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デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」キックオフ知事挨拶

ページID:0010894 更新日:2022年10月13日 印刷ページ表示

日時:令和4年7月5日(火曜日)11時00分

場所:県庁本館4階 正庁

 

 愛媛県知事の中村でございます。

 今日は、「トライアングルエヒメ」のキックオフということで、大勢の皆さんにお集まりいただき、ありがとうございます。

 ちょっといきさつをお話しさせていただきますと、今から4年ほど前、世の中に5Gの話がちらほら出始めた頃でした。私は素人でございますから、5Gとはどういうものなのかということを確認するために、上京していろいろなIT会社を訪問させていただきました。その話を聞いても、具体例というのが鮮明に自分の頭の中に浮かんだわけではないのですが、4Gまでのただ単にスピード、容量を拡大するという技術ではなく、次のステージに行くのが5Gだというようなポイントだけは理解できまして、4年前の1月だったと思いますが、答えは見えないけれども、早く手をつけなければ周回遅れになると考え、その場から、県庁にデジタルのプロモーション戦略室の設置を指示するということをいたしました。

 この戦略室の役割も手探りだったのですけれども、とりあえずは観光や物販を中心にビッグデータを活用する、そういったことと5Gを組み合わせて準備をするということを目的に、とりわけ若手職員の力が必要ということで、県庁内から人を集めてスタートを切りました。

 それと並行して、農業、福祉、教育などのさまざまな分野で、5Gを活用して何ができるかを早めに研究しようということで、それぞれのテーマに絞った横断的な研究会を県庁内に発足し、芽出しの予算も2年目からスタートさせていったところです。

 いよいよ準備段階から進みまして、技術も社会全般に広がってきたことを受けて、今年のテーマは「実装」としております。

 この実装を進めるに当たっては、県内企業だけでなく、県外でも、愛媛県で何かしたいというようなところに幅広く声を掛けようということで、基金を130億積みまして、そしてこの実装プロジェクトにも面白いアイディアをぜひ寄せてほしいと。それで当面は10社を実装対象とすることでスタートしたのですが、皆さんの前向きな姿勢が非常に色濃く表れて、想定を上回る180近い応募をいただきました。この180の中身を見ると、非常に面白い内容が目白押しで、とりあえず10枠を15枠に拡大し、それでももったいないということで、先日の6月議会でさらに補正予算を組みまして、今日はこの15社の皆さんのプレゼンを期するわけですが、それとはまた別にプラス15の枠、合計30のデジタル実装プロジェクトを動かしていくこととしております。

 それぞれの皆さんのテーマが実を結ぶことを心から期待しておりますし、県外の企業の皆さんには、これをご縁にぜひぜひ愛媛県をふるさととして認知していただいて、その活性化にも一役も二役も買っていただきますように、知事として心からお願いを申し上げたいと思います。

 それでは今日は、全部をお聞きすることはできないのですが、よろしくお願い申し上げまして挨拶といたします。


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