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平成27年度幹部職員辞令交付式知事あいさつ

ページID:0010969 更新日:2015年4月15日 印刷ページ表示

日時:平成27年4月1日(水曜日) 11時00分

場所:県庁本館4階 正庁

 

 

 

 いよいよ新年度がスタートすることとなります。

 今回、この顔ぶれで1年間、皆さん全てが管理職として活躍いただくわけでありますけれども、自分自身の方針としては、大きな方向性というものは示していきますが、そこさえお守りいただいたら、あとはもう皆さんの力で、伸び伸びと仕事を展開していただきたいと思っております。ただ、社会の変化は非常に激しく、そして、国全体のシステムの変化、制度の変化も、これからどんどん進んでいくと思いますので、基本的に前例踏襲の仕事だけではもたないということだけは共有しておいていただきたい。時代のニーズを的確に把握し、それぞれの部署で前向きな姿勢で、政策立案能力をいかに発揮できるかが、非常に大きな命題であるということを共通項として持っていただきたいと思います。

 課長試験制度も4年目を迎えまして、今回もたくさんの新任課長さんが誕生しました。これまでの実績を見ても、皆さんが素晴らしい仕事ぶりを発揮し、本当に県庁の仕事が前進していることを実感しています。また、1期目・2期目に合格した課長さんのうち、行政事務の方の7、8割は本庁に戻ってこられていますので、現場の経験も積んだ上で、本庁課長としても大いに力を発揮してくださるのではなかろうかと思います。

 そういう中、4月は県議会議員選挙も行われますので、議会等の緊張感というのも出てくると思いますが、この対応につきましては、また基本的な方向だけは副知事等を通じて皆さんの方にお示しさせていただきたいと思います。県庁の強さは何よりも組織で動くというところにあり、皆さんそれぞれがつながって、愛媛県を引っ張っていく意識を持っていただいて、ぜひチームワークよろしく前進をしていきたいと思います。

 また、時折、失敗もあると思います。ただ、それは五つの基本方針で示したとおり、すぐに公表して、逆に改革のエネルギーにしていくというのが愛媛県の現在の方針でありますので、一度の失敗は決してくよくよしないでいただきたい。むしろ、それをばねにしていただきたい。ただ、同じ失敗というのは、これはもう認められない世界に入ってきますので、そうしたことを踏まえ、仕事を進めていただけたらというふうに思います。

 先般、2期目の公約の柱を示させていただきましたけれども、それぞれ難題ばかりであります。自分たちの部署の仕事だけではなく、ある意味では、どれだけ横串を入れて、それを力に変えていくことができるか、それが組織力に即、つながっていくと思いますので、ぜひ横の連携というものを密にするとともに、全体の動きというのも管理職として常に把握をしていただきたいと心からお願い申し上げます。

 また、今日から、新採の職員がそれぞれの部署に配置されると思いますが、最初が肝心であります。あいさつの徹底等を含め、育てていくという立場にいることを自覚し、ぜひ皆さん、良い指導をしていただきたいと思います。

 なお、私も5年目を迎え、課長試験等でいろんな方との出会いもありましたので、今回の人事は、2期目のスタートということもあって、かなり考えに考えた末の配置をしております。皆さん、きっとその期待に応えてくれることを確信していますので、前向きに、明るくやっていきましょう。どうぞよろしくお願い申し上げまして、激励のあいさつとさせていただきます。


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