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平成30年度えひめ愛フード推進機構総会会長あいさつ

ページID:0010991 更新日:2018年7月5日 印刷ページ表示

日時:平成30年6月12日(火曜日)15時00分

場所:にぎたつ会館

 

 平成30年度のえひめ愛フード推進機構の総会の開催に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。大変ご多用の中、皆さんご出席をいただきありがとうございます。また、当機構の活動に対しまして、それぞれの立場で格別のご理解、ご協力をいただいておりますことにお礼申し上げたいと思います。本日は平成29年度の事業報告および、決算報告、並びに平成30年度の事業計画および事業予算の補正についてご審議をいただくこととなっておりますので、よろしくお願いします。

 さてご案内のとおり、激しさを増します産地間競争や、急速なグローバル化の進展など、本県の農林水産業を取り巻く情勢は、刻々と移り変わっておりますが、こうした変化の時というのはある意味ではチャンスの時でもあると前向きに受け止めまして、県産品のブランド力の強化、そして販路拡大に向けたプロモーション活動を積極的に展開し、農林水産業の活力、競争力の向上につなげていく上で、当機構の役割は年々重要になってきていると考えます。

 昨年度の当機構の主な取り組みを振り返ってみますと、県外におきましては消費者を多く抱える大都市圏をターゲットに、農業団体等々も連携しまして、かんきつをはじめとする県産食材のトップセールスや、そしてまた愛媛フェアを開催してきたほか、県内におきましても愛媛スイーツコンテストの実施、あるいは学校給食への愛あるブランド産品の供給などによって、県産農林水産物の消費拡大に努めてまいりました。また、昨年秋に行われました「えひめ国体・えひめ大会」では、みきゃん広場におきまして、えひめマルシェを開催するとともに、お土産スイーツの提供や、式典弁当での食材使用を通じて、本県の農林水産物や加工品を県内外から訪れた多くの選手団や観光客にPRすることができました。ご協力に感謝を申し上げたいと思います。

 一方、海外におきましては残留農薬問題により停滞していた台湾との交渉を積み重ね、3年ぶりとなるかんきつの輸出を再開することができましたほか、経済成長著しいマレーシアや香港では、新たに現地輸入事業者との商流構築に成功するなど、着実に成果を上げてきているところでございます。今年度も引き続き、会員の皆さんと手を携えまして、これまで培ってきたネットワークとノウハウを最大限に活用しながら、さらなる販路開拓に全力を傾けていきたいと思っています。

 秋には国際サイクリング大会がしまなみ海道で4年ぶりの大きな規模で実施されますが、こういった機会を通じた来訪者への愛媛県産かんきつ等のPR、さらには、今年で10周年を迎えたスイーツプロジェクトの記念事業の実施、食育活動の推進による地産地消の拡大など、さまざまな取り組みに力を注いで参りたいと思いますので、一層のお力添えを賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。

 なお、来年には西条市、新居浜市、そして四国中央市の3市で「えひめさんさん物語」という東予地域の観光資源を大々的にPRするイベントを半年間にわたって開催する予定でございます。そしてまたその次の年は東京オリンピックの年になりますが、オリンピック終了直後の9月か11月くらいになろうと思いますが、「日本スポーツマスターズ2020」というシニアの国体とも言われる全国大会の誘致が決定いたしました。昨年の「えひめ国体」の正式・特別競技には、選手・監督の実人数で約2万3千人が参加しましたが、こちらの日本スポーツマスターズも、約1万4千人の規模となりますので、再び全国的なファンをつくる大きな機会になるんではなかろうかというふうに思います。こういったことを通じまして、愛媛県産品のさらなる売り込みに全力を尽くして参りたいと思いますので、会員の皆さんのお力添えをどうぞよろしくお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。


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