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愛媛県自治会館新会館建設工事起工式知事祝辞

ページID:0010887 更新日:2020年8月19日 印刷ページ表示

日時:令和2年7月15日(水曜日)11時00分

場所:旧自治会館跡地(松山市一番町四丁目1‐2)

 

 愛媛県自治会館新会館が今日、起工式を迎えるに当たりまして、心からお喜びを申し上げます。

 その前に、先般、九州地方を中心に大変な豪雨災害が発生いたしました。お亡くなりになった方々に対して、御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げたいと思います。

 こうした豪雨災害もそうなんですけれども、西日本豪雨災害においても、本当に、県と市町との連携によるチーム力が大きな力になったことは言うまでもないところにございます。

 そして現在、われわれが等しく向き合っている、新型コロナへの対応についても、本当に連携というものが大きな結果につながっていくということを痛感しています。感染防止対策、あるいは病院対応、そしてまた、さまざまな検査だけではなく、経済問題も含めて、チーム力がいかに重要かということを、日々日々、認識しているところであります。

 幸い、愛媛県においては、20の市町との連携が大きなテーマでありましたけれども、この力が遺憾なく発揮されて、現在、約50日間、感染確認ゼロ。そして、入院治療中の方もゼロという状況になりました。ただ、今後も、人の移動が激しくなってきますと、第2波というものに対しての対応が必要になってまいります。

 そしてもう一つ見逃せないのが、コロナを通じて、人々の価値観、考え方、生活様式、働き方、全てに影響がもたらされる、アフターコロナの社会への対応でございます。これもまた、20市町との連携が鍵を握っているのではなかろうかというふうに感じます。

 今回の件で、20市町とのテレビ会議を頻繁に行う、あるいはさまざまな事業で一致協力して進んでいく、それが大きな効果になっていくことを考えますと、アフターコロナにおいても、こうした連携は重要でございます。その拠点となるのがこの自治会館になってくると。非常に効果的なタイミングで、来年6月にスタートを切られるのではなかろうかと思います。

 特に、市長会も、それまでは確か、持ち回り制の事務局だったのが、昨年から事務局制に移行したと聞いております。これまたタイミングもどんぴしゃりということで、徴税、保険、さまざまな事務においても、こうしたことを通じて、自治会館が拠点となって愛媛県のチーム力の底上げに、きっと、つなげていただけるんではなかろうかと心から期待をさせていただきたいと思います。

 業者の皆さん、どうぞ無事故で、すばらしい建設を行っていただきますよう祈念を申し上げまして、祝辞とさせていただきます。


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