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帯状疱疹ワクチンへの助成及び定期接種化を求める意見書

ページID:0014170 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

第384回(令和5年6月)定例会

提出議案【議員提出の部】

帯状疱疹ワクチンへの助成及び定期接種化を求める意見書

 帯状疱疹は、過去に水痘・帯状疱疹ウイルスに感染し、水ぼうそうを発症した者が、加齢や過労、ストレスなどによる免疫力の低下により、体内に潜伏するウイルスが再活性化し発症するものである。

 日本人では、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われており、治療が長引くケースや後遺症として痛みなどの症状が残るケースもある。この帯状疱疹の発症予防のために、ワクチンが有効とされているが、費用が高額になることから接種を諦める高齢者も少なくない。

 帯状疱疹による神経の損傷によって、その後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる合併症に加え、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などを引き起こし、目や耳に障害が残ることもあると言われている。一般的に、ワクチンを公費負担や勧奨の対象とするためには、予防接種法上の定期接種に位置付ける必要があるところ、現在、厚生労働省の審議会において、国内の帯状疱疹の発生状況や、医学的・科学的知見等についての整理を進めていると聞いている。

 よって、国においては、一定の年齢以上の国民に対するワクチンの有効性等を早急に確認し、帯状疱疹ワクチンの助成制度の創設や予防接種法に基づく定期接種化を実施するよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和5年7月7日
 愛媛県議会
提出先
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 総務大臣
 財務大臣
 厚生労働大臣
 内閣官房長官

 

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