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高齢者等の見守りネットワーク協定書合同調印式知事あいさつ

ページID:0011016 更新日:2014年3月7日 印刷ページ表示

日時:平成26年2月28日(金曜日) 15時30分

場所:県庁本館4階 正庁

 

 

 本日、八幡浜・大洲・東温・久万高原・松野の5市町と協力事業者との間で、高齢者等の見守りネットワーク協定が締結されますことを、心からお喜び申し上げます。

 このたびの協定は、県とえひめ地域政策研究センターが設置しております「地域社会未来づくり協働会議」の中で、地域に積極的に貢献したいと考えられている金融機関や生協、農協の皆様と、市町の皆様が議論を積み重ねられまして、その思いがつながった結果でございます。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らす上で、非常に意義深い取り組みが始まることを、大変うれしく思いますとともに、皆様の熱意と御努力に心から敬意を表します。

 本県では、全国に先んじて高齢化が進行し、平成27年度には、人口に占める65歳以上の割合が実に3割を超えることが見込まれておりまして、一人暮らしの高齢者や高齢者等を介護する世帯の社会的な孤立が危惧されています。

 こうした超高齢社会においては、地域で高齢者を支えていくことが不可欠であり、県では、第六次長期計画「愛媛の未来づくりプラン」において、主要施策の一つに「未来につなぐ協働のきずなづくり」を掲げ、行政はもとより、住民や企業、団体といったさまざまな主体が、連携・協力し課題解決を図っていく、協働による地域社会の構築に努めているところでございます。

 このような中、今回の取り組みは、日頃から、地域に根差した事業を展開され、住民との接点が多い企業・団体と市町が連携する、まさに「協働の地域社会づくり」と呼ぶにふさわしいものであると思います。これを契機として、こうした声掛けや見守りの輪が県内一円に広がり、「チーム愛媛」による安全・安心のネットワークがさらに発展することを大いに御期待申し上げます。

 どうか皆様方には、今後、高齢者等に対する見守り活動を通じて、地域におけるコミュニケーションやきずなづくりを進めていただき、前向きな気持ちを持って、互いに助け合う「愛顔(えがお)あふれる愛媛県」の実現に、お力添えを賜りますようよろしくお願いをいたします。

 終わりに、皆様方のますますの御健勝、御活躍を祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。本日はおめでとうございます。


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