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令和5年度2月知事定例記者会見(令和6年2月15日)の要旨について

ページID:0051556 更新日:2024年2月22日 印刷ページ表示

日程:令和6年2月15日(木曜日)

時間:11時55分~12時05分

場所:知事会議室

 

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

それでは記者会見に移ります。記者クラブからの代表質問は1問です。JR予土線の将来的なあり方について伺います。来月1日にJR予土線が全線開通から50周年という一つの節目を迎えます。しかし現在、人口減少による利用の低迷等で収支が悪化しており、その存続が危ぶまれる状況にあります。このような中、予土線の将来的なあり方について、知事のビジョンやお考えをお聞かせください。

 

(知事)

JR予土線、全線開通50周年を迎えますけれども、前身となる宇和島鉄道は、昨年、宇和島~吉野生間延長100周年を迎えまして、地域の皆さんの日常生活の足として根付いております。風光明媚な沿線地域は来訪者に癒しを与え、鉄道を通じて県内外の観光客との交流拡大やにぎわい創出にも貢献しています。

また、四国をつなぐ鉄道ネットワークの一部でありますから、愛媛と高知を直接結ぶ唯一の路線として、災害発生時には、人や物の輸送を担うといった面からも極めて重要であると考えます。

路線の維持については、路線ごとの営業収益と、路線維持に必要な直接費との差で、黒字を目指すことが理想と考えておりますが、鉄道ネットワークは、全国で公平に安定して確保されるべきユニバーサルサービスであり、全ての国民になくてはならない重要な社会インフラでありますことから、まずは高知側と今回、合併をいたしました利用促進対策協議会を中心に、沿線市町や、JR四国などと連携しまして、予土線のPR、利用促進に積極的に、これまで以上に取り組んでまいりたいと思います。

沿線住民の利便性向上・利用促進に向けた、来年度からの新しい取り組みとして、自治体や交通事業者に加えまして、医療や福祉、教育等の多様な主体とも連携し、南予地域の地域公共交通全体の利便性向上を図るとともに、予土線と路線バスが相互に乗り換えができる実証実験も検討するなど、予土線を幹線とする地域交通の活性化を進めまして、住民の利用する機会を増やしていきたいと考えております。

また、路線単体での黒字化は容易ではありませんが、域外からの観光客の乗車をフックとした沿線地域の活性化は可能であると考えており、例えば、乗ること自体が楽しくなるような、飲食や観光施設を楽しむツアー型の企画列車、駅舎のスタンプラリー、いつでも利用できるサイクルトレイン、レンタサイクル周遊、ご当地グルメやグッズ等でファンを増やし、沿線に波及効果が生まれ、地域が潤うような取り組みを進めることで、域内外の方から、さらに愛される予土線に育ってほしいと考えます。

3月2日土曜日、全線開通50周年を記念して、松丸駅で開催される予土線感謝祭には、高知県知事をはじめ、私も出席を予定しておりまして、2日間予土線全駅を自由に乗り降りできるフリーきっぷの発行や、きずな博のフォローアップ事業として、伊予灘ものがたりの特別運行、これは宇和島駅から江川崎駅間の往復運行になります。こうした行事が実施されますので、県民の皆さんをはじめ、多くの方に訪れていただきたいと思います。

中国地方、芸備線の動きは承知しておりますけれども、まずは、国で鉄道ネットワークのあり方そのものを議論すべきというのが基本的なスタンスでございます。

4県がつながることで、ネットワークの効果が発揮されますので、JR四国の全路線の収支や利用実績、経営安定基金の運用状況に加えまして、今年度末は黒字見込みのグループ全体の経営状況も踏まえる必要性を4県で確認しております。

まずは関係者が、利用促進に全力で取り組もうということで、合意しているところでございます。

以上です。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

ただいまの答弁に関して質問のある社はお願いします。各社さん、他によろしいでしょうか。

 

(読売新聞)

読売新聞です。まずは関係者が利用促進に全力で取り組むということですが、一方で昨年の3月にですね、JR四国の方から、利用者の少ない路線について、存廃含む議論を始めたいという意向が四国の4県に示されたというのを伺ってるんですが、その後ですね、予土線を巡って、JR四国の方から現在までにですね、愛媛県の方に再度、何かそういう話をしたいというようなアプローチというのは、ありましたでしょうか。

 

(知事)

JR四国はですね、議論の入口には立ちたいとしながらも、再構築協議会の設置を前提にしたものではないというふうな見解でありますことから、国の制度である再構築協議会における議論は、現段階で検討の俎上(そじょう)には乗っていないということでございます。

また、1月30日のJR四国の社長会見で「利便性の向上および利用促進にともに取り組んでいきたい。」という発言もいただいておりますので、まずは利用促進に全力で取り組むという段階だと思ってます。

 

(読売新聞)

知事、お話いただいた再構築協議会ですけれども、こちら、昨年の10月に施行されましてですね、実際に存廃だけでなくてですね、収支の改善策とか利用促進についても一応議題にはなりうるという会議体だそうですけれども、この協議会という枠組みについて、現時点で知事がどのような評価というか、印象を持ってらっしゃいますか。

 

(知事)

そうですね。元々ですね、何度も知事会でも発言してきたんですけれども、本当に鉄道がどうあるべきなのか、特に分割民営化、その検証、そして社会情勢の変化に伴って、その判断が果たして継続できるのかどうか、特にJR四国とJR北海道は、収益柱(ばしら)である新幹線事業を持っていないという特別な構造でありますから、これはもう本当に、国が考えるべきテーマだと思います。というのは、さっきも触れましたけれども、社会インフラ、なんていうのですかね、道路と同じでありますから、この基本のところの国の議論を踏まえた上で、さあどうするかっていうのが筋道ではないかなというふうに個人的に思っています。

 

(読売新聞)

知事としては、そういう再構築協議会という仕組みはあるけれども、以前からおっしゃってるように国がまずは(議論すべきと)。

 

(知事)

そうですね、はい。

 

(読売新聞)

というところですね。ありがとうございます。

 

(愛媛新聞)

すみません、愛媛新聞です。先ほど芸備線の動きについては、承知しているという話あったと思うのですけれども、3月の下旬に再構築協議会が、多分開かれる予定になっておりまして、知事、ここではまだ、多分、流れであるだとか今後の議論の段取りみたいなところの説明になるとは思うのですが、この芸備線の議論の結果がどのように愛媛にも波及してくるのか、全国的にもいろんな自治体が注目していると思うので、そこをちょっとお伺いしたいのですけれども。

 

(知事)

そうですね。やはり個々の路線は置かれている立場も違いますので、コメントすることはできないと思いますけれども、客観的に見てこの芸備線っていうのを調べてみると、広島の備後庄原駅から岡山の備中神代駅まで(が対象区間で)、距離で70キロとなっていました。1日あたりの平均利用者数、いわゆる輸送密度は全国でも非常に少ない区間で、例えば2022年の輸送密度を見ますと、この路線、20人から多いところで90人ぐらい。予土線は220人ということでございます。それから営業係数、これも2022年度、100円の収入を得るために必要な経費ですよね。これ、予土線1718円と言われていますが、こちらの路線は1万5516円と、10倍ぐらいかかるということなので、これが客観的な数字としてはお知らせしておきたいと思います。

 

(愛媛新聞)

すみません、そうすると、規模感であるだとか、地域の状況が違うと思いますけれども、即座にここの議論が他の地域でも反映されるとか、波及するとか、そこまではお考えではないということでしょうか。

 

(知事)

中国地方は、また逆にさっき言った新幹線という収益事業も持っていますし、やはり置かれている状況は全く異なっていると思いますね。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

各社さん他によろしいでしょうか。それでは、代表質問以外で質問のある社はお願いします。それでは、これで会見を終わります。

 

(知事)

はい、どうもありがとうございました。

 

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

 


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