景に自給飼料増産が課題となっている。

播種時期には、作業が集中するため、多大な労力を必要とするものの、畜産農家の高齢化、担い手不足等により、十分な労力を確保できず、生産に踏み切れない畜産農家も多い状況であるため、国が新たに開発した不耕起対応高速播種機を活用し、播種時期の労力軽減と本県のほ場条件に適した栽培・増収技術を開発する。

不耕起対応高速播種機を利用したトウモロコシの不耕起栽培は耕起栽培と同等の生育及び収量が得られることが示唆された。

また前作草種、土壌条件、播種深度といった不耕起栽培における阻害条件が明らかとなった。

不耕起播種は、トウモロコシとソルガムの混播栽培において耕起栽培同等の収量となり、実用可能であると推察された。また、堆肥表面施用においても、対照区や堆肥なし区との収量差は認められず、不耕起栽培でも堆肥が処理できると考えられた。

トウモロコシ不耕起栽培技術(PDF:455KB)

不耕起栽培27年度成績(PDF:160KB)

自給飼料不耕起栽培28年度成績(PDF:323KB)

鶏卵肉高付加価値化生産技術開発試験

平成26~30

養鶏研究所

これまでに、飼料自給率向上対策として、採卵鶏や当所開発の特産肉用鶏「媛っこ地鶏」において飼料用米給与技術の開発を行い、生産性を維持した飼料の低コスト化技術を確立した。しかし、配合飼料価格高騰による更なるコストの増加や消費者ニーズの変化等、これら新たな課題に対応する必要性がある。そこで、県内で生産される多様な機能性成分を含む地元農産物等を給与することにより、高付加価値化・差別化を可能にした鶏卵肉の生産技術を開発し、小規模養鶏農家の経営安定を図る。

飼料用米の給与量が多くなるほど卵黄色が淡色化するため、これまで廃棄されていた規格外の「甘長とうがらし」を飼料へ添加し、卵黄色の淡色化を防止する技術を開発した。

採卵鶏に柿皮及び柑橘陳皮を添加給与し、卵黄中に機能性成分(β-クリプトキサンチン)が移行することを明らかにした。

肥育前期に高タンパク低エネルギー飼料を給与すると、4週齢時体重は約14%向上した。
給与飼料中の脂肪酸組成の違い(添加油脂の違い)に拘らず、雄の肥育終了時体重に有意な差はなく、植物性脂肪酸Ca区のもも肉中の脂肪酸組成は、CisC18:1、C18:3n-3の割合が高く、鶏肉の高付加価値化が示唆された。

鶏卵肉高付加価値化概要(PDF:303KB)

鶏卵肉高付加価値化27年度成績(PDF:151KB)

鶏卵肉高付加価値化28年度成績(採卵鶏)(PDF:157KB)

鶏卵肉高付加価値化28年度成績(肉用鶏)(PDF:253KB)

鶏卵肉高付加価値化29年度成績(PDF:385KB)

採卵鶏における生涯生産性向上技術確立試験

平成25~29

養鶏研究所

採卵鶏にとって暑熱と換羽の2大ストレスが生産性を著しく低下させる要因であり、農家では様々な損耗防止策が検討されてきたが、死廃率の増加や卵重の低下に対する効果は一定でなく、これらの解決策が求められているため、生菌製剤等による2大ストレスの低減策を検討し、採卵鶏の生産性を落とすことなく供用期間を延長する技術を開発する。

産卵開始から飼料に枯草菌を添加給与すると、産卵ピーク時、暑熱ストレス後、強制換羽後に産卵率が高く推移する傾向がみられた。

強制換羽時に、水に乳酸菌を添加給与すると、産卵再開及び50%産卵率に達する日数が短くなる傾向がみられた。

強制換羽手法の違いでは、絶食と飼料用籾米給与間に、効果の差は認められなかった。

生涯生産性27年度成績(PDF:367KB)

生涯生産性28年度成績(PDF:361KB)

家畜家禽改良増殖事業

昭和35~

経営室

飼養技術室

養鶏研究所

媛っこ地鶏、愛媛甘とろ豚及び愛媛あかね和牛の生産拡大のために優秀な遺伝資源を作出し、県内農家へ種畜、精液及び種卵を供給する。これにより県内の家畜家禽の改良増殖を促進して、県内産畜産物の差別化、銘柄化による畜産物価格向上を図り、県内畜産農家の活性化及び収益性の向上を進める。

媛っこ地鶏 平成15年販売開始

出荷羽数 29年度 60,000羽

 28年度 60,000羽

 27年度 61,000羽

愛媛甘とろ豚 平成22年販売開始

生産頭数 29年度 7,700頭

 28年度 7,900頭

 27年度 7,700頭

愛媛あかね和牛 27年販売開始

販売頭数 29年度 46頭

 28年度 25頭

 27年度 12頭

媛っこ地鶏概要(PDF:381KB)

愛媛甘とろ豚概要(PDF:543KB)

愛媛あかね和牛概要(PDF:466KB)

 

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農林水産部畜産研究センター

〒797-1211 西予市野村町阿下7-156 

電話番号:0894-72-0064

ファックス番号:0894-72-0065

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