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第1回愛媛国際映画祭レセプションパーティー知事あいさつ

ページID:0010870 更新日:2020年2月27日 印刷ページ表示

日時:令和2年1月19日(日曜日)15時30分

場所:大和屋本店

 

 今日は、第1回愛媛国際映画祭のオープニングに係るレセプションパーティーに、本当に大勢の皆さんにご参加をいただきまして、どうもありがとうございました。特に、この事業を起こすに当たりまして、ご賛同いただいた企業等の皆さん方のご厚意に対しまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。

 元々、この映画祭につきましては、本県出身で日本の時代劇の父とも言われた映画監督、伊藤大輔さんの存在、また、その誘いで映画界に入られた伊丹万作さんの存在、そして、そのご子息の伊丹十三さんがつくり上げた数々の名作、こうしたような愛媛県ならではの映画の歴史を、もっともっと掘り下げていいんではないかというふうなところからスタートをいたしております。

 今、日本全国に映画祭というのは200ぐらいあると思いますけれども、その大半は、ただ単に上映をするだけというものであります。愛媛でやるのならば、本格的な国際映画祭にしたいということが、当初からの考えでありましたけれども、そうは言っても経験がありませんから、昨年、プレイベントということで、3日間だけ行わさせていただきました。そこで、さまざまな経験を積ませていただきまして、いいところは継承し、また改めるところは改め、今回につなげようというのが、この1年の取り組みでありました。

 今日先ほど、役所(広司)さんや出演者、映画監督の皆さんにもレッドカーペットに出演していただきました。今、通信技術が発達して、映画館のスクリーンで迫力のある映画を観る人が、かつてほどはいなくなっているということなんですが、やっぱり映画っていうのは、あの迫力あるスクリーンで観てこそ、作り手のメッセージが直接伝わってきたり、またそれを伝えようと名演技を披露していただける俳優さんの存在を肌で感じたりできるというものではないかなあと思います。

 東京・大都会にいれば、さまざまな映画に関する情報に触れる機会があると思いますけれども、やっぱり、地方の地道な取り組みを支えてこそ、映画界の明日もあるというふうに思います。先ほどそうした点について、役所さんが触れていただきましたけども、地方でも、こうした取り組みをしているということを、今回お越しいただきました映画関係者の皆さん、ぜひ、受け止めていただきまして、作品の場としても全面協力をいたしますので、ご活用をいただきますよう、心からお願いを申し上げたいと思います。

 今日はですね、せっかくお越しいただきましたので、愛媛県ならではの旬のもの、たくさん用意しております。そしてあちらには、愛媛の都市伝説「蛇口からみかんジュース」もご自由にお飲みいただけるよう、用意をしておりますので、短い時間ではありますけども、歓談していただけたらと思います。

 本日はどうもありがとうございました。


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