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平成25年度21世紀えひめの伝統工芸大賞表彰式知事あいさつ

ページID:0010944 更新日:2013年9月18日 印刷ページ表示

日時:平成25年9月10日(火曜日) 13時00分

場所:知事会議室

 

 

 平成25年度21世紀えひめの伝統工芸大賞表彰式の開催に当たりまして、受賞されました13名の方々に心からお祝いを申し上げます。

 この顕彰制度は、平成13年度に創設し、今回で13回目を迎えることになりました。県内の伝統的な工芸品等の次代を担う技術者や伝統工芸士の方々が制作した市場的価値の高い商品の発掘、顕彰を通じて、後継者の育成はもとより、生産意欲の向上と販路の拡大につなげることを目的に実施しているものです。

 今回も、確かな技術と豊かな発想のもと、伝統を生かしながら、新たな境地を開拓された力作55点の御応募をいただきました。ただ、この伝統工芸大賞は、審査のレベルが高く、ここ数年は大賞が出ていない状況が続いておりました。今年は7年ぶりの大賞が選ばれることになりましたけれども、いずれの受賞作品も、そうした厳しい審査の中で、高い評価を受けたものばかりであり、大変うれしく思っております。

 入選された方々をはじめ、県内伝統的工芸関係の皆さんのたゆまぬ努力に対しまして、心から敬意を表します。

 さて、こうしたものが発掘できても、やはり多くの方々に紹介されなければ、継承していくことは難しいわけであります。愛媛県では営業本部を昨年4月に創設し、ものづくりの技術や農林水産品、そして、こうした工芸品も含めて、皆さんが悩まれる営業というものに対してサポートする体制を強化しているところです。この力作を専門家による商品のブラッシュアップや、首都圏のテストマーケティングの実施などを通じて、販路拡大等につなげることを県としても進めていきたいと思っております。

 このような技術の価値は年々高まっていくと予想されますので、さらに腕を磨かれて、これからも伝統を継承し、そして発展していくことに御尽力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 また、表彰に当たりまして、格別の御協力をいただきましたマスコミ各社をはじめ、審査員の皆様に深く感謝を申し上げます。

 本日は誠におめでとうございました。


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