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第17回全国障害者スポーツ大会閉会式 大会会長あいさつ

ページID:0011003 更新日:2017年11月17日 印刷ページ表示

日時:平成29年10月30日(月曜日) 15時40分

場所:県総合運動公園陸上競技場(ニンジニアスタジアム)

 

 

 皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、大変悪天候の中ではございましたが、開会式が行われ、以来3日間にわたって、皆さん精いっぱいの競技へのチャレンジをされたと思います。「愛顔つなぐえひめ大会」が、本日、高円宮妃殿下のご臨席の下、いよいよその幕を閉じようとしています。

 閉会に当たりまして、どうしても皆さんにお伝えしなければならないことがございます。先ほど申し上げましたように、開会式は台風の影響とはいえ、雨中の、さらには気温の低い中でのセレモニーでございました。その中で長時間にわたってご苦労されている皆さんの姿が、自分の脳裏に焼き付いています。皆さんにせっかく来ていただいたのに、役員の方、選手の方、会場に足を運んでくださった方に、しんどい思いをさせてしまったこと、もう少し何かできたんではなかったのかという反省も込めて、何よりも大会の責任者として、深くおわびを申し上げたいと思います。

 しかし、そういった状況にもかかわらず、本当に長時間にわたって、開会式に参加をいただきました。各都道府県から来られた皆さんを歓迎しようと精いっぱいのエールを送り続けてきた小学校、中学校の皆さん、すばらしい音楽を奏で続けてくれた音楽隊の皆さん、美しい歌声を届けてくれた合唱隊の皆さん、そしてエールを送ってくださった観客席の皆さん、さらには、プラカードをはじめ、放送等々、運営やサポートのボランティアで精いっぱいのご協力をいただいた皆さん、(こうした)大会に関わった全ての皆さんに、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。

 大会中、選手の皆さんの懸命な姿を通じて、多くの県民の皆さんが、感動をいただきました。そしてまた、大会に関わった多くの皆さんが、そのことを通じて、人を支える価値の尊さ、支え合うことの大切さを胸に刻んだんではなかろうかと思います。この大会を通じて、こうした一人一人の思いというものが、将来の、より暮らしやすい社会、温かい思いやりに満ちた、支え合う社会の実現に、必ずや結び付くことを確信するものでございます。

 今日は、すばらしい天候に恵まれました。ぜひ皆さんにおかれましては、「愛顔つなぐえひめ大会」の名の通り、最高の「愛顔」で(フィナーレを迎えられ、)皆さんとお別れをしたいと思います。そして、その思いが、来年開催されます福井での「しあわせ元気大会」につながることを祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。どうも本当にありがとうございました。


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