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えひめ愛顔あふれる商店街コンテスト2016表彰式 知事あいさつ

ページID:0011031 更新日:2017年1月12日 印刷ページ表示

日時:平成28年12月13日(火曜日) 13時15分

場所:知事会議室

 

 

 

 このたび、本コンテストにご応募いただいた県内各地の商店街や店舗の皆様方には、チャレンジの意志を示していただき、心から感謝を申し上げたいと思います。

 商店街は各地域にとっても非常に大きな存在として歴史を刻んでまいりました。しかし、その一方で、郊外店の進出であるとかモータリゼーション社会の到来であるとかインターネットの普及であるとか、そういった時代の流れの中でどこの商店街でもいろんなご苦労をされている状況であることは言うまでもないことであります。そういう中で、そうは言ってもじっとしていたのでは、じり貧になるだけですから、その商店街の魅力とは一体どこにあるのか、それが地域の中で輝きを増していくにはどうしたらいいのか、そうしたチャレンジ精神というものが将来を切り開いていくためには必要不可欠ではなかろうかと考えます。

 これは地域づくりでも同じようなことが言えると思うんですが、例えば2年前に実施した「瀬戸内しまのわ2014」。島しょ部という非常に地理的にハンディのある条件でどうすればいいのか。あるいは今年実施した「えひめいやしの南予博2016」。交通面では恵まれていない環境下にあった南予をどうすればいいのか。皆それぞれ本当に大変なのに、チャレンジしよう、立ち上がろうとする意志というものが広まる中で、自主企画イベントが数多く誕生し、そのことによってまずは人が来るという環境を生み出しました。そして人が来るという環境ができれば、次には、その人たちに足を止めていただく工夫、それは個々の取り組みに懸っているというふうなことで、そうした活動が広がっているところでございます。

 商店街もきっと同じ悩みを抱えていらっしゃると思います。人をまず呼び込むためにはどうすればいいのか、そしてその人たちが立ち止まって消費活動に結び付けるには何をすればいいのか、両面でいろいろ考えていく必要があると思いますが、コンテストで受賞された皆さんは、まさにそういう意識の中で日々取り組みをされている方ばかりでありますので、賞状にも記載されておりますとおり、他の模範となるようなリーダーシップを発揮し、歴史ある商店街の繁栄につなげていただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。

 受賞誠におめでとうございました。


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