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令和3年度幹部職員辞令交付式知事あいさつ

ページID:0011023 更新日:2021年6月2日 印刷ページ表示

日時:令和3年4月1日(木曜日) 11時00分

場所:県庁本館4階 正庁

 

 辞令をお渡しいたしましたけれども、このメンバーで県庁という大きな組織を1年間動かしていくことになります。県の全体的な戦略を、管理職としてそれぞれしっかりと受け止めながら、その担当する分野をどう展開するか、大いに頑張っていただきたいと思います。この10年で県庁の政策立案力というのは飛躍的に向上していると思います。世の中の変化が激しい中、まさにその変化に対応した臨機応変の対策が求められている時代でございます。今までやってきたことをなぞらえるだけの管理職であってはならない、変化というものを常にキャッチし、何をすべきかを模索する、そんな力を発揮していただけたらと思います。

 今日は4月1日ですけれども、いつもとは様相が異なっています。今現在、1年間向き合っているコロナ対応、最も厳しい状況下で4月1日を迎えました。松山市内の繁華街で起こった最大のクラスター、その影響がじわじわと広がりつつある中での4月1日であります。昨日通知した新年度に当たっての注意事項、県職員は私も含めて範を示さなければなりませんので、4月ではありますけれども、歓迎会等々については、基本的に延期、少なくとも特別警戒期間が終わるまでは、実施を見合わせてください。そして、4人以下の会食、ルールを守った会食、長時間・大人数は避けて、普段顔を合わせているメンバーとの会食にとどめる、こうしたことを徹底して、他県では一部報道されていますけれども、くれぐれも羽目を外した、ルールを守れなかった行為や、そこから生まれる感染だけは避けるように、管理職として課の職員全員に浸透させてください。瞬く間に全国ニュースにもなり得る状況ですから、その点はくれぐれも気を付けていただきたいと思います。

 そして、今日から新採職員が配属される部署もあろうかと思いますが、最初の指導が極めて重要であります。コロナ対応に追われて例年ほど細かい指導ができないと思いますけれども、その分コロナという大きな流れをしっかり見つめてもらうことによって、県庁全体の把握、あるいは課題解決の訓練、こういった題材にもなろうかと思いますので、しっかりと指導をしてください。特にあいさつ、最初が肝心であります。先ほど、新採職員にも私の方から伝えました。それをフォローして、しっかりとあいさつのできる基本を身に付けてもらいたいと思いますので、その点もよろしくお願い申し上げます。

 しばらくはコロナ対応に追われますけれども、もうこの時点で、コロナ収束後の政策も打ち出しをしなければなりません。新しい部局等々もありますけれども、ぜひ、スピード感、正確性、そして結果、こうしたことを常に意識しながら、頑張っていただきたいと思います。

 なお、導入から10年が経ちました管理職登用試験、今管理職になられた方は全員その高いハードルをクリアしてきた、期待どおりの人材ばかりだと思っています。このメンバーで、県民に心から喜んでいただけるような結果を残せるよう全力で頑張りましょう。どうぞよろしくお願いします。


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