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平成29年度幹部職員辞令交付式知事あいさつ

ページID:0010986 更新日:2017年4月17日 印刷ページ表示

日時:平成29年4月3日(月曜日) 11時00分

場所:県庁本館4階 正庁

 

 

 いよいよ、新年度が実質的にスタートすることになります。

 今年は、この管理職メンバーで1年間県庁を引っ張っていきたいと思いますので、皆さん今日から早速その意欲を持っていただきたいと思います。この6年の間に、課長試験制度も導入いたしまして、組織を生かすも殺すも、人と配置が全てであるという考えの下に、あえてハードルを設置させていただきました。ここにいる大半の方々も、それを乗り越えて管理職に到達された方ばかりでありますから、個々のマンパワーにつきましては、全面的に信頼をしております。

 その一方で、やはり管理職としての横の連携、チームワーク、県政の基本方針や基本的な考え方、これを共有できるかが組織の運営につながってくると思いますので、ぜひ、このチームワークというものを大事に進んでいっていただきたいと思います。既に経験した職場の延長で管理職を担われる方につきましては、速やかに即戦力として今日から仕事に当たられると思いますけれども、初めての部署という方もいらっしゃると思います。よく、「まだ来て数カ月だから。」というような話を聞くこともありましたけれども、基本的には、この6年間申し上げてきたのが、その期間は3カ月であると。管理職を担う以上は、3カ月で全ての業務を把握してほしいということを、厳しいようですがあえて申し上げさせていただきたいと思います。

 そういう中でですね、やはり、部下の育成というものも心掛けていかなければいけません。マネジメント、そして部下の育成、これは管理職にとって大きな大きなテーマになろうかと思います。特に、部署によっては今日から新(規)採(用)の職員が入ってくると思います。先ほど新採の職員に若干申し上げましたけれども、ともかく、基本はあいさつから始めてくださいと。どの部署でも、配属されたところで誰よりも大きな声であいさつをすることを今日から心掛けてほしいというふうに申し上げておきましたので、最初の指導が肝心でありますから、ぜひ、皆さんしっかりとその辺、目配り、気配りをしてあげていただきたいというふうに思います。

 そして、もう一つは、非常に難しい時代を迎えています。社会情勢、経済情勢、政治情勢。また、県内でも、さまざまな課題があります。そういった中で、先ほど申し上げたチームワークこそが県庁の組織の力になりますので、その変化というものを受けて対応するということは、去年までやっていたことと同じことだけをやっていても意味がないということであります。常にその変化に対応した柔軟な対策が必要となってまいります。ただ、県民目線、そして市町との連携強化、これは何ら変わることはありませんから、そういった基本をしっかりと意識する中で、あらゆる課題に立ち向かっていただきたいというふうに思います。

 特に、前任者以上の成果、実績をあえて求めさせていただきたいと思います。チャレンジする場合は、愛媛県にとって良かれというふうな観点で意見が上がってくると思いますが、ゴーサインを出した場合は、全ての責任は私の方で取らせていただきますので、大いにチャレンジしていただきたいと思います。最後に、そういったチャレンジの過程では、おそらく、失敗等も生じる可能性があります。そういったときはですね、常に言っているように、決して隠さない。速やかに報告を上げて明らかにし、それを改善のエネルギーに結び付けるということも決して忘れないでいただきたいというふうに思います。

 それでは、このメンバーで1年間、県庁を引っ張っていきたいと思いますので、チームワークよろしく、一緒に頑張りましょう。


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