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平成26年度他県・市町交流職員等辞令交付式知事あいさつ

ページID:0010958 更新日:2014年5月7日 印刷ページ表示

日時:平成26年4月1日(火曜日) 9時40分

場所:県庁本館3階 知事会議室

 

 

 他県・市町交流職員、そして市町実務研修生の皆さん、このたびは、ようこそ愛媛県にお越しいただきました。皆さんは、1年ないしは2年という期間で、この愛媛県庁で働いていただくわけでありますけれども、まず他県から来られた皆さんにつきましては、その対象が四国及び広島県ということになりますけれども、今後、防災等をはじめとして四国全体で取り組んでいく課題というのは年々増えていくと思われます。そういったときにお互いの人的なネットワークというものが大いに生かされると思いますので、これを機会に、ぜひそうした観点からのネットワークをつくっていただけたらと思います。

 また、広島県とは現在、島というものにスポットライトを当てた「瀬戸内しまのわ2014」のイベントを共同開催しています。これは四国各県にも言えることですが、この2年間、打ち合わせをしながら、同じ都道府県でありながら、物事に対する考え方、事業の進め方、あるいは制度が全く異なるということを感じます。であるが故に、お互いが理解し合うということ、そして、どちらにもいいところもあれば、また欠点もあると思いますので、それを補うという観点からも非常に有効な交流になろうかと思っております。ぜひ皆さんの視点から、「こういうところはこうした方がいいのではないか」というアイデアがあったら、愛媛県にもたらしていただきたいと思います。

 また、市町交流職員、実務研修生の皆さんにおかれましては、基礎自治体と広域自治体の交流ということになりますけれども、愛媛県の職員は、市民、町民の皆さんが最も身近な現場の経験があまりありません。他方、基礎自治体の職員は国との折衝、あるいは少し大きな目で鳥瞰図的に物事を捉えながら政策立案をしていく経験が多くはありません。それを補完する意味で3年前から市町交流を活発にやるという方針を打ち出しました。それまでは1人しか交流していなかったのですが、現在は20市町全てで交流が始まっています。ぜひそうした今までの基礎自治体とは違った地方自治という実務を、しっかりと受け止めていただき、それぞれの基礎自治体に持ち帰ったときに生かしていただきたいと思います。

 限られた期間ではありますけれども、どうぞよろしくお願いいたしまして、期待を込めた挨拶とさせていただきます。


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